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生物電気化学の技術が生み出す新規バイオデバイスと実用化展望

生物電気化学の技術が生み出す新規バイオデバイスと実用化展望

~バイオ電池・バイオセンサ開発者には必修の、酵素電極反応の基礎と応用~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、デバイス開発に必要な酸化還元酵素反応と電極反応とを組み合わせた酵素電極反応に関する基礎を解説し、酵素電極を応用した自己血糖計測用バイオセンサや糖から発電するバイオ燃料電池の作動原理、デバイス構成や性能向上にむけたアプローチを紹介します。

開催日

  • 2015年4月15日(水) 13時00分16時30分

修得知識

  • 酵素電極反応の基礎と応用
  • バイオ燃料電池の作動原理

プログラム

 生体内の酸化還元反応を担う“酵素”の機能を電気化学的な観点から解明し、巧みにコントロールする技術は、電気で駆動する、あるいは電気を生み出す様々なバイオデバイスへの応用が可能であり、「環境・エネルギー」「健康・医療」といった分野での利用が期待されています。

  1. 酵素電極反応
    1. 酸化還元酵素とは
    2. メディエータ型電子移動反応
    3. 直接電子移動型反応
  2. バイオセンサ
    1. 糖尿病
    2. 自己血糖計測装置の現状
    3. センサのチップの構造と測定原理
    4. 電気化学反応と律速段階
    5. 測定妨害物質
    6. グルコース酸化酵素
    7. メディエータ
    8. 連続血糖計測
  3. バイオ燃料電池
    1. 電池の原理と特徴 (無機触媒を用いる電池との比較)
    2. アノード反応 (とアノードに用いる酸化還元酵素)
    3. カソード反応 (とカソードに用いる酸化還元酵素)
    4. 多孔質炭素材料の開発
    5. 印刷型バイオ燃料電池の開発
    6. バイオ燃料電池の応用と将来展望
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 辻村 清也
    筑波大学 数理物質系 物質工学域
    准教授

会場

東京都中小企業振興公社 東京都産業労働局 秋葉原庁舎

3F 第4会議室

東京都 千代田区 神田佐久間町1-9 東京都産業労働局 秋葉原庁舎
東京都中小企業振興公社 東京都産業労働局 秋葉原庁舎の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
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  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
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