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エボラ出血熱におけるワクチン・治療薬開発

エボラ出血熱におけるワクチン・治療薬開発

~エボラウイルス研究の最前線で活躍する講師が語る~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、世界でのワクチンや治療薬の開発ポイントから解説し、エボラ出血熱におけるワクチン・治療薬開発についてのポイントを詳解いたします。

開催日

  • 2015年9月11日(金) 11時00分16時30分

修得知識

  • エボラ出血熱の疫学と治療の現状と有効な治療法
  • エボラ出血熱のワクチン開発の現状

プログラム

第1部. エボラ出血熱の疫学と治療の現状および有効な治療法

(2015年9月11日 11:00〜12:30)

  • エボラ出血熱の疫学
  • エボラ出血熱における各国の対応
  • エボラ出血熱の治療の現状
  • エボラ出血熱において現在有効とされている治療法
  • 日本における感染症の危機管理体制
  • エボラ対策の現状と問題点 など
    ※詳細なご講演内容は近日アップいたします。
  • 質疑応答

第2部. エボラ出血熱における治療薬開発

(2015年9月11日 13:15〜14:45)

西アフリカ・ギニアでエボラ出血熱の治療に使用されたアビガンは、抗インフルンザ薬として富山化学工業と開発した。広範囲の死亡率の高いRNAウイルスのRNA合成を阻害する非常に優れた活性と開発過程について解説する。

  • 化合物の構造と生体物質
  • ウイルスRNA合成の阻害機序の特徴
  • 耐性ウイルスの出現の可能性
  • 抗インフルエンザウイルス活性の優れた特徴
  • タミフルとのインフルエンザ感染動物での比較の結果
  • アビガンのエボラウイルスを含む致死性感染症に関する文献的考察
  • 質疑応答

第3部. エボラ出血熱のワクチン開発の現状

(2015年9月11日 15:00〜16:30)

エボラウイルスに有効なワクチンは、組換えウイルスを利用した3種類が臨床試験に供され、さらに、非臨床研究レベルでいくつかの候補ワクチンが開発されている。その効果や安全性について現状を議論する。

  1. 組換えウイルス
  2. ChAd3-ZEBOVの事例
  3. rVSV-ZEBOVの事例
  4. Ad26-EBOVMVA-EBOVの事例
  5. 不活化ウイルス粒子の事例
  6. 組換え5型アデノウイルスの事例
  7. 安全性と有効性の評価

講師

  • 木村 盛世
    医療法人財団 綜友会
    医学研究所所長
  • 白木 公康
    富山大学 医学部 臨床ウイルス学
    教授
  • 北村 義浩
    国際医療福祉大学 基礎医学研究センター
    教授

会場

株式会社 技術情報協会

セミナールーム

東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

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  • 2名様以上でお申込みの場合、
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
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