技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、高分子の結晶化について取り上げ、不均一性と不純物の影響、熱力学的な安定性と結晶相の制御などの技術課題、容器包装材料、有機エレクトロニクス、光学樹脂、医療高分子などへの可能性について詳解いたします。
(2024年5月15日 10:20〜11:40)
高分子の結晶化機構の基礎を概説した後、高分子ブレンド、ブロック共重合体等の多成分系材料における結晶化と構造形成の特徴について講述する。
(2024年5月15日 12:40〜13:40)
結晶核剤を用いたポリプロピレンの研究は過去より行われているが、作用機構に対する解析や考察については静置場条件下でなされており、流動場の影響については考慮されていないことが多い。実際の成形加工においては、射出成形に代表されるように流動場で樹脂が固化するため、その影響を無視することはできない。
本講演では、流動場を利用して、透明核剤であるソルビトール誘導体を用いて剛性を向上させる新しい手法を提案する。その他に、β晶核剤を用いて多孔質フィルムの調製方法についても説明する。
(2024年5月15日 13:50〜15:10)
本セミナーでは造核剤の磁気異方性を利用した磁場配向の原理に加えて、結晶性高分子の配向制御メカニズムや、得られる材料特性について解説する.
(2024年5月15日 15:20〜16:40)
複合材料であるポリマーブレンドは、ナノスケールからマクロスケールまで多様な構造を示す。ブレンド系に限らず結晶性高分子系には、必ず結晶相と非晶相が存在するため、両者の物性を同時に考慮する必要がある。
本講では、ブレンド化が引き起こす構造の変化、結晶相や非晶相の構造・物性に対する影響、およびこれらの評価法について、実例を挙げながら説明する。
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発行年月 | |
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