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ROS/ROS2環境での三次元点群処理

ROS/ROS2環境での三次元点群処理

~三次元点群処理とPCLプログラミングの基礎と応用 (第4回)~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、三次元空間に関するロボットビジョン実現に有用なPCLプログラミングの基本技法について詳解いたします。

開催日

  • 2025年12月3日(水) 10時30分16時30分

プログラム

 視覚情報処理を計算機上で実現するコンピュータビジョンに関する技術は、これまで二次元画像処理を中心に開発され、さまざまな分野で実用化されてきました。最近登場した小型で高性能な個人用の携帯型三次元センサーは、コンピュータビジョンの空間認知能力を飛躍的に向上し、その応用分野を拡大できるハードウェアとして有用といえます。
 本講座では、このような背景から注目を集めている三次元センサーにより得られる三次元点群データの情報処理手法について、その基礎概念からプログラム開発の基本技法にいたるまで体系的に教育します。
 第1回から第3回の各講義では、三次元点群処理に関する概念的な理解と並行に、ポイントクラウドライブラリ (Point Cloud Library:PCL) が提供する各種機能とその構成、クラスライブラリの扱い方など、プログラム開発に必要な基本技能の修得を目指して具体例を挙げながら説明します。第4回の講義では、第3回までに学んだ三次元点群処理に関する基礎知識とプログラミングの基本技法を活かして、ROS (Robot Operating System) /ROS2環境上で動作する基礎的な三次元ロボットビジョン処理プログラムの作成に挑戦します。
 本講座を受講することにより、三次元空間に関するロボットビジョン実現に有用なPCLプログラミングの基本技法が習得できます。

  1. ROSの基礎
    1. ROSの概要
    2. ROS開発環境
    3. コマンドとツール
    4. トピックの配信と購読
    5. コールバック関数
  2. PCLプログラミング
    1. ROS環境でのPCL処理
    2. 情報可視化
    3. ボクセルフィルタ
    4. 近傍点群抽出
    5. グラフィックス表現
    6. 位置変換
    7. フィルタ処理
    8. レジストレーション
  3. ロボットシミュレータの活用
    1. 仮想環境構築
    2. フィルタ処理
    3. キーポイント抽出
    4. 障害物検知
  4. ROS2への応用
    1. ROS/ROS2の特徴
    2. ROS2開発環境
    3. PCLプログラミング実例

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 49,000円 (税別) / 53,900円 (税込)
1口
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込) (3名まで受講可)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
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