技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

濃厚分散系の分散・凝集・安定性評価

濃厚分散系の分散・凝集・安定性評価

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、微粒子やナノ粒子からなる高濃度分散系における分散性・分散安定性の評価項目について、評価のポイントと種々の評価手法を解説いたします。

開催日

  • 2016年4月14日(木) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 微粒子・粉体に関連する技術者
    • 医薬品
    • 食品
    • 化粧品
    • セラミックス
    • トナー
    • 肥料
    • 化学原料
    • 電子材料
    • 金属材料
    • 電池材料
    • 粉末治金 など
  • 微粒子・粉体を扱う入門者、初心者、これから粉体を扱う方

修得知識

  • 濃厚分散系の分散・凝集評価の基礎
  • 濃厚分散系の分散安定性評価

プログラム

 微粒子やナノ粒子からなる濃厚分散系、すなわちスラリーやペーストをシートやバルク状の成形体に形成する工程は、近年、エレクトロニクス分野やエネルギー材料分野などの先端材料に関係する幅広い分野において活用されている。例えば、プリンテッドエレクトロニクス分野では、ITOナノ粒子や銀ナノ粒子のインクやペースト状の分散液が良く用いられるが、それら粒子に対して、超微粒子化と高分散安定性を兼ね備えることが必要とされている。
 一般に、「粒子の分散性」という言葉には、大別して 1) 微粒子化の程度と 2) 分散安定性、の二つの意味が含まれているため、評価を行う際にも誤解を生じる場合が少なくない。したがって、評価を行う際には、 1) 分散性=微粒子化の程度を評価する必要があるのか、 2) 分散安定性=分散状態の経時変化速度を評価する必要があるのか、を意識して区別しておく必要がある。
 本講では、この二つの評価項目について、微粒子やナノ粒子からなる高濃度分散系における評価の重要性ならびに種々の評価手法を紹介する。とくに濃厚系の「分散」でお困りの技術者にご聴講をお勧め致します。

  1. 第1部 濃厚分散系の分散・凝集評価の基礎とその実際 – 分散性評価を中心に –
    1. 濃厚分散系の分散・凝集評価の基礎
      1. 濃厚系の特徴と評価に対する注意点
      2. 分散性と分散安定性の定義とは? – 実用系で観察される現象とそれへの対策 –
      3. 分散性とその新しいパラメータHDP (Hansen Dispersibility Parameter)
      4. 分散安定性とその安定化機構 – 何を評価すればよいか?予測は可能か? –
      5. 分散性・分散安定性評価法概論 – 濃厚系のまま希釈せずに評価する最新手法 –
    2. 分散性評価法 – その1:超音波スペクトロスコピーによる評価 –
      1. 超音波スペクトロスコピーによる評価概論 (濃厚系で使える唯一の粒度分布評価法)
      2. 超音波スペクトロスコピーの原理
      3. 超音波スペクトロスコピーを用いた分散性 (微粒子化過程) 評価と分散状態
      4. 濃厚分散系の粒度分布評価方法とその実用例の紹介
    3. 分散性評価法 – その2:自然沈降分析法ならびに遠心沈降分析法による評価 –
      1. 沈降分析法による粒子径分布評価 I (微粒子化の程度を高分解能の粒子径分布で見る!)
      2. 沈降分析法による粒子径分布評価 II (微粒子化のし易さの程度を粒子表面の濡れ性 (HDP) で見る!)
      3. 自然沈降分析法と遠心沈降分析法の原理
      4. 自然沈降分析法と遠心沈降分析法を用いた分散性評価の実例紹介
    4. 分散性評価法 – その3:パルスNMRによる評価 –
      1. パルスNMR法による界面特性評価と分散性との関係
      2. パルスNMR法の原理 – NMRで何を測って、何が分かるの? –
      3. パルスNMR法による分散性評価の実例紹介 – 超高感度な評価 –
  2. 第2部 濃厚分散系の分散安定性評価の基礎とその実際
    1. 分散安定化機構と濃厚系に適用可能な分散安定性評価法
      1. 分散安定化機構とDLVO理論
      2. 濃厚系の特徴と濃厚系に適用可能な分散安定性評価法概論

講師

  • 武田 真一
    武田コロイドテクノ・コンサルティング株式会社
    代表取締役

会場

東宝土地 株式会社 高橋ビルヂング
東京都 千代田区 神田神保町3-2
東宝土地 株式会社 高橋ビルヂングの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,111円 (税別) / 49,800円 (税込)
複数名
: 36,111円 (税別) / 39,000円 (税込)

案内登録割引・複数名同時申込割引

S&T出版からの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。

  • STbook会員登録を希望する方
    2名様まで 43,796円(税別) / 47,300円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 33,796円(税別) / 36,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,796円(税別) / 47,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 43,796円(税別) / 47,300円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 77,592円(税別) / 83,800円(税込)
  • STbook会員登録を希望しない方
    2名様まで 46,111円(税別) / 49,800円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 36,111円(税別) / 39,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,111円(税別) / 49,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,111円(税別) / 49,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 82,222円(税別) / 88,800円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/6/1 コロイダルシリカの分散・凝集制御と表面化学の最前線 オンライン
2026/6/3 スラリーの分散状態の制御と評価技術 オンライン
2026/6/5 粉体の付着・固結・閉塞 (詰まり) ・滞留 (たまり) ・ 分離偏析 (かたより) ・摩耗・粉体設備トラブルの原因と予防・対策 オンライン
2026/6/10 銅ナノインク・ペーストの開発と配線・接合材料への応用 オンライン
2026/6/11 ファインセラミックス高機能化に向けた成形プロセスの基礎と応用 大阪府 会場
2026/6/11 スラリーおよび樹脂中の粒子の分散安定化と塗膜の特性向上の実務 オンライン
2026/6/15 スラリーを上手に取り扱うための総合知識 オンライン
2026/6/16 乳化重合・懸濁重合の重合反応の制御と機能性微粒子の合成 オンライン
2026/6/16 ナノフィラーの高分散・充填化技術の基礎と機能性ナノコンポジットの開発動向 オンライン
2026/6/18 有機溶媒/樹脂中における微粒子・ナノ粒子の分散安定化と応用例 オンライン
2026/6/19 粉体装置・設備の設計、エンジニアリングとトラブル対策 オンライン
2026/6/23 粉体の付着・凝集・流動メカニズムとその評価、トラブル回避の考え方 オンライン
2026/6/23 静的/動的光散乱法による液中の分子、粒子の測定とサンプル調製 オンライン
2026/6/24 粒子分析に必要な物理化学の基礎から分析方法・実際の評価事例まで オンライン
2026/6/25 粒子分析に必要な物理化学の基礎から分析方法・実際の評価事例まで オンライン
2026/6/26 無機ナノ粒子の総合知識 東京都 会場・オンライン
2026/6/26 水系分散における粒子・分散剤の評価と選定、トラブル対策 オンライン
2026/6/26 高熱伝導材料の基礎と熱マネジメント技術 オンライン
2026/6/29 有機溶媒/樹脂中における微粒子・ナノ粒子の分散安定化と応用例 オンライン
2026/6/29 基礎から学ぶフィラー活用術とサステナブル社会を支える複合材料への展開 オンライン