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増加する廃棄CFRP/CFRTPにおけるリサイクルの課題と炭素繊維回収の最先端およびRCF活用法と産業確立への指針

増加する廃棄CFRP/CFRTPにおけるリサイクルの課題と炭素繊維回収の最先端およびRCF活用法と産業確立への指針

~リサイクルカーボン繊維 (RCF) の活用を考えないCFRP/CFRTPは今後考えられない / リサイクルが可能と謳われるCFRTPが抱える多くの課題とは~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、炭素繊維複合材料の大量廃棄の現状や環境アセスメントから、種々のRCF回収技術やRCF活用法まで、サステナブルな産業構築とリサイクルシステム構築に必要な知識と応用について詳解いたします。

開催日

  • 2025年1月27日(月) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 廃棄物処理事業者
  • 公共団体 (廃棄物、ごみ焼却関係、持続的発展社会形成に関わる部署)
  • CFRPを活用している企業 (自動車、半導体、風力発電、介護など)
  • EV化や再生産可能エネルギ普及に伴い、業種転換を考えている企業

修得知識

  • CF (カーボン繊維) が環境負荷が大きいと言われる理由
  • CFRPの特性と用途
  • CFRPの環境アセスメントとリサイクルの必要性に関する知識
  • 廃棄CFRPからRCFを取り出す方法
  • RCFの用途 (過去、現在、未来) とどうしても使えないRCFに役立つ処分法
  • 国内外のCFRPリサイクルとRCF新規事業参入への課題

プログラム

 はじめに、現在、そして近未来、車の省燃費、電動化に伴い、また、風力発電翼の大型化をはじめ、多くの構造物・部品でCFRPが大量に使われ始めている状況、リサイクルが可能と謳われるCFRTPが多くの課題を抱えていることを説明し、エネルギを大量に使って製造されるCFを、CN (Carbon Neutral) に貢献するとともに、サステイナブルな産業へと転換するため必要なリサイクルシステム構築のための基礎情報・方策を説明する。RCF (リサイクルカーボン繊維) の国内外の最新情報や、RCF事業への新規参入の困難さも併せて説明し、克服すべき課題を明確化する。
 2024年複合材料の世界的展示会であるJECがフランス・パリで開催された。EUでは、CFRP、リサイクルカーボン繊 (RCF) 維の基礎研究の次代は終わり、いかに活用するか、事業を進めるかが課題であり、果敢に取り組みが進んでいる。RCFの活用に歩調を合わせるように、バイオマス樹脂やリサイクル可能樹脂が現れている。それらにも触れてみたい。

  1. CN (カーボンニュートラル) 時代のCFRP/CFRTP
    1. カーボン繊維の特徴とその利用 (CFRPおよびCFRTP)
    2. 世界のカーボン繊維製造と今後の動向
    3. RCFの活用を考えないCFRP/CFRTPは今後考えられない
      • 製造法と必要エネルギー
      • 種々の廃棄物
    4. 最近のリサイクル炭素繊維 (RCF) の話題
  2. 廃棄CFRPからカーボン繊維を回収する
    1. 種々のRCF回収技術
    2. 一押しのカーボン繊維回収法 (焼却法)
    3. 熱可塑性樹脂を使ったCFRTPからもカーボン繊維を回収すべし!
  3. RCF、どのように活用する?
    1. 回収されたRCFの形態
    2. RCFの性能とそれを論じる必要性はあるか?
    3. 超長繊維RCFは意味がある?
  4. わが国では廃棄CFRPは取り合いに!
    1. RCF原料の調達 (CFRP/CFRTP廃材は市中に出回らない?)
    2. 今後に賭ける+回収システムを構築する
  5. RCF回収の現状
    1. 国内の動き
    2. 海外の動き
      • ヨーロッパ
      • アメリカ
      • 中国
  6. 日本のRCFの未来を占う
    1. 何に活用できるか?
    2. 自動車産業での可能性は?
      • サプライチェーン
      • RCFはどこで利用されるか?
    3. 使えそうな製品を考える
    4. 安いが1番?
    • 質疑応答

講師

  • 藤井 透
    同志社大学 先端複合材料研究センター
    嘱託研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

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