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ロール to ロール加工でのラミネーティングプロセスの問題点とその対策

ロール to ロール加工でのラミネーティングプロセスの問題点とその対策

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ラミネーティングのロールtoロール連続生産プロセスにおける不具合・不良・ロス軽減のためのシステムをわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2012年4月24日(火) 10時30分16時30分

受講対象者

  • ロール to ロール加工に関連する技術者 (生産設計、生産・製造技術、品質管理、工程検査) など
    • フィルム (光学フィルム・太陽電池関連フィルム・包装など)
    • シート (発泡シートなど)
    • パイプ・ホース・チューブ
    • 土木・建材用異形押出品
    • 電池セパレータ
    • 高機能複合材料 (ナノコンポジット)
    • 機能性薄膜・フィルム
    • 食品
    • トイレタリー分野
    • 押出機 など

修得知識

  • ラミネーティングの有るべき生産・工程管理
  • ラミネーティングの問題点と最適化
  • ラミネーティングの品質作り込み
  • ラミネート製品の市場クレームの速やかな対応

プログラム

 コーティング、プリンティング、ラミネーティング、スリッテイングなどのコンバーティングに見られるロールtoロール連続生産プロセスでは、不具合、不良、ロス、ムダ削減のために、加工スタート時点から良品を作り込んでいかなければいけない。そのためには、その生産システムを考え、進めて行く必要がある。ここではラミネーティングのロールto ロール生産プロセスとあるべきシステムを、 図を中心にポイントを挙げ、分かり易く解説します。
 生産設計、生産・製造技術、品質管理、工程検査の方々に参加していただき、何かのヒントになればと考えます。

  1. ロール to ロール加工プロセスでのラミネーティングの有るべき生産・工程管理
    1. 流れ生産と連続生産 (ロールtoロール) との違い、そこで生まれる問題点
    2. 生産管理と工程管理とは、その流れは
      1. 生産管理と工程管理とは
      2. ラミネーティングにおける主な生産管理の流れ
      3. ラミネーティングにおける主な生産スタートと工程管理の流れ
    3. ラミネーティングにおける生産技術と製造技術とは、その関係は
    4. ラミネーティングにおける固有技術と管理技術はどちらを優先するか
    5. ラミネート加工プロセスでは、部分最適と全体最適ではどちらで進めるべきか
  2. ロールtoロール加工プロセスであるラミネーティングでの問題点と最適化
  3. ロールtoロール加工プロセス (ラミネーティング) での品質作り込み
    1. 工程中に良い品質を作り」込むためには
    2. ロールtoロールの連続生産品質はスタートで決まる
    3. 不具合を「入れない、作らない、出さない」
    4. なぜ品質不良は無くならないのか、前工程で品質を作りこむ
    5. 現場での「決め事」がなぜ必要か
    6. 不具合品の発生を各工程にフィードバックする、その方法は
  4. ロールtoロール加工プロセスでのラミネーティングの「モノづくり」
    1. ロールtoロールでの「モノづくり」とは
    2. 多品種少量生産にどのようにして対応する (2,000, 4,000m)
    3. 当たり前のことを当たり前に行うには
      1. 三現主義 (現場、現物、現実 )
      2. PDCAの実施
      3. トラブルの履歴と共有化 (再発防止)
    4. 作業手順と作業技術の暗黙知から形式知へ
    5. 暗黙知から形式知へどのように行う
    6. 現場作業者までへの製品情報の提供
    7. 真実と事実による「モノづくり」、なぜ大切か
    8. 何が製造を難しくしている
    9. 最終歩留による管理体制を採っているか
    10. 連続生産システム (ロールtoロール、ラミネーション ) での安定した品質を得るためには
    11. 5Sをラミネート工程にどのように採り入れるか
    12. ラミネート製品の現品管理の必要性
    13. いくらやっても儲からない、どうしてか
    14. スタート前の作業をどのように進め、コントロールする
    15. 安価な製品と高額製品の生産方式の違いは
  5. ラミネート製品の市場クレームの速やかな対応 (そのための基本)
    1. ロールLot No の付け方
    2. ロット管理による速やかなクレーム処理 (Ⅰ 日報上)
    3. ロット管理による速やかなクレーム処理 (Ⅱ 製品ロット上)
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

ドーンセンター

4F 中会議室3

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
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本セミナーは終了いたしました。

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