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中長期的研究開発テーマの創造手法

中長期的研究開発テーマの創造手法

~未来洞察アプローチを活用した新規テーマ創造~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、未来を予測し新規の研究開発テーマの創出に繋げるため、未来洞察アプローチを活用したテーマ創造手法を解説いたします。

開催日

  • 2016年12月9日(金) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 新規事業・研究開発テーマを創造することを担っている方

修得知識

  • 世界的に創造的な企業の経営施策
  • 新規事業・研究開発テーマを創造しようとする日本企業の背景やニーズ
  • 新規事業・研究開発テーマを創造する手法

プログラム

 新規テーマの創造プロジェクトはいつでも様々な困難を伴うもので、どれだけ長く従事していても試行錯誤の繰り返しです。成果の期待値が高い新規テーマの創造のため、汎用的に活用でき、かつ、企業の事情に合った個別解を提供しうる手法を試み続けてきました。
 今回のセミナーでは主に、現在、多くの大手企業に導入いただいている「未来洞察アプローチを活用したテーマ創造」手法を紹介します。
 未来予測には様々な手法がありますが、同時に、未来「予測」は自社のテーマ創造には「使えない」との声を多数頂戴していました。そこで、『未来を知ろうとする、自らが未来を創ろうとする過程での「新たな気づき」があってこそ、未来の非連続性や不確実性を自社の戦略策定や事業・研究テーマ創造の源泉として活用可能になる』と考え、未来「洞察」を実践しています。なぜ未来洞察に至ったのか、未来洞察とは何か、未来洞察によってどのような成果が期待できるかなどを、コンサルティングの実践事例を交えてお話します。

  1. 自己紹介
    1. 技術経営の定義
    2. 技術経営の全体像とイノベーション
    3. イノベーションの定義
    4. イノベーションの階層とトップ企業が転落する要因
  2. Global Innovative Companiesからイノベーションマネジメントを学ぶ
    1. 日本企業は全滅? イノベーションの2階建て
    2. イノベーションマネジメントの施策の整理
    3. イノベーションマネジメントのフレーム
      1. 社内人材依存
      2. インプットする情報のオープン化
      3. アイデア出しのオープン化
      4. Frugal/Reverse Innovation
  3. 事例:未来予測を活用した新規テーマ創造プロジェクト
    1. クライアントニーズ:未来起点の研究開発テーマを作りたい
    2. プロセス
    3. アウトプットイメージ
    4. タスクと役割分担
    5. プロジェクトからの学び
      1. 有識者は、線形予測の専門家
      2. 有識者は、メンバーの頭を喚起しない
      3. 分析的思考では、アイデアが出ない
      4. 「自社ならでは」を織り込むプロセスが必ず必要
    6. 学びによってもたらされた新たな問い
  4. 未来洞察を活用した新規テーマ創造
    1. 未来洞察の基本フレーム
      1. 未来洞察のフレーム×ワークショップ×コンサルティング
      2. 未来洞察の効用
      3. 未来洞察導入企業の声
    2. 未来洞察の構成要素
      1. 未来イシュー
        1. 未来イシューとは何か
        2. 未来イシューの作り方
        3. 未来イシューのアウトプットイメージ
      2. 社会・業界変化仮説
        1. 仮説作成のためのスキャニング手法とは何か
        2. スキャニングマテリアルの作り方
        3. スキャニングマテリアルを使った社会・業界変化仮説の作り方
        4. 社会・業界変化仮説のアウトプットイメージ
      3. 未来洞察マトリクスによる強制発想
        1. 未来洞察マトリクスとは何か
        2. 未来洞察マトリクスの使い方
        3. 未来洞察マトリクスを使ったアイデアのアウトプットイメージ
      4. 未来洞察ワークショップ
        1. ワークショップのカリキュラム
        2. 未来洞察ワークショップにおけるファシリテーターの役割
        3. 未来洞察ワークショップにおけるファシリテーターの勘所
    3. 未来洞察の導入にあたっての事前確認事項
      1. 戦略目標と事業特性に応じた未来予測手法の使い分け
      2. クライアントメンバー構成と役割分担
      3. 未来イシューとスキャニングの領域設定
  5. 事例紹介:未来洞察を活用した新製品・新規事業開発プロジェクト (3社程度)
    1. 未来洞察を導入した背景・ニーズ
    2. 戦略目標と事業特性
    3. クライアントメンバー構成と役割分担
    4. プロジェクトのプロセス
    5. アウトプットイメージ
    6. 未来洞察導入の意義
  6. おわりに
    • 質疑応答

講師

  • 時吉 康範
    株式会社 日本総合研究所 未来デザイン・ラボ
    ディレクター 兼 プリンシパル

会場

東京流通センター

2F 第3会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

配布する書籍

副読本として「 新たな事業機会を見つける「未来洞察」の教科書 」を配布いたします。

新たな事業機会を見つける「未来洞察」の教科書

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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