技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ

二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ

~新規プラスチック材料創製および資源持続性維持のための最新技術 / ポリマーアロイ構造制御、高機能ポリマーブレンド創製、反応押出し、化学改質… etc.~
東京都 開催 会場・オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年12月9日〜20日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年12月9日まで承ります。

概要

本セミナーでは二軸スクリュ押出機を反応装置として活用した新規ポリマーアロイの開発、構造制御、ポリマーに対する化学的な改質技術などについて、その基本から適用例に至る総合的な説明をいたします。
また、二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術に関する基本的な知識の解説に加えて、研究開発および生産現場における具体的な活用事例を取り上げ、それらを効率的に行うための各種の手法について討議いたします。

開催日

  • 2024年11月21日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 押出成形・押出加工に関連する製品の技術者、研究者、品質担当者
    • プラスチック製品
    • 自動車
    • 家電
    • 包装
    • 建材
    • 医療部品
    • 日用品
    • プラスチック材料
    • コンパウンド
    • 押出機、成形加工装置 など
  • 押出成形で課題を抱えている方

修得知識

  • 押出成形の基礎
  • 二軸スクリュ押出機の構造と混練および反応の制御機能との関連
  • 二軸スクリュのミキシングエレメントの組み合わせ方法
  • ナノフィラーなどの複合材のコンパウンディング方法
  • ポリマーアロイの構造形成の機構と高機能なポリマーアロイ創製への展開方法など

プログラム

 本講演では二軸スクリュ押出機を反応装置として活用した新規ポリマーアロイの開発、構造制御、ポリマーに対する化学的な改質技術などについて、その基本から適用例に至る総合的な説明を行う。二軸スクリュ押出機を高機能な化学反応装置、さらに後処理装置として活用するためには、スクリュ構成などの装置面からのアプローチばかりでなく、材料面との相乗作用をよく理解することが不可欠となる。
 ここでは二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術に関する基本的な知識の解説に加えて、新規プラスチック材料創製および資源持続性維持のための最新技術も含めながら、研究開発および生産現場における具体的な活用事例を取り上げ、それらを効率的に行うための各種の手法について解説する。

  • リアクティブプロセシング技術の優位点とその適用分野
  • リアクティブプロセシングに用いられる反応/混練装置
  • 反応/混練装置として用いられる二軸スクリュ押出機構成とシミュレーション技術の展開
  • 二軸スクリュの混合/混練の基本概念およびモルフォロジーの形成機構の基礎
  • 二軸スクリュの溶融挙動および滞留時間分布とリアクティブプロセシングとの関連
  • リアクティブプロセシングに適用する二軸スクリュの構成とその展開
  • 相容化剤などによる二軸スクリュ押出機におけるモルフォロジーの形成過程の実際
  • ナノレベルのポリマーアロイ創製のためのリアクティブポリマーブレンドとその適用例
  • ゴム系ポリマーに熱可塑性を付与する動的加硫プロセスの実際と適用例
  • ナノレベルのモルフォロジーを有するポリマーアロイの形成プロセスの適用例
  • ポリオレフィンや天然ゴムなどへのナノフィラーのコンパウンディング処理への適用例
  • 生分解性ポリマーやナイロンなどの直接重合プロセスと脱水処理など後処理操作への適用例
  • ポリオレフィンへのグラフト共重合などのポリマーに対する化学修飾プロセス関連操作
  • 各種ポリマーに対するケミカルリサイクル/解重合操作への適用例
  • 質疑応答・名刺交換 (会場限定)

講師

  • 酒井 忠基
    静岡大学 イノベーション社会連携推進機構
    客員教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

会場受講の複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

オンライン受講割引

  • オンライン受講の場合、1名様 36,200円(税別) / 39,820円(税込) で受講いただだけます。
  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 申込みフォームの受講方法から「オンライン」をご選択ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

会場受講 / アーカイブ配信対応セミナー

会場受講 または オンラインセミナー (アーカイブ配信) のいずれかをご選択いただけます。
お申し込みの際、受講方法の欄にて、会場受講またはオンライン受講をご指定ください。
オンラインセミナーの申込み受付の締切日も、会場受講のセミナー開催日までです。ご注意ください。​

オンラインセミナーをご選択の場合、以下の流れ・受講内容となります。
※会場で受講の場合、このサービスは付与されませんのでご注意ください。

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 視聴期間は2024年12月9日〜20日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・郵送いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/19 高分子の相溶性と相分離および結晶化の基礎 オンライン
2024/12/20 ゴム材料のトライボロジー入門 オンライン
2024/12/20 次世代バイオプラスチックの開発最前線 オンライン
2024/12/20 プラスチック加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2024/12/20 二軸押出機における樹脂流動解析の基礎と AI/IoT 活用展開 東京都 会場
2024/12/23 高分子延伸による分子配向・結晶化制御技術 東京都 会場
2024/12/23 プラスチックリサイクル技術の現状・課題・最新動向 オンライン
2024/12/23 熱可塑性エポキシ樹脂の基礎と応用 オンライン
2024/12/24 プラスチックフィルムの種類、添加剤、 製膜、応用、評価 オンライン
2024/12/25 プラスチック廃棄、海洋汚染防止、再生プラスチック、PFAS問題に関する国内外規格規制の動向と対応 オンライン
2024/12/25 加工の基礎と機械加工技術 オンライン
2024/12/25 フィルムの延伸・分子配向の基礎、過程現象の解明と構造形成、物性発現、評価方法 オンライン
2024/12/26 架橋剤を使うための総合知識 オンライン
2024/12/27 架橋剤を使うための総合知識 オンライン
2024/12/27 静的・動的光散乱法を中心とした粒径計測の基礎と応用 オンライン
2025/1/6 チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 オンライン
2025/1/7 高感度化フォトレジスト材料の合成・設計・開発技術 オンライン
2025/1/8 高分子・ポリマー材料の合成、重合反応の基礎、プロセスと工業化・実用化の総合知識 オンライン
2025/1/10 撹拌装置の設計/スケールアップの基礎とトラブルシューティング オンライン
2025/1/10 ゴム材料のトライボロジー入門 オンライン

関連する出版物