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IPランドスケープのための知財情報解析と実践ノウハウ

Zoomを使ったライブ配信セミナー

IPランドスケープのための知財情報解析と実践ノウハウ

~経営幹部に刺さる戦略提言を行うには / 知財分析、特許マップの書き方、ビジネスモデル設計 … 実践事例を詳解~
オンライン 開催

開催日

  • 2023年4月18日(火) 10時00分 17時15分

プログラム

第1部 IPランドスケープの基礎と勘所

〜特許マップから戦略提言に繋げるためのブーメラン分析のすゝめ〜

(2023年4月18日 10:00〜11:30)

 狭義のIPランドスケープ=「知財情報解析をフル活用して知財経営に資する戦略提言を図ること」の実践には、客観公平性に富む特許情報を起点としつつ、有用な非特許情報と高度に補完分析し、これを適宜繰り返す「ブーメラン分析」が不可欠です。
 本科目では、講師が手掛けた具体的事例を紹介しながら、受講者によるグーグル検索 (非特許情報検索) の簡易演習を行い、特許情報で得たチケットを手に非特許情報の世界に旅立ち、その地ならではの貴重な土産情報を持ち帰る「ブーメラン分析」を体感して頂きます。

  1. IPランドスケープとは
  2. 知財情報戦略 (狭義のIPランドスケープ) のポイント
    1. 「特許情報/非特許情報」の両視点 (ブーメラン分析)
    2. 「仮説/検証」の積上:ストーリを描き/裏付ける
    3. 「将来予測」:戦略提言の要
  3. 課題解決アプローチ
  4. ロジスティクス分野DXのブーメラン分析/簡易演習
    1. AMAZONによるDX (2017年版)
    2. AMAZONによるDX (2022年版)
  5. チャイノベーションを炙り出すブーメラン分析/簡易演習
    1. 中国における産官学連携の醸成 (2018年版)
    2. 中国におけるEV分野のイノベーションの加速 (2023年版)
    • 質疑応答

第2部 IPランドスケープ実践のための知財分析 〜特許マップの読み書き〜

(2023年4月18日 12:15〜13:45)

 IPランドスケープ実践において知財情報解析は欠かせない重要な要素です。実践にあたっては様々なツールや特許マップを上手に活用し戦略提案へとつなげるスキルが求められます。特許マップというと、ツールの操作習得といった「書く」ことに注目されがちです。データ整理としてツールをきちんと使えることは大事なことですが、実践ではツールに頼ってマップを作るのではなく、知りたいことを的確に「書く」ことが求められます。また、その先にある仮説設定・提案策定へとつなげるためには、特許マップから何が起きているのかを「読む」力も必要なスキルとなってきます。
 本講座では、統計的データや質的データを用いた事例を通して、特許マップを「読む・書く」力について紹介します。

  1. IPランドスケープをうまく進めるためには
  2. 「見る」と「取る」の2つの分析
  3. 統計的データの事例
  4. 質的データの事例
  5. 指標的データの事例
    • 質疑応答

第3部 IPランドスケープ実践の為のIPデザイン

〜ビジネスモデルを知的財産の視点でデザイン・分析〜

(2023年4月18日 14:00〜15:00)

 2021年6月にコーポレートガバナンス・コードが改訂され、事業において知財・無形資産を活かした価値創造ストーリーを構築・説明することが求められています。
 本講座では、ビジネスモデルを知的財産の視点から設計 (IPデザイン) するフレームワークとして「VIPMAP」を紹介します。VIPMAPは利害関係者間の価値交換に基づき、知的財産の効力を効果的に発揮させるビジネスモデルを設計・分析するための思考ツールです。VIPMAPの活用事例として、特許公報を起点としたビジネスモデル検討、新興ビジネスの分析、そして経営戦略・構想をストーリー化できる経営デザインシートと組み合わせたビジネスモデル分析について紹介します。

  1. IPデザインについて 〜ビジネスモデルを知財で強化する為に
  2. IPデザインのための思考ツール「VIPMAP」
  3. VIPMAP活用例1〜特許公報を起点としたビジネスモデル検討
  4. VIPMAP活用例2〜新興ビジネスのモデル分析
  5. VIPMAP活用例3〜経営デザインシートとのコラボ
    • 質疑応答

第4部 企業内IPランドスケープ活動の進め方 〜マネジメントに関する考察〜

(2023年4月18日 15:45〜17:15)

 IPランドスケープをはじめ、知的財産への注目が近年集まっています。一方「知的財産部門のプレゼンスが低い」という声も多く、その乖離もいまだ大きい。そのような中で他社の成功事例等に触れ、当社はどうしたら…と悩まれる方も多いように感じています。
 そこで、本講演では簡単な活動事例とIPL活動をマネジメントする上での基本的な考え方等についてご紹介いたします。

  1. IPL実践事例
    1. 研究開発部門向けのIPL活動の例
    2. 今、外部で起こっていること
  2. 考察
    1. IPLの私的解釈
    2. 3つの顧客
      • 経営
      • 事業
      • 企画
    3. 組織における展開論、ステップ
    4. 成果をどうとらえるか
    5. 継続化するために
    • 質疑応答

講師

  • 山内 明
    株式会社 知財ランドスケープ
    代表取締役社長 / CEO
  • 佐藤 貢司
    三井化学 株式会社 知的財産部 情報調査グループ
    チームリーダー
  • 川邊 光則
    岩谷産業 株式会社 中央研究所 知的財産担当
    部長
  • 梶間 幹弘
    積水化学工業 株式会社 R&Dセンター 知的財産グループ (つくば)

主催

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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

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