技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

再生医療用足場材料の基礎および求められる物性・材料設計

再生医療用足場材料の基礎および求められる物性・材料設計

~再生医療用足場材料の基礎 / 求められる物性 / 再生医療の現状~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、再生医療に用いられる機能性高分子材料について取り上げ、機能性高分子材料の観点から基礎から応用例まで、研究動向を概説いたします。

開催日

  • 2024年11月11日(月) 13時00分 16時00分

受講対象者

  • 高分子材料の研究者・開発者
  • 医療、生体・バイオ分野への応用を目指している方
  • 再生医療用の足場材料に着目している方

修得知識

  • 再生医療用足場材料の基礎
  • 再生医療用足場材料に求められる物性
  • 再生医療の現状

プログラム

 高分子化学の観点からのバイオマテリアルに関する基礎から研究動向、再生医療用足場材料の基礎や求められる物性、再生医療の現状などに関する知識が得られる。バイオマテリアルは人工臓器から再生医療へとその応用領域を広げつつあります。例えば三次元足場材料上で幹細胞を培養するなど、生体環境を模倣することで機能を制御出来ることが分かってきています。
 本講演では、再生医療に興味のある方に対して、機能性高分子材料の観点から基礎から応用例まで、研究動向を概説します。

  1. 再生医療や人工臓器への応用を目指すバイオマテリアルの基礎知識
    1. バイオマテリアルとは
      1. バイオマテリアル研究の歴史
      2. バイオマテリアルと高分子化学
      3. 高分子化学の概要
    2. 高分子バイオマテリアルの特徴
  2. 再生医療のための高分子材料研究
    1. 再生医療と高分子
      1. 再生医療と組織工学
      2. 再生医療に必要とされるバイオマテリアル
    2. 細胞接着と材料
      1. 接着の生物学
      2. 材料の表面と細胞接着
      3. 生体機能界面の設計 (細胞接着性の制御など)
  3. 足場材料の基礎・求められる物性・材料設計
    1. 足場材料とは
      1. 足場材料に必要な物性
      2. 足場材料各論:材料設計と評価
    2. 最新研究紹介
  4. 再生医療業界の動向
  5. まとめと展望

講師

  • 松村 和明
    北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 マテリアルサイエンス系 物質化学領域
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/31 リグニンの構造・特性と産業利用の可能性 オンライン
2024/11/1 ゴム材料のトライボロジーと摩擦、摩耗の制御技術 オンライン
2024/11/1 結晶性高分子の構造解析手法 オンライン
2024/11/5 世界のプラスチック産業・最新加工技術・関連法規制を俯瞰したバイオプラスチック活用戦略 オンライン
2024/11/5 タイ分子の基礎とプラスチック製品の高性能化 オンライン
2024/11/5 リビング重合の基礎知識とリビングラジカル重合の応用技術 オンライン
2024/11/6 射出成形技術の基礎と不良対策 オンライン
2024/11/6 プラスチック金型設計・加工技術の基礎から実践的応用 オンライン
2024/11/7 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的な活用方法 オンライン
2024/11/7 初心者のための細胞培養入門講座 オンライン
2024/11/8 増粘剤・ゲル化剤の種類とメカニズム、選び方と使い方 オンライン
2024/11/8 ラジカル重合の重合反応と開始剤の種類・選び方、応用 オンライン
2024/11/8 水・湿度による高分子の劣化、加水分解メカニズムとその評価 オンライン
2024/11/11 タイ分子の基礎とプラスチック製品の高性能化 オンライン
2024/11/11 シリコーンの基礎・特性と設計・使用法の考え方・活かし方 オンライン
2024/11/12 高分子材料の劣化診断、寿命予測 オンライン
2024/11/12 プラスチックの耐候性向上に関する添加剤の特性と活用のコツ オンライン
2024/11/12 医薬品R&D段階でのNPV活用と課題解決策 オンライン
2024/11/13 異種材料接着のメカニズムと接着界面の密着性評価 オンライン
2024/11/13 動的粘弾性測定 オンライン実習講座 オンライン