技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

無機-有機ハイブリッド樹脂の基礎と機能性ハードコートへの応用

無機-有機ハイブリッド樹脂の基礎と機能性ハードコートへの応用

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2024年9月25日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • ハードコート材料に関連する技術者

修得知識

  • 塗料用樹脂の考え方
  • 新規な特性を有する樹脂の設計方法

プログラム

 コーティング材料における無機-有機ハイブリッド樹脂の考え方とその応用を、基本的な材料選択から、具体的な樹脂設計、合成方法、それにより得られたハイブリッド樹脂の特性、それを用いた各種塗料製品性能を通して、ハイブリッドの考え方を例証していく。当該ハイブリッドの考え方はコーティングに限らず、新規な特性の発現が期待できる。

  1. ハイブリッド基礎
    1. コーティング用樹脂の歴史
      1. 塗料とは
    2. 無機ポリマーとは
    3. ハイブリッドの考え方
    4. ゾルゲル法とハイブリッド樹脂設計
      1. ゾルゲル法
      2. 無機-有機ハイブリッド樹脂の合成方法
      3. 粒子ハイブリッド
  2. ハイブリッド型ハードコートの設計
    1. ハードコートとは
    2. ハードコートの変遷
    3. 物質の表面硬度とは
    4. 表面硬度と耐擦傷性
    5. ハイブリッドとブレンド
    6. 自己治癒型とハードコート
    7. 粒子ハイブリッドハードコート
    8. 疎水性ゾルゲル法と親水性ゾルゲル法
    9. 見える傷と見えない傷
    10. もっと硬く、さらに硬くNr理論
  3. 無機-有機ハイブリッド樹脂各論
    1. アクリルシリコーン複合架橋型
      1. さまざまな側鎖架橋型アクリル樹脂
        • 酸化硬化
        • メラミン架橋
        • ウレタン架橋
        • その他
      2. マイケル付加反応型アクリル樹脂
      3. 無機-有機複合架橋型アクリル樹脂 (SGR)
    2. アクリルテンプレート高分子量ポリシロキサン樹脂 (HCS)
      1. ゾルゲルポリマーの高分子量化
      2. 新規なハイブリッド型ポリシロキサン樹脂の開発
    3. ハイブリッドゾルゲルシリケート (CSSH)
      1. 常温硬化型ハイブリッドシリケート樹脂 (CSS)
      2. 熱硬化型ハイブリッドシリケートハードコート (CSS-H)
      3. さまざまな機能性ハードコート (HA、HN、HM)
    4. 水性シリカ-シラン-ウレタンハイブリッド樹脂 (SSU)
      1. 水性無機-有機ハイブリッドの考え方
      2. 水性シリカ-シラン-ウレタン (SSU) ハイブリッドシステム
      3. SSU塗膜のキャラクタリゼーション
    5. 無機-有機ハイブリッド型水性架橋剤 (HCL)
      1. HCLの開発コンセプト
      2. シランカップリング剤法HCL
      3. ユニットウレア型HCLの合成
      4. HCL塗膜のキャラクタリゼーション
    6. UV硬化型無機-有機ハイブリッドハードコート
      1. ハイブリッドUV硬化システム
      2. 無機-有機複合UV架橋システム
  4. UV硬化型機能性ハードコート
    1. ハイブリッドUVハードコートの設計
    2. ハードコートの高機能化
      1. デュアルキュアー型ハードコート
      2. 防汚型ハードコート
      3. UV吸収性ハードコート
      4. 熱線遮蔽性ハードコート
      5. 低熱膨張型ハードコート
    3. フィルム成型用ハードコート
      1. 3次元フィルム成型加工方法
      2. 金型内フィルム加飾成型システム
      3. アフターキュア型無機-有機ハイブリッドハードコートの設計
  5. 無機-有機ハイブリッド材料の考え方とまとめ

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/22 高分子結晶化のトポロジー的メカニズムとその制御 オンライン
2024/11/25 バイオマスフィラーの樹脂への分散、複合化技術 オンライン
2024/11/26 塗布膜乾燥プロセスの解明・考察・本質の理解と塗布膜の設計、不良・欠陥対策への応用 オンライン
2024/11/26 光学用透明樹脂の基礎、屈折率制御および光吸収・散乱メカニズムと高透明化 オンライン
2024/11/26 塗装仕上がり/塗膜品質に影響する機構の理解と実際 オンライン
2024/11/26 ポリマー・高分子材料のモノマー化・解重合技術の基礎とケミカルリサイクルの技術動向 オンライン
2024/11/27 光硬化型材料の基礎と応用のポイント オンライン
2024/11/27 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2024/11/27 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術 オンライン
2024/11/27 プラスチックのマテリアルリサイクル技術入門 オンライン
2024/11/27 パウダー化粧品の処方設計のポイントと粉体物性の機器評価方法 オンライン
2024/11/27 加速する国内外のプラスチック規制の動向とリサイクルの最新事情 オンライン
2024/11/27 粘着・剥離のメカニズムとその制御 オンライン
2024/11/28 ゾル-ゲル法の基礎と機能性材料作製への応用および新展開 オンライン
2024/11/28 ダイコーティングの基礎とトラブル対策 オンライン
2024/11/28 固体高分子材料の動的粘弾性測定 オンライン
2024/11/28 プラスチック成形品の残留応力発生メカニズム&長期信頼性の予測法 オンライン
2024/11/28 熱分析の基礎、測定と正しいデータ解釈 オンライン
2024/11/28 塗布・乾燥工程の基礎と高均質薄膜作製のポイント オンライン
2024/11/29 紫外線・赤外線・熱線遮蔽材料の設計、応用、遮蔽性評価技術 オンライン

関連する出版物