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自動車産業における高分子材料の "これから" を考える

自動車産業における高分子材料の "これから" を考える

~次世代の自動車で使われるプラスチックとは / 電動化、軽量化、マルチマテリアル化、LCA対応 etc.~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、軽量化、高級化、低環境負荷化等など、自動車を取り巻くトレンドを踏まえて樹脂材料への要求特性を解説いたします。

開催日

  • 2024年1月30日(火) 12時20分 16時30分

受講対象者

  • 地球温暖化に対して関心のある方
  • エネルギー問題に関心のある方
  • 次世代車のエネルギーと効率について関心のある方
  • 次世代車におけるプラスチックの使い方について関心のある技術者
  • プラスチック使用による軽量化効果について関心のある技術者
  • 今後の自動車の動向に関心のある方
  • 将来の自動車に関心のある方
  • 将来の材料に関心のある方
  • 将来の経済、社会発展に貢献を考えられている方

修得知識

  • 温暖化防止に対しての各国、各自動車メーカーの方策
  • 次世代自動車に対してのプラスチックの役割
  • 軽量化に対してのプラスチックの役割
  • CFRPとの軽量化効果と課題
  • 今後の内装用プラスチック材料の課題
  • サーキュラーエコノミーから見たプラスチック
  • 次世代車のエネルギー効率
  • 将来の自動車の考え方
  • スマートシティとスマートモビリティ
  • カーボンニュートラルやLCAの考え方
  • カーボンニュートラルのバイオマスプラスチック複合材料 (BFRP)
  • 国プロ等のモビリティ材料の研究・開発の現状
  • 自動車会社の悩み (将来モビリティの在り方、材料の考え方)
  • BFRP改善と普及の考え方
  • LCA改善カーボンファイバーとセルロースナノファイバーによるBFRPの強化 (HP-BFRP)
  • マルチマテリアル化による信頼性、コスト改善の考え方
  • ムリ無駄むらの無いHP – BFRPのリサイクル技術
  • 経済、社会発展の中でのモビリティ材料の在り方

プログラム

第1部 今後の自動車と求められるプラスチック材料の動向

(2024年1月30日 12:20〜14:20)

 すでに地球温暖化から地球沸騰の時代に移っていると厳しい警鐘がならされている。自動車のEV化の波は世界中で予測以上のスピードで広がりつつある。それに対して各社はカーボンニュートラルを喫緊の課題として取り組みだしている。さらにEV化が進むほど資源問題も大きな課題となりサーキュラーエコノミも叫ばれ出している。
 これらの課題に対してプラスチックどのように考え、取り組んでいかなければならないか、最近の状況も含めて紹介する。

  1. 自動車を取り巻く環境とニーズの変化
    1. 地球温暖化防止へ向けた世界の動き
    2. 温暖化防止のための自動車の取り組み
  2. 次世代自動車に対しての高分子の課題
    1. 電動化に対しての高分子材料の課題
      1. リチウムイオン電池へのプラスチック
      2. 熱制御にための高熱伝導絶縁材料
    2. プラスチックによる効果的な軽量化の例
      1. モジュール化へのプラスチック適用に対しての効果
      2. CFRPによる軽量化効果
      3. マルチマテリアルへの期待と接着剤の貢献
  3. 内装材のトレンドは高級化
  4. サーキュラーエコノミーとカーボンニュートラル
    1. Scope1,2だけでなくScope3までのカーボンニュートラル
    2. サーキュラーエコノミーは単なるリサイクルではない
  5. 今後の自動車と高分子材料の在り方
    1. エネルギー効率から見た次世代車
    2. 今後の自動車へのプラスチックへの期待
  6. 質疑応答

第2部 将来のモビリティと高分子複合材料

(2024年1月30日 14:30〜16:30)

 2050年カーボンニュートラルのためには、まず、モビリティを取り巻く環境の変化を理解し、将来のモビリティの在り方や姿を予想し、構成材料のあるべき姿と現状のギャップを把握し、課題を整理したうえで材料開発の戦略を立てることが重要となる。
 ここでは、将来モビリティ材料の研究開発に関わる2つの国プロからのシーズ情報を紹介させていただき、緊急課題として取り組んでいる自動車製造メーカーの悩みや現状を把握し、将来多様化するモビリティに対する本格的適合性や課題、日本ならではの提案や発信に関して高分子材料の可能性を技術面およびビジネス面から議論してみたい。

  1. モビリティを取り巻く環境の変化 (スマート社会への貢献)
    1. スマート社会への貢献;セルロースナノファイバー化技術戦略企画と宣言 (スマートモビリティ)
  2. モビリティおよび構造材料研究の現状
    1. 将来モビリティ (ニーズ) の変化 (多様化の予想)
    2. モビリティ材料 (シーズ) の研究開発 (2つの国プロ)
      1. NEDO 革新新構造材料開発 ISMAプロジェクト 2014年4月〜 2023年3月
      2. 環境省NCVプロジェクト 2016年4月〜2020年3月
  3. モビリティ構造材料 (シーズ) 開発の現状と課題
    1. 主流のクルマを対象とした緊急対応とモビリティ材料開発の現実
    2. 本格的LCA (CO2排出量低減) の必要性
  4. モビリティ構造材料 (シーズ) 開発の展望 (高分子複合材料への期待と課題)
    1. 多様化するモビリティを対象とした本格的モビリティ材料の追求と高分子複合材料の位置づけ
    2. 日本の特徴を活かしたのアプローチと海外への発信
      1. 技術面からのアプローチ
      2. ビジネス面からのアプローチ
  5. まとめ
  6. 質疑応答

講師

  • 大庭 敏之
    大庭塾
    代表
  • 影山 裕史
    金沢工業大学 大学院 工学研究科 高信頼ものづくり専攻
    教授

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 32,400円 (税別) / 35,640円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 32,400円(税別) / 35,640円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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