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都市ガス熱需要の代替燃料e-methane

都市ガス熱需要の代替燃料e-methane

オンライン 開催

開催日

  • 2024年3月12日(火) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • 事業企画、経営企画、環境 SDGs、TCFD担当者

修得知識

  • メタネーション技術の基礎
  • 再エネ水素 (水電解装置)
  • カーボンニュートラル
  • メタネーションによる二酸化炭素削減効果
  • 社会実装への道筋 (適用例の紹介)

プログラム

 地球温暖化防止は地球規模で解決する喫緊の課題であり、化石燃料のエネルギー消費から再生可能エネルギーを主たるエネルギー原とした社会の構築が地球規模で求められている。しかしながら、エネルギー消費の60%以上が化石燃料を直接燃焼する熱需要であって、この熱需要の代替燃料を再生可能エネルギーから作り出す必要がある。このような背景のもと第6次エネルギー基本計画では、2030年までに都市ガスに1%、2050年までに90%e-methaneを注入すると具体的目標が掲げられた。
 特に水素・アンモニア燃料よりも、e-methaneは利用インフラが都市ガス産業に存在し、水素大量導入の際に水素利用の一形態として注目される技術でもある。
 e-methaneは再エネ水素とCO2の合成で製造されるので、再エネ水素の製造単価を如何に引き下げるかが、e-methaneの普及のカギを握る。
 本企画では低価格化に向けた再エネ水素を製造する水電解やe-mehtnaneの実証試験、複数の企業が参加したe-methaneを船舶の代替燃料とする導入可能性調査研究などの内容を紹介するとともに、e-methaneの普及に向けた官民の動向、国際的な動向を紹介する。

  1. メタネーション技術
    • 脱炭素技術、メタネーションとは? 当社の触媒の特徴
    • メタネーション技術のメリット
    • カーボンニュートラルとメタネーション
    • CO2削減効果
  2. メタネーション技術開発の歴史
    • 世界初のPower to Methane0.1Nm3-CH4/h
    • 東北工業大学1Nm3-CH4/h
    • 世界におけるメタネーション技術の実証試験
    • 東京ガス殿へのメタネーション反応器を納入 (2010年)
    • 2012年NEDO事業とPTTEP共同開発
    • NEDO高効率メタン化触媒を用いた水素・メタン変換
    • 日立造船のメタネーション技術の歴史
  3. 再エネ水素〜グリーン水素水電解開発の歴史
    • 日立造船の水電解開発の歴史•再エネからの水素変換
    • 再エネ水素の実証試験における納入実績
    • PEM型水電解装置の大型化
    • 山梨県企業局のNEDO実証事業への協力/連携
  4. 第6次エネルギー基本計画に向けたメタネーション技術の政策動向
    • これまでのメタネーション技術の政策動向
    • 2050年ゼロエミ宣言と2030年46%削減
    • 脱炭素社会の実現に向けて〜第6次エネルギー基本計画
**「2050年に向けたガス事業の在り方研究会」ガスの役割イメージ
  • ガスの役割を果たすための取り組み日本ガス協会提出資料
  • 2050年に向けたガス事業の在り方研究会」中間議論まとめ〜第6次エネルギー基本計画の策定に向けて〜
  • メタネーション推進官民協議会
  1. 日立造船が取り組むナショナルプロジェクト
    • NEDO CO2有効利用技術開発事業
    • 実証試験評価、事業評価 NEDO CO2有効利用技術開発事業
    • 現時点での技術開発シナリオ NEDO CO2有効利用技術開発事業
    • 環境省「清掃工場から回収した二酸化炭素の資源化による炭素循環モデルの構築実証」事業
    • 清掃工場から回収した二酸化炭素の資源化による炭素循環モデルの構築実証
    • 小田原市清掃工場実証試験設備完成予想図
    • NEDO「中国におけるメタネーション技術の導入可能性調査」事業
  2. メタネーション技術の普及・拡大
    • CCR研究会メタネーション技術の普及・拡大
    • CCR研究会「船舶カーボンリサイクルWG」の活動例
    • メタネーション推進官民協議会
    • 船舶WGの活動例の背景〜運輸部門での特筆すべきトピックス〜
    • 船舶用代替燃料に関する現在の評価•社会実装に向けた課題及び提言
  3. 今後の課題
    • 改定「水素基本戦略」の具体的水素導入目標
**「水素基本戦略」に示された炭素集約度とは?
  • 水素の多様な利用形態

講師

主催

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受講料

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: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

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ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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