技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

SDS・ラベル超基礎講座

SDS・ラベル超基礎講座

~労働安全衛生法改正を踏まえたSDS・ラベルの重要性を最新の動向まで解説~
オンライン 開催

視聴期間は2024年12月5日〜20日を予定しております。
お申し込みは2024年12月18日まで承ります。

概要

本セミナーでは、労働安全衛生法改正を踏まえ、重要性が認識されているSDS・ラベルについて基礎から解説いたします。

開催日

  • 2024年12月18日(水) 10時30分 2024年12月20日(金) 16時30分

修得知識

  • GHSの要求内容
  • SDSの内容
  • SDSを化学品の安全使用に役立てることができる
  • 混合物SDS作成の考え方

プログラム

 最近の労働安全衛生法改正によりますますSDS・ラベルの重要性が認識されてきており、基礎となる背景・知識を着実に押さえておくことは企業活動においても必須のものとなっています。
 本講演では、初任者の方には体系的な基礎知識を、また実務ご担当者にも知識の再確認や最近の動向を提供するものとなるでしょう。

  1. SDSとラベルの成立までの流れ
    1. GHSとSDS
      1. GHSが作られた目的と背景
      2. 国連勧告文書
      3. SDSとは
      4. SDS・ラベルの項目
    2. 化学物質管理全体の中の位置づけ
    3. 各国での法制化へ 〜日本での法整備 労働安全と環境保護〜
      1. 3種類の法律
      2. 化学物質の製造から製品化・廃棄までの流れと関わる法規
  2. SDSとラベルの構成
    1. 化学品の危険有害性
      1. 危険有害性区分
      2. 危険有害性の表現に必要な要素
    2. 注意喚起語
    3. 絵表示 (ピクトグラム)
    4. 危険有害性情報
    5. 注意書き
      1. 表現を組み合わせたラベル例の紹介
    6. 化学品の分類とラベリング、危険有害性判定について
      1. 物理化学的危険性
      2. 健康有害性
      3. 環境有害性
    7. SDSとラベルの文書構成
    8. JISとGHSで求められる記載の差異
  3. 分類とラベリングの実際
    1. 危険有害性クラスとその判定例
      1. 物理化学的危険性
        • エアゾール
        • 引火性液体
        • 有機過酸化物
        • 金属腐食性物質
      2. 健康有害性
        • 急性毒性
        • 皮膚腐食性
        • 刺激性
        • 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性
        • 呼吸器感作性または皮膚感作性
        • 生殖細胞変異原性
        • 発がん性
        • 生殖毒性
        • 特定標的臓器毒性 (単回曝露)
        • 特定標的臓器毒性 (反復曝露)
        • 吸引性呼吸器有害性
      3. 環境有害性
        • 水生環境有害性
    2. 分類事例

講師

  • 林 宏
    さがみ化学物質管理 株式会社
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年12月5日〜20日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/13 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/11/13 実験室における高薬理活性物質の取り扱い/封じ込め対応と区分による要求レベル オンライン
2024/11/13 ニトロソアミン不純物/NDSRI分析・評価手法と留意点 オンライン
2024/11/14 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者の製造・品質管理の要求事項/監査 (書面・実地) のポイントと監査時のチェックリスト・着眼点 オンライン
2024/11/14 責任役員 (上級経営陣) にむけたGMP、GQP教育訓練と法令順守体制の整備 オンライン
2024/11/14 体外診断用医薬品/機器の開発・薬事・保険適用の基礎講座 オンライン
2024/11/14 海外当局査察にむけた準備すべき (したほうがよい) 翻訳文書とSOPの英文翻訳例・査察対応 オンライン
2024/11/15 医薬品・食品・化粧品工場における異物混入の具体的防止対策 東京都 会場・オンライン
2024/11/15 薬価算定/制度の要点と加算取得に向けた薬価戦略のポイント オンライン
2024/11/15 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2024/11/15 ライフサイエンス領域における医療トレンドとポストコロナビジネスに求められる対応手法 オンライン
2024/11/15 再生医療等製品・遺伝子治療薬開発のための生物由来原料基準/カルタヘナ法 徹底解説 オンライン
2024/11/15 希少疾患における治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2024/11/15 治験・臨床研究に関わる補償・賠償の実務対応 オンライン
2024/11/16 CMC部門・研究部門での電子実験ノート利用における規制の実務対応 オンライン
2024/11/18 GHS分類SDS・ラベル作成のルールと混合物におけるグレーゾーンの解決法 オンライン
2024/11/18 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2024/11/18 インド・中国における医薬品薬事戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2024/11/18 医療機器開発における生物学的安全性評価の進め方と日米欧の要求事項 オンライン
2024/11/19 原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)