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自動車工学の基礎と運動制御・自動運転および最新自動車技術

自動車工学の基礎と運動制御・自動運転および最新自動車技術

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年10月28日〜11月10日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年11月7日まで承ります。

概要

本セミナーでは、自動車工学の基礎から走行性能・制御技術まで幅広く解説いたします。
タイヤ・サスペンション・ブレーキなどの基礎知識から、快適な走行を実現する要素技術、電動化や自動運転などの最新技術までを詳しく解説いたします。

開催日

  • 2025年10月27日(月) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 普通自動車、大型自動車、特殊車両などの輸送機器における運動性能の研究開発に携わる方
  • シャシーの設計など自動車の機械設計開発に携わる方
  • 自動車部品の開発、設計に携わる運動制御および自動運転に関心がある方
  • 自動車の自動運転制御に新規参入される企業の技術者

修得知識

  • 自動車の限界コーナリングと制御の基礎
  • 各種車両運動制御
  • 進化する運転のメカニズムや自動車の運動をコントロールする最先端技術
  • 自動車に関する機械設計 (開発) の実践的応用、最新の事例
  • 外部センサアシスト、自動運転

プログラム

 自動車の運動制御は、四輪操舵から始まり、各種制御が発展してきましたが、電気自動車 (EV) 時代になりつつある今日は、交通事故0を目指して、より高度な自動車の運動制御が望まれています。そこで、今後の自動車運動制御の開発及び自動運転による走行安全性の向上技術における、その方向性とその実現に向けてのアプローチについて紹介します。
 本講義では、自動車の運動制御及び自動運転に関わる技術者に、今後の課題を考え実行する際に有用であろうと思われる、自動車工学の基礎と運動制御の最新技術を体系的に示すと共に、今後の自動車の運動制御システム及び自動運転システム開発へのヒントをいくつか紹介したいと思います。

 具体的には、下記項目等を紹介します。

  • 近年、自動車業界で非常に力を入れている、運転支援システム、また、自動運転等について最先端の技術を紹介
  • 最新の自動車運動制御技術 (外界情報フィードバックとシャシー制御の連動等) について紹介
  • シャシー制御 (ステアバイワイヤ制御、キャンバ角制御等) による、高性能な自動運転や半自動運転との連動技術についての紹介や、運転する喜びと自動運転の両立等の展望についても紹介
  1. 四輪操舵 (4WS)
    1. 四輪操舵 (4WS) 〜シャシー制御の先駆け
    2. 四輪操舵 (4WS) の今後の展望
  2. 限界コーナリングのダイナミクス
    1. 車に作用する横力とモーメントについて
    2. モーメント法とMagic Formula
    3. モーメント法を用いた非線形領域の車両運動解析
    4. モーメント法を用いた限界領域でのキャンバ角制御の効果の解析
  3. 内外輪制駆動力制御
    1. SHAW及び横滑り制御装置について
    2. 新しい内外輪制駆動力制御の研究例について
      1. 規範タイヤ制御
      2. 加速度制御
  4. キャンバ角制御
    1. キャンバ角が最大コーナリングフォース特性に及ぼす影響
    2. キャンバ角制御によるコーナリング限界の向上及び横滑り制御への適用の研究例
    3. 大キャンバ角制御車両の製作及び実験例について
  5. ステアバイワイヤの制御
    1. ステアバイワイヤについて
    2. 微分操舵アシストの適用の研究例
    3. 走行シチュエーションに応じた操舵方式制御実験
    4. ステアバイワイヤ機構の実車搭載による検討
  6. 外界センサーを用いたアシスト制御、そして、自動運転の方向&運転する歓びとの両立
    1. アイサイト (Eye Sight) の例
    2. 外界センサーを用いた研究例の紹介
  7. 自動運転の方向と運転をする歓びの両立について
    1. 自動運転と運転をする歓びの両立について
    2. 自動運転の開発状況
  8. フォーミュラカーの限界コントロール性向上手法について
    1. パッシブなキャンバコントロールとは
    2. 最速走行シミュレーション結果
  9. 自動運転化が進む自動車のあるべき未来
    1. 楽しい自動車に求められる運転モード
  10. 自動運転の取り組みの例
    1. 日産自動車の「プロパイロット2.0 」
    2. CASE、そしてベンツの自動運転の取り組み
  11. 自動車運動制御及び自動運転による走行安全性の向上、今後の展望
    1. 新しいシャシー制御技術について
    2. コーナリング限界での横滑り制御システム
    3. 外界センサーを用いた自動車の運動制御技術ついて
    4. 外界情報フィードバックとシャシー制御の連動について
    5. 自動運転〜半自動運転について
    6. 運転する喜びと自動運転の共存技術の考察
    7. 外界センシングとシャシー制御による 限界コーナリングの制御システム
    8. 自動運転システムのしくみと役割、自動運転の認知・判断のアルゴリズム
    9. 高性能自動運転を可能にするシャシー制御との連動化の方向等
    10. 自動運転等の今後の展望

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 52,400円 (税別) / 57,640円 (税込)
複数名
: 26,200円 (税別) / 28,820円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 47,400円(税別) / 52,140円(税込) で受講いただけます。
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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,400円(税別) / 52,140円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 52,400円(税別) / 57,640円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 78,600円(税別) / 86,460円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 52,400円(税別) / 57,640円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 104,800円(税別) / 115,280円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 157,200円(税別) / 172,920円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

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  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
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  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年10月28日〜11月10日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

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