技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

欧州における車載樹脂のリサイクル技術の動向

欧州における車載樹脂のリサイクル技術の動向

オンライン 開催

開催日

  • 2023年7月13日(木) 13時30分 15時00分

受講対象者

  • 車両基本構成企画担当者
  • 自動車用樹脂メーカ 自動車内装、部品メーカ 自動車のリサイクルに関係する方

修得知識

  • 自動車を取り巻く様々な課題と電動化動向
  • 自動車用材料の動向と求められる性能
  • 欧州における廃車時のリサイクルに関する規制
  • 自動車メーカ他のリサイクルに対応した車両開発
    • 特に樹脂材料の選定動向など
  • 廃車からの樹脂リサイクル技術

プログラム

 自動車の走行に関わる排出規制については国際基準の整備が進んでおり、地球温暖化防止の有効手段として、電動化が注目されている。一方、資源の採掘から製造、さらには廃車に至る「ライフサイクル」全体での温暖化物資排出量を算出、その削減が求められる様になってくると、車両の設計時点で廃車の処理、リサイクルを含めた算出が求められるようになってきている。そのためには従来からリサイクルが進められていた金属のみならず、樹脂部材のリサイクルが重要な課題となっている。
 EU内では共通の目標値を設けてリサイクルに取り組んでいる。樹脂関係については現時点では包装関係の目標値が規定されているが、自動車業界でも基本方針に沿って設計時点から樹脂再利用に取り組んでいる。

  1. 自動車を取り巻く課題と規制動向
    1. 自動車の普及に伴って顕在化した問題
    2. 自動車の有害派出物質削減
    3. 世界の温暖化物質排出規制の動き (燃費改善から)
    4. カーボンニュートラルを目指すエネルギー転換
      (運搬できるエネルギー、その生成、エネルギー密度)
  2. 自動車の電動化動向
    1. EVの歴史と種類、課題
    2. 現代のEVとその課題
    3. EVに使用される材料
  3. 自動車の軽量化と材料転換
    1. 自動車の軽量化技術とその効果
    2. EVにおける軽量化の重要性
  4. 自動車のリサイクル動向
    1. 欧州のリサイクル動向 (BMWを例に)
      1. 欧州ELV指令
      2. BMWの自動車リサイクル研究開発
    2. 欧州の樹脂部品のリサイクル
      1. EUの樹脂に関わる循環型経済
      2. EUのECOBULK
      3. 自動車用プラスチックの循環型経済への取り組み
  5. まとめ

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)
複数名
: 9,000円 (税別) / 9,900円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 9,000円(税別) / 9,900円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 18,000円(税別) / 19,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 18,000円(税別) / 19,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 27,000円(税別) / 29,700円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/20 次世代バイオプラスチックの開発最前線 オンライン
2024/12/20 プラスチック加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2024/12/20 二軸押出機における樹脂流動解析の基礎と AI/IoT 活用展開 東京都 会場
2024/12/23 プラスチックリサイクル技術の現状・課題・最新動向 オンライン
2024/12/23 EUの包装及び包装廃棄物規則 (PPWR) と今後の日本の対応 オンライン
2024/12/23 熱可塑性エポキシ樹脂の基礎と応用 オンライン
2024/12/24 自動車リサイクルの日本および世界の現状と今後のリサイクル戦略 オンライン
2024/12/25 プラスチック廃棄、海洋汚染防止、再生プラスチック、PFAS問題に関する国内外規格規制の動向と対応 オンライン
2025/1/7 高感度化フォトレジスト材料の合成・設計・開発技術 オンライン
2025/1/10 欧州連合 (EU) の食品包装規制と安全問題の最新動向 オンライン
2025/1/21 自動車用を中心とした半導体技術の現状・最新動向と今後の展望 オンライン
2025/1/22 欧州連合 (EU) の食品包装規制と安全問題の最新動向 オンライン
2025/1/28 車載用プラスチック材料や成形法の基礎から最新活用法まで オンライン
2025/1/29 カーボン材料の分散制御技術と評価法 オンライン
2025/1/29 自動車照明市場の最新動向・新技術トレンド オンライン
2025/3/6 エポキシ樹脂の耐熱性向上と機能性両立への分子デザイン設計および用途展開における最新動向 オンライン
2025/3/28 固体高分子の破壊とタフニング オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/24 EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2023/12/15 欧州のリサイクル 総合分析
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証