技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

液系LIBの特性向上および劣化・不具合解析に向けた電極/電解液界面の観察技術と応用展望

液系LIBの特性向上および劣化・不具合解析に向けた電極/電解液界面の観察技術と応用展望

~SEM・TEM・SPMから動作中電池内部の可視光直接観察まで~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2026年7月24日〜30日を予定しております。
  • ライブ配信を欠席し、アーカイブ配信のみ受講をご希望の場合は、通信欄に「ライブ欠席、アーカイブのみ受講」とご記入ください。

概要

本セミナーでは、電池に関わる表面・界面を、ナノスケールからミリスケールに至るまで可視化する観察技術と手法を解説いたします。

開催日

  • 2026年7月23日(木) 13時00分 ~ 16時30分

修得知識

  • 走査プローブ顕微鏡の測定方法と応用
  • 透過電子顕微鏡の測定方法と応用
  • 電池内部観察手法とセルの使い方・応用方法

プログラム

 リチウムイオン電池の劣化を抑制し、耐久性や安全性、充放電特性などの性能を向上させる上で、電極材料や電極/電解液界面、さらには電池セルそのものに至るまで、幅広い時間・空間スケールで、現象を可視化することが求められる。他方で電池セルは、電極・電解液・セパレータからなる複雑系であり、またリチウムイオン電池の場合、電極自体も活物質粉末や結着材からなる合材箔である。したがって電池に関わる現象を可視化し、その機構を解明するためには、可視化のための技術や手法の開拓が必要となる。
 本講演では電池に関わる表面・界面を、原子レベル (ナノスケール) から試験用セル (ミリスケール) に至るまで可視化する、微細構造観察の技術と手法に関して、階層横断的に紹介する。また、実際に技術を利用する上での実験・解析の設計方法や考え方に関して、質疑を踏まえながら説明する。

  1. 閉じられた電池内部の劣化を目視で確認する可視光透過観察技術
    • 応用事例の紹介とチュートリアル
      1. 金属リチウム電池内部の諸現象を目視で観察可能な可視光透過電極の開発
        • 金属析出・溶解とガス発生の直接観察
      2. 観察用セルの使い方と応用例
        • 光学観察の方法
  2. 二次電池における電極/電解液界面の微細観察技術
    • ナノからマイクロまで
      1. 表面・界面観察に適した電池材料の試料作製方法
        1. 電池材料の単結晶基板作製法
          • 走査プローブ顕微鏡解析
        2. 電池材料の単結晶薄片試料作製法
          • 透過電子顕微鏡解析
      2. 走査プローブ顕微鏡による電池材料の表面観察
        1. 電極材料の原子分解能観察
          • 原子レベル表面構造解析
        2. 電極材料の ex-situ / in-situ 表面観察
          • 表面構造変化と劣化メカニズム
        3. 金属リチウム負極表面の液中オペランド観察
          • 機械物性マッピング
      3. 透過電子顕微鏡による電池材料の局所反応観察
        1. 二相共存反応の可視化
          • 相伝搬と核発生
        2. 相転移機構の原子レベル観察
          • 高分解能 TEM 観察
        3. 単一粒子内部の状態揺らぎの可視化
          • ナノスケール分光マッピング
      4. 走査電子顕微鏡による電極表面の状態マッピング
        1. 合材電極の局所電子伝導性変化の可視化
        2. 全固体電池および金属リチウム
        3. 局所表面電子分光法
      5. アルカリ金属析出と溶解を調査する可視分光法の開発
        1. オペランド EC-SPR 法による金属リチウム析出と溶解の観察
        2. アルカリ金属析出への展開
          • 金属リチウムと金属ナトリウムの比較
      6. 電極材料の電子構造と反応電位
        • スピネル型アルカリチタン酸化物の場合
    • 質疑応答

講師

  • 橘田 晃宜 氏
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 電池技術研究部門
    主任研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/9/29 リチウムイオン電池の開発ロードマップ・課題と寿命 (劣化) 推定・SOH (健康) 診断 オンライン
2026/9/29 SOFC/SOECの基礎と劣化機構・高耐久化技術 / セル・電極材料の信頼性向上に向けた設計指針 オンライン
2026/10/8 薄膜の機械的特性と密着性評価 オンライン
2026/10/9 分析化学・機器分析の効率的な進め方 オンライン
2026/10/13 分析化学・機器分析の効率的な進め方 オンライン
2026/10/13 レオインピーダンスの原理、装置構成と応用事例 オンライン
2026/10/15 SOFC/SOECの基礎と劣化機構・高耐久化技術 / セル・電極材料の信頼性向上に向けた設計指針 オンライン
2026/10/20 薄膜の機械的特性と密着性評価 オンライン
2026/10/22 接着の基礎と実務で役立つ接着改良技術 オンライン
2026/10/23 接着の基礎と実務で役立つ接着改良技術 オンライン
2026/10/28 リチウムイオン電池セパレータの基礎とコーティングによる機能性向上技術 オンライン
2026/10/28 EUバッテリー規則 : バッテリーサプライチェーン全体に関与する要件への対応の要諦と最新規制動向 オンライン
2026/10/28 リチウムイオン電池を取り巻く環境変化とバインダー技術の転換 オンライン
2026/10/28 材料表面への (超) 撥水性・ (超) 親水性の付与技術と制御および分析・評価、応用技術 オンライン
2026/10/29 接着の基本的な考え方と接着改良方法 オンライン
2026/10/29 EUバッテリー規則 : バッテリーサプライチェーン全体に関与する要件への対応の要諦と最新規制動向 オンライン
2026/10/30 FT-IRの基礎と異物分析への実践応用テクニックとコツ・ノウハウ オンライン
2026/11/17 高分子接着の基礎と接着性制御に向けた界面の構造・応力評価、表面処理技術 オンライン
2026/11/18 材料表面への (超) 撥水性・ (超) 親水性の付与技術と制御および分析・評価、応用技術 オンライン
2026/11/19 接着の基本的な考え方と接着改良方法 オンライン