技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

数値限定発明・パラメータ発明の進歩性、記載要件および他社特許対応

数値限定発明・パラメータ発明の進歩性、記載要件および他社特許対応

~進歩性について守りと攻めのポイント、記載要件について目利き力を磨く~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、数値限定・パラメータ発明において主要な論点となる進歩性および記載要件に焦点を当て、自社活用と他社対応の両面から、実務上のポイントをじっくりと分かりやすく説明いたします。
関連する裁判例の紹介も豊富に交え、業務に役立つ実践的な知識を提供いたします。

開催日

  • 2024年1月30日(火) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 数値限定・パラメータ発明の審査の基本的な考え方
  • 数値限定・パラメータ発明の進歩性について守りと攻めのポイント
  • 数値限定・パラメータ発明の記載要件についての目利き力
  • 数値限定・パラメータ発明の主要な裁判例の概要

プログラム

 いわゆる数値限定・パラメータ発明の特許は、自社で上手く出願・権利化することで排他性を発揮して事業貢献できる可能性がある一方、競合他社にいち早く出願されてしまった場合には、その影響力を評価し対処の可能性を見極める必要があります。
 本講演では、数値限定・パラメータ発明において主要な論点となる進歩性および記載要件に焦点を当て、自社活用と他社対応の両面から、実務上のポイントをじっくりと分かりやすく説明します。関連する裁判例の紹介も豊富に交え、業務に役立つ実践的な知識を提供いたします。

  1. 数値限定発明・パラメータ発明の基本的事項
    1. 定義
    2. 生まれる/求められる背景
    3. 適用される記載要件・特許要件
  2. 強い特許明細書を作成するポイント
    1. 特許網での位置付け
    2. 数値・パラメータの選定
    3. 技術的意義の説明
    4. 解決課題・発明の効果の捉え方
    5. 補正の根拠の充実
    6. 適切な実施例・比較例
  3. 拒絶理由通知への対応のポイント
    1. 記載要件違反への反論
    2. 新規性・進歩性違反への反論
    3. 追試による対応
    4. 進歩性に関する裁判例から学べること
  4. 他社障害特許への対応のポイント
    1. 影響力の予備的な評価
    2. 進歩性を否定できる証拠の探索
    3. 記載不備を追求する可能性の精査
    4. 被警告・被提訴時の対応の考え方
    5. 記載要件に関する裁判例から学べること
    • 質疑応答

講師

  • 加藤 実
    加藤弁理士事務所
    代表 弁理士

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/5 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/6 共創の知財戦略による新規事業の創出と実施体制の構築 オンライン
2024/12/9 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/12/11 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2024/12/11 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/12 特許明細書の効率的な読み方と強い特許明細書のつくり方 オンライン
2024/12/12 共同研究・開発契約の実務とトラブル対応 オンライン
2024/12/13 AI/生成AIを活用した研究開発の意思決定と評価軸の考え方 オンライン
2024/12/13 特許情報調査の基本と競合他社調査および技術テーマ調査、技術動向分析の進め方 オンライン
2024/12/13 機械学習/AIによる特許調査の高度化で実践するスマート特許戦略 オンライン
2024/12/13 特許出願・ノウハウ保護の選択基準と留意点 オンライン
2024/12/16 生成AIの支援による特許調査・明細書作成・中間処理の効率化 オンライン
2024/12/16 国内外のAI法規制と企業のAIリスク対策 オンライン
2024/12/17 はじめての化学系特許出願 オンライン
2024/12/17 審査官の審査の仕方、考え方をふまえた特許明細書の書き方とポイント オンライン
2024/12/18 知財戦略とIPランドスケープ入門 オンライン
2024/12/19 特許明細書、出願書類作成への生成AI/ChatGPTの活用 オンライン
2024/12/19 ベンチマーキングの基本と実践法、研究開発テーマへの展開 東京都 会場・オンライン
2024/12/19 研究者・技術者のやる気を変える発明の具体的手法 オンライン
2024/12/20 共同研究・開発契約の実務とトラブル対応 オンライン

関連する出版物