技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

脳波のフラクタル性に基づいた感性ロボット制御技術

脳波のフラクタル性に基づいた感性ロボット制御技術

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年9月14日(金) 13時00分 17時00分

プログラム

 当研究グループでは、これまでにカオス・フラクタル理論に基づいた異分野融合型研究を展開し、その一環として、感性を付加価値とした商品開発を目指すと共に、喜怒哀楽といった感情 (浅い感性) に留まらず、ストレスや軽快感、清涼感、安心感、快感、爽快感といった高次感性 (深い感性) を計測することに挑戦してきた。このような感性情報計測技術は、“性能”、“価格”、“品質”に次ぐ、第4の商品価値とパラダイムをもたらし、産業界に“感性価値”という新基軸を確立するものと期待されている。
 一方、IoTやAIの産業界への浸透が進む中、ヒトとロボットのインターフェースとして、上記の感性計測技術の応用が期待されている。とりわけ、ヒトの感情をくみ取りインタラクティブにロボットを制御可能とする次世代のブレインアフェクティブインターフェースについて幾つかの事例を紹介する。

  1. カオス・フラクタル理論の基礎
  2. 生体信号解析への応用
  3. 感性計測の基礎
  4. 製品開発事例の先端研究の事例紹介
    1. 脳直結型制御
    2. 感情を表現できるロボットの実現に向けて
    3. 車椅子制御への応用
    4. 総括
  5. まとめ・質疑応答

講師

  • 中川 匡弘
    長岡技術科学大学 大学院工学研究科 技術科学イノベーション専攻
    教授

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,000円 (税別) / 49,680円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 61,560円 (税込) (3名まで受講可)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/2 脳波計測・処理・解析・機械学習の基礎と応用および脳波データの活用方法 オンライン
2024/5/9 ウェアラブル生体情報センシングと感覚フィードバックを組み合わせたサービス展開 オンライン
2024/5/20 色と質感の感性評価 オンライン
2024/5/21 基礎からわかる生体信号の計測と情報解析・データマイニングのコツ オンライン
2024/5/24 商品開発のための感性・官能評価用アンケート設計と物性値への落とし込み オンライン
2024/5/28 自動車シートの座りを人間工学の眼で観る オンライン
2024/5/29 非侵襲脳機能計測法を用いた神経科学の基礎とウェアラブル脳波計の最新動向・脳波の計測手法 オンライン
2024/5/30 官能評価における脳波計測の基礎 オンライン
2024/6/25 感性評価における個人差の考え方と解析のポイント オンライン
2024/6/25 ミリ波・マイクロ波レーダによる非接触生体センシング技術 オンライン
2024/6/26 生体計測による感情推定技術と応用事例 オンライン
2024/7/5 手触り感・触覚認知のメカニズムと触感評価ノウハウおよび材料・商品開発への落とし込み オンライン
2024/7/8 色彩を活用した印象表現による商品パッケージの作成と商品検索推薦への応用 オンライン
2024/7/19 色彩を活用した印象表現による商品パッケージの作成と商品検索推薦への応用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/30 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用
2023/3/31 “使いやすさ”の定量評価と製品設計への落とし込み方
2021/11/30 ヒトの感性に寄り添った製品開発とその計測、評価技術
2021/6/30 人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明
2021/2/26 高級感を表現する要素技術と評価法
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2018/6/30 ヒトの感性に訴える製品開発とその評価
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2017/5/31 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
2015/6/26 2015年版 民生機器用蓄電池市場の実態と将来展望
2014/10/27 化粧品に求められる使用感の共有と感性価値の数値化・定量化
2014/9/25 サービスロボット 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/9/25 サービスロボット 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/10 生体信号処理技術(脳波) 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/10 生体信号処理技術(脳波) 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/16 「ロボット技術の用途、機能、構造等主要観点別開発動向と参入企業の強み、弱み分析」に関する技術開発実態分析調査報告書
2013/7/16 「ロボット技術の用途、機能、構造等主要観点別開発動向と参入企業の強み、弱み分析」に関する技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)