技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ディスプレイ用光学フィルムの技術動向と開発のポイント

有機EL・車載ディスプレイ・タッチパネル用途に向けた

ディスプレイ用光学フィルムの技術動向と開発のポイント

大阪府 開催 会場 開催

開催日

  • 2020年2月3日(月) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 光学フィルム、ディスプレイ材料開発者
  • 光学フィルムに関心があるディスプレイ関連メーカーの方

修得知識

  • 光学フィルム (特にディスプレイ用途) の基礎事項
  • 光学フィルムの現状技術と将来技術
  • 新しい光学フィルム開発のヒントとなる考え方

プログラム

 ディスプレイ用光学フィルムの盟主である偏光板の現状技術や期待される将来技術に加えて、各種ディスプレイに共通的に使用できる反射防止技術視野角補償板、複屈折フリーフィルム、OCAフィルムに加えて、車載ディスプレイ、有機EL、タッチパネルに固有のフィルムについてもその要求特性や開発技術について概説する。合わせて、新しい光学フィルムを開発するためのヒントやその進め方等についても紹介する。

  1. ディスプレイ用光学フィルムの盟主「偏光板」の現状技術と将来技術
    1. 偏光板の現状
    2. 偏光板に求められる主な特性とディスプレイに与える効果・製造因子等
    3. 標準偏光板の課題と対策
    4. LCDの構成例と現状技術、将来必要とされる材料等
    5. 高耐久偏光板
    6. 超高耐久偏光板
    7. 薄膜偏光板
    8. インセル偏光板
  2. 車載ディスプレイやその他ディスプレイに共通する光学フィルム、材料
    1. 反射防止Ⅰ (表面反射光) 用光学フィルム
    2. 反射防止Ⅱ (内面反射光) 用光学フィルム
    3. 視野角補償板
    4. 複屈折フリーフィルム、ガラス代替フィルム基板
    5. OCAフィルム (透明粘着フィルム)
  3. 車載ディスプレイの種類と必要な光学フィルム
  4. 有機ELのトレンドと必要な光学フィルム、材料
    1. LCDから有機ELへの転換はすすむのか
    2. 有機EL用途に必要な光学フィルム
    3. 有機ELの将来の形態
  5. タッチパネルの種類、トレンドと必要な光学フィルム、材料
    1. タッチパネルの種類とその特質
    2. タッチパネル用途に必要な光学フィルム
    3. タッチパネルの問題点と将来の形態
  6. 新規光学フィルム開発のポイント
    1. 新規光学フィルムを開発するための指針
    2. 液晶材料の活用 (液晶を制するものは液晶!)
    3. 自己組織化技術の活用
    4. 発想の転換
    5. 超多層化技術
    6. ナノ技術、ナノ材料の活用
    7. 自然現象に学ぶ (バイオミティクス)
    8. (ディスプレイ) の将来技術を念頭に
      1. 新しいディスプレイが新しい光学フィルムを生み出す
      2. 室内環境下でも視認性をよくする反射型表示装置
      3. 新しい反射型表示装置の可能性と必要な技術

会場

大阪産業創造館

5F 研修室A

大阪府 大阪市 中央区本町1丁目4-5
大阪産業創造館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2024/4/22 トプコングループ
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/12/21 メタバースを支えるディスプレイおよび部材の動向
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/4/6 Society 5.0 時代を切り開くデバイス・部材・製造装置
2021/8/30 ディスプレイデバイスの世代交代と産業への衝撃
2021/6/30 VR/AR技術における感覚の提示、拡張技術と最新応用事例
2021/4/30 次世代ディスプレイと非接触デバイス
2021/3/31 スマートウィンドウの進化と実用化
2020/10/29 最新ディスプレイ技術トレンド 2020
2020/10/21 AR/VR/MRマイクロディスプレイ世界の最新業界レポート
2020/7/29 フラットパネルディスプレイ (FPD) を支える高機能材料と製造装置
2019/10/30 最新ディスプレイ技術トレンド 2019 (ebook)
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/11/30 EV・HEV向け電子部品、電装品開発とその最新事例
2018/10/5 車載用デバイスと構成部材の最新技術動向
2018/10/5 コネクティッド社会へ向けたディスプレイおよび高信頼性化技術の最新動向
2018/7/12 スマートウィンドウの基礎と応用