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技術進展により多様化する加飾の最新動向と新展開

技術進展により多様化する加飾の最新動向と新展開

~機能性付与加飾への発展と、塗装レス加飾のニーズへの対応、CFRTP加飾の現状~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年3月29日(火) 10時30分16時30分

受講対象者

  • プラスチック加飾に関連する技術者、研究者、管理者
    • 住宅・建築材料
    • モバイル機器
    • 自動車 など

修得知識

  • プラスチック表面加飾技術全般の最新の動向

プログラム

 最近、プラスチックの加飾は、単なる加飾から、「機能性付与加飾」へと発展し、また、「塗装レス加飾」が注目され、「自動車外装への展開」「繊維複合熱可塑性樹脂への加飾」も関心が持たれるようになっている。個別加飾技術の中では、塗装レス加飾技術として、NSD 、フィルム加飾、インクジェット印刷が注目されている。さらに、フィルム加飾技術の中では、インモールド加飾と比較して数々の特徴があるオーバーレイ成形が注目され、採用が急拡大している。
 本講演では、フィルム貼合・転写加飾、NSD、インクジェット印刷を中心に他の加飾技術も含めた加飾全般の現状、最近の動向を多くのサンプル、写真を示しながら、具体的に解説する。また、今後の方向を予測する

  1. 加飾技術の概要
    1. プラスチックの加飾について
    2. 加飾技術の分類と位置付け
    3. 機能性付与加飾、塗装レス加飾のニーズについて
  2. NSD の展開
    1. 高外観原着樹脂による加飾
    2. デジタルシボによる加飾
    3. 金型表面高品位転写 (ヒート&クール他)
      1. 金型表面高品位転写技術の状況
      2. 代表的な金型表面高品位転写技術
  3. フィルム転写・貼合加飾成形の展開
    1. 加飾フィルム
      1. 加飾用基本フィルム
      2. 加飾フィルムの意匠表現、構成、バリエーション
      3. 注目される代表的な加飾フィルム
    2. 成形方法と採用事例
      1. インモールド加飾 (IM-D)
      2. アウトモールド加飾orオーバーレイ成形 (OMD or OLM)
      3. 成形方法の比較
    3. 機能性付与加飾例
    4. 自動車外装への展開の動き
      1. 欧州の状況
      2. 日本の状況
  4. 構造色加飾の開発と展開
    1. 構造色のしくみ
    2. プラスチックに用いられている構造色加飾
  5. ソフト表面加飾の進展
    1. 本格的なソフト表面加飾の現状
    2. ソフトフィール加飾の開発と展開
  6. 二次加飾
    1. UV硬化インクジェット印刷
    2. 曲面印刷
    3. 真空製膜、プレスサイト製膜
    4. その他の二次加飾
  7. 複合加飾技術
  8. 繊維複合熱可塑性樹脂への加飾
  9. 加飾の今後の展開
  10. 加飾関係の書籍、文献
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第1講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

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  • 2名様以上でお申込みの場合、
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
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