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ゲノム編集技術の基礎と応用

ゲノム編集技術の基礎と応用

~疾患モデル動物作製や遺伝子治療への応用まで~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年8月27日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • CRISPRゲノム編集技術の基礎
  • CRISPRゲノム編集技術でできることと課題
  • ゲノム編集動物 (疾患モデル動物等) の作製法
  • ゲノム編集技術の各分野への応用例

プログラム

 ゲノム編集技術の登場により、様々な生物種で極めて簡単に遺伝子改変を行うことが可能になりました。特に、ガイドRNAとCas9タンパク質という2つの要素から構成されるCRISPR-Cas9系は、その設計の容易さから研究者の間で急激に広まり、汎用的な技術となっていきています。
 本セミナーでは、CRISPRゲノム編集技術の基礎的な知識や設計法から、それを用いていかにゲノム編集動物モデルを作製するかなどについて、演者のこれまでの経験をもとに自身が開発した独自の技術にも言及しつつ解説します。また、日々進化を続けるゲノム編集技術に関して、その改良・発展型のツールや、遺伝子治療を含めた各分野への応用に至るまで、最新の情報を紹介します。ゲノム編集技術について勉強を始めたい方から、実際に実験に利用したい方、疾患モデル動物作製等に興味のある方 (自分自身で作製されたい方も含めて) まで、参考となる情報を提供できればと思います。

  1. ゲノム編集の基礎
    1. ゲノム編集とは
    2. トランスジェニック技術と遺伝子ターゲティング法
    3. Zinc Finger Nucleases
    4. Transcription Activator-Like Effector Nuclease
    5. CRISPR-Cas9
    6. CRISPRの種類
    7. DNA修復機構 (NHEJとHDR)
  2. 遺伝子ノックアウトと遺伝子ノックイン
    1. 遺伝子ノックアウト
    2. 遺伝子ノックイン
    3. gRNAの設計
    4. ドナーDNAの設計
    5. ゲノム編集溶液の調製
  3. ゲノム編集動物作製法
    1. 顕微注入法
    2. in vitroエレクトロポレーション法
    3. i-GONAD法
    4. ノックイン動物作製 (Easi-CRISPR法を中心に)
    5. コンディショナルノックアウト動物作製
    6. ヒト型変異動物 (疾患モデル動物) 作製
    7. 得られた個体の遺伝子型判別
  4. ゲノム編集技術の課題
    1. オフターゲット作用
    2. 標的配列の制限
    3. デリバリー法
    4. モザイク現象
  5. CRISPR関連の各種ツールと応用
    1. dCas9とCas9ニッカーゼ
    2. 高精度Cas9
    3. PAM改変Cas9
    4. Base editorとPrime editor
    5. 遺伝子発現制御への応用
    6. 小型のCasタンパク質
    7. Cas9以外のCRISPRツール
  6. ゲノム編集技術の応用
    1. 畜産・養殖動物・作物への応用
    2. 診断ツールとしての応用
    3. 疾患の遺伝子治療への応用
    4. 遺伝子治療法の課題

講師

  • 大塚 正人
    東海大学 医学部 基礎医学系 分子生命科学 遺伝子工学・ゲノム編集研究室
    教授

主催

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受講料

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: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
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: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

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ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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