技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プラスチックフィルムの表面処理・改質と接着性の改善・評価技術

プラスチックフィルムの表面処理・改質と接着性の改善・評価技術

~表面処理によって何が起こるのか / 多くの表面処理法のメリット・デメリットを解説 / 表面処理と接着力の関係を具体的に知る~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年10月19日(金) 10時30分16時30分

修得知識

  • 表面処理の基礎
  • 官能基の存在と接着力
  • 多くの表面処理法のメリット、デメリット
    • コロナ処理
    • 低圧プラズマ処理
    • 大気プラズマ処理
    • 火炎処理
    • 紫外線処理
    • シランカップリング剤処理
    • イソシアネート処理
    • グラフト処理など
  • 表面処理と接着力の関係

プログラム

 最近では高分子材料が単独で用いられることは少なくなっていて、異なった高分子同士の積層、繊維や金属等との複合材料化などが行われている。また、塗料のコーティングなども頻繁に行われている。これを達成するためには、無論接着剤も必要なことが多いが、高分子自身の表面改質が必須の条件である。
 本セミナーでは多岐にわたる表面処理について演者の経験を基に解説する。

  1. 表面と接着
    1. 接着の機構
      1. 分子間力
        • 水素結合力
        • ファンデアワールス力
        • ファンデアワールス力による接着技術
      2. 化学結合力
        • シランカップリング剤処理
        • イソシアネート処理
        • エポキシ処理
    2. 接着の条件
    3. 接着への影響因子
      1. 表面脆弱層
      2. 鋼板の表面
      3. 表面洗浄
    4. ぬれと接着
      1. Youngの接触角
      2. Zisman プロット
      3. 臨界接触角
    5. 官能基と接着力
      1. 官能基の種類
      2. 官能基のでき易さ
      3. 接着力に関する官能基の序列
    6. 表面粗さ
      1. 表面粗さの定義
      2. 観察法
      3. 凹凸効果
      4. 施錠効果
  2. 表面処理法の基本
    1. 表面処理と接触角
    2. コロナ処理
      1. 処理の状況
      2. 処理雰囲気効果 – 湿度
      3. 処理雰囲気効果 – ガス
    3. 低圧プラズマ処理
    4. 大気圧プラズマ処理
    5. 火炎処理
      1. 処理の実際
      2. イトロ処理
    6. シランカップリング剤処理
      1. 処理法の実際
      2. 濃度効果
      3. 処理の例
    7. グラフト化
      1. ラジカル生成
      2. グラフト化の実例
    8. 新手法によるポリオレフィンの接着
    9. 表面処理に伴う分子構造変化
      1. 水酸基、カルボニル基、カルボキシル基
      2. アミノ基
      3. 経時変化
  3. 表面処理状態の確認
    1. X線光電子分光法 (XPSまたはESCA)
      1. XPSの原理
      2. 装置と測定条件
      3. スペクトルの実例
      4. スペクトル解析 – 波形分離法
      5. スペクトル解析 – 化学修飾法
      6. 官能基の定量分析
    2. 赤外分析法
      1. 原理と全反射赤外法 (ATR)
      2. 赤外法のメリット・デメリット
    3. TOF – SIMSによる表面分析
    4. 原子間力顕微鏡 (AFM) による表面粗さ測定
    5. 和周波発生分光法 (SFG)
  4. 表面処理の実例
    1. ポリエチレンのラミネートフィルム作製
    2. ポリプロピレンへの塗料の接着性改善
    • 質疑応答

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

6F 中会議室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/27 高分子材料の物性分析、分子構造解析技術の基礎と材料開発、物性改善への応用 オンライン
2026/2/27 生体親和性材料の界面設計・評価・スクリーニング オンライン
2026/2/27 フィルム延伸の基礎と過程現象の解明・構造形成、物性発現・評価方法 オンライン
2026/2/27 塗料用添加剤の基礎と使い方・選定のポイント オンライン
2026/2/27 ポリウレタンの基礎、分析技術と力学物性制御および高機能化・高性能化 オンライン
2026/3/2 PFAS規制の最新動向および代替技術の開発動向 オンライン
2026/3/3 プラスチック用添加剤の作用機構と使い方 オンライン
2026/3/4 塗料・塗装・塗膜の基礎 (含:ライン工程) と塗膜製品の欠陥 (発生メカニズムと対策) 東京都 会場
2026/3/4 プラスチック射出成形の基礎とトラブル対策 オンライン
2026/3/4 プラスチック材料の高次構造・力学物性の制御・解析手法 オンライン
2026/3/5 基材への塗布層の形成、コーティング液の塗布技術 オンライン
2026/3/5 水素バリア材料の開発と評価 オンライン
2026/3/5 ポリマーの生分解性評価と生分解性ポリマーの高性能化・高機能化 オンライン
2026/3/5 素材事業の中期R&D、新規事業テーマ探索の進め方 オンライン
2026/3/6 高分子劣化のメカニズムと添加剤による対策や材料分析技術 オンライン
2026/3/6 測定・評価技術から取り組む薄膜の剥離・密着性の改善と制御 オンライン
2026/3/6 プラスチック射出成形の基礎とトラブル対策 オンライン
2026/3/6 基材への塗布層の形成、コーティング液の塗布技術 オンライン
2026/3/6 高剪断成形加工技術の原理・新材料創製・量産化 オンライン
2026/3/6 XPSの基礎と測定・解析テクニック オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/30 非フッ素系撥水・撥油技術の開発動向と性能評価
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組