技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動車の騒音・振動の低減技術と予測・対策手法

自動車の騒音・振動の低減技術と予測・対策手法

オンライン 開催

視聴期間は2025年1月17日〜31日を予定しております。
お申し込みは2025年1月29日まで承ります。

概要

本セミナーでは、振動騒音現象の基礎から解説し、自動車の高周波 (200Hz〜5000Hz) の騒音現象、CAEを用いた最新の予測技術と対策手段、極細繊維や音響メタマテリアルについて解説いたします。

配信期間

  • 2025年1月29日(水) 10時30分2025年1月31日(金) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年1月29日(水) 10時30分

修得知識

  • 自動車の高周波車内騒音の予測・対策手法
  • 防音材の吸音・遮音メカニズム、予測計算手法

プログラム

 自動車のEV/HEV化によりエンジン騒音が少なくなり、ユーザーの車内静粛性に対する要望は高まっている。特に、ガソリンエンジン車に比べ、タイヤからのロードノイズ (振動伝達音) ・パターンノイズ (空気伝搬音) や高速走行時の風切り音等の高周波車内騒音は目立ってしまい、低減が必要不可欠である。また、日本では国連の走行騒音規制の導入に伴い、車外騒音の低減が急務である。タイヤのパターンノイズ等の低減が必須であるが、タイヤまわりの防音材による吸音対策も重要である。
 以上を踏まえ、自動車の高周波 (200Hz〜5000Hz) の騒音現象を説明し、CAEを用いた最新の予測技術と対策手段、極細繊維や音響メタマテリアルについて解説する。

  1. 自動車の振動騒音現象について
    1. 自動車の主な振動騒音源
    2. 自動車の主な振動騒音現象
    3. 国連の走行騒音規制
  2. SEAを用いた風切り音を含む車内音予測手法と軽量化検討
    1. SEA (統計的エネルギー手法) とは
    2. 要因分析結果・寄与度解析結果と風音の影響
    3. 自動車防遮音材の軽量化検討結果
  3. 積層防音材の吸音・遮音解析
    1. 吸音とは、遮音とは
    2. 解析手法 (伝達マトリックス法)
    3. 解析ツールの紹介と様々な積層防音材の計算結果
    4. 最適積層構造の検討
    5. 極細繊維材の吸音率予測手法
  4. 音響メタマテリアルの吸音・遮音解析
    1. 音響メタマテリアルの構造例の紹介
    2. 音響メタマテリアルの吸音解析
    3. 音響メタマテリアルの遮音解析
  5. 制振材が積層された自動車パネルの有限要素解析
    1. ロードノイズについて
    2. 制振材の効果
    3. 制振材の最適配置手法 (自動車の軽量化)
  6. 防音材が積層された自動車パネルや車室空間の吸音材の有限要素解析
    1. 自動車フロアまわりの遮音・放射音解析
    2. 車室空間の吸音材の最適配置検討

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年1月17日〜31日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/15 EV・次世代自動車を支えるギガキャスト技術 オンライン
2025/7/16 EV・次世代自動車を支えるギガキャスト技術 オンライン
2025/7/17 車載用48V電源システムにおける部品・材料への要求仕様と最新技術動向並びに市場可能性 オンライン
2025/7/23 空飛ぶクルマの国内外の最新動向 2025 東京都 会場・オンライン
2025/7/24 自動運転を支えるセンサフュージョンの最前線 : LiDARが拓く未来 オンライン
2025/7/28 歯車の振動・騒音メカニズムとトラブル対策 オンライン
2025/7/29 歯車の振動・騒音メカニズムとトラブル対策 オンライン
2025/7/30 水素エネルギーとモビリティ オンライン
2025/8/5 モータの騒音・振動の基礎と対策へのポイント オンライン
2025/8/25 自動車用防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2025/8/26 実践騒音対策設計 オンライン
2025/8/26 自動車シートの座りを「人間工学の眼」で観る オンライン
2025/8/27 自動車用防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2025/8/28 自動車シートの座りを「人間工学の眼」で観る オンライン
2025/9/3 xEV電動パワートレインの振動・騒音の発生要因と改善手法 オンライン
2025/9/5 次世代自動車に求められる電動化・自動運転技術のメカニズムと構成要素、今後の展望 オンライン
2025/9/8 NEDO : 持続可能な航空燃料 (SAF) を巡る国内外の最新動向と技術開発の最前線 東京都 会場・オンライン
2025/9/10 Excelを駆使して習得するFFT手法と静音設計のための振動・騒音の測定・解析・対策技術 東京都 会場・オンライン
2025/9/12 車両用CO2分離・回収装置の国内外における研究開発動向 オンライン
2025/9/16 自動運転・運転支援のためのミリ波レーダの基礎と車載応用、走行環境認識技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/12/14 2019年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2018/11/30 EV・HEV向け電子部品、電装品開発とその最新事例
2018/7/31 遮音・吸音材料の開発、評価と騒音低減技術
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2017/11/17 2018年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2017/7/31 騒音・振動の対策と防音・防振材料の適用
2017/5/31 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用
2016/12/16 2017年版 次世代エコカー市場・技術の実態と将来展望
2016/11/16 2017年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2016/10/21 吸音・遮音および振動制御の基礎習得
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2016/2/20 自動車用プラスチック部品・材料の新展開 2016
2015/11/20 2016年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2015/9/18 2015年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2015/2/27 2015年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2014/9/26 2014年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2014/8/10 過給機(ターボチャージャ、スーパーチャージャ) 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/8/10 過給機(ターボチャージャ、スーパーチャージャ) 技術開発実態分析調査報告書