技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

クリックケミストリーによる高分子合成技術の開発動向と今後の展望

クリックケミストリーによる高分子合成技術の開発動向と今後の展望

~ノーベル化学賞で注目が集まる "クリックケミストリー" / 高分子合成・機能付与に向けたクリック反応の可能性に迫る~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、クリックケミストリーの歴史と具体的な化学反応を概説した後、クリックケミストリーの反応を用いて様々な高分子材料を合成する手法を紹介いたします。
続いて、クリックケミストリーの反応を用いて合成した高分子材料の機能を示します。

開催日

  • 2023年1月19日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 高分子などの機能性材料の研究開発に従事している研究者
  • クリックケミストリーに興味のある方

修得知識

  • クリックケミストリーの基礎
  • クリックケミストリーを使用した高分子合成法
  • クリックケミストリーによる機能性材料の設計法

プログラム

 2022年のノーベル化学賞は「クリックケミストリーと生体直交化学の発展に対して」欧米の研究者3名に授与されました。生体分子の化学合成を制御できれば効率的な創薬が可能になるため大変意義深い内容です。一方、クリックケミストリーの概念は新しい材料、特に高分子材料の開発においても重要なものです。本講座では、ノーベル賞の報道ではあまり注目されなかった機能性高分子材料の創製に焦点をあてて概説したいと思います。
 まず、クリックケミストリーの歴史と具体的な化学反応を概説した後、クリックケミストリーの反応を用いて様々な高分子材料を合成する手法を紹介します。続いて、クリックケミストリーの反応を用いて合成した高分子材料の機能を示します。最後に今後の展望を述べて終わりになります。

  1. クリックケミストリーとは
    1. クリックケミストリーの定義
    2. クリックケミストリーの反応
  2. クリックケミストリーを用いた高分子合成
    1. 重付加、高分子反応
    2. 非線状高分子、ブロックポリマー、環状ポリマー
  3. クリックケミストリーによる機能付与
    1. イオン認識
    2. 架橋高分子膜
    3. 自己修復性
    4. 光電子材
    • 質疑応答

講師

  • 道信 剛志
    東京工業大学 物質理工学院
    准教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/24 高分子の劣化・変色メカニズム、寿命評価及びトラブル解析事例 東京都 会場・オンライン
2024/7/24 高屈折率材料の分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2024/7/24 タイ分子の基礎と応用 オンライン
2024/7/25 基礎から理解するポリイミドの高性能化・機能化設計 オンライン
2024/7/26 マテリアルズインフォマティクスの基盤となる「計算科学シミュレーション技術」 オンライン
2024/7/26 熱分析の基礎、測定と正しいデータ解釈 オンライン
2024/7/29 リグニンの基礎と単離技術および機能性材料の創出 オンライン
2024/7/29 エポキシ樹脂と硬化剤の種類と特徴、硬化物の構造と特性、変性・配合改質およびエレクトロニクス用途の技術動向 オンライン
2024/7/30 次世代モビリティまでも俯瞰した車載用プラスチックの現状と動向 オンライン
2024/7/30 マテリアルズ・プロセスインフォマティクスの基礎とポリマー材料設計への応用 オンライン
2024/7/31 ポリマーアロイにおける分散構造、界面構造の形成とモルフォロジーの観察・解析手法 オンライン
2024/7/31 高分子合成におけるラジカル重合の基礎講座 オンライン
2024/8/2 ポリマーアロイ・ブレンドで物性を制御するには? オンライン
2024/8/2 マテリアルズ・プロセスインフォマティクスの基礎とポリマー材料設計への応用 オンライン
2024/8/6 高分子合成におけるラジカル重合の基礎講座 オンライン
2024/8/8 熱分析の基礎、測定と正しいデータ解釈 オンライン
2024/8/16 ポリマーアロイにおける分散構造、界面構造の形成とモルフォロジーの観察・解析手法 オンライン
2024/8/21 電子実験ノートの導入と共有・利活用ノウハウ オンライン
2024/8/22 ポリウレタンの化学、原料の特徴と使い方、構造と特性、フォーム・塗料・複合材料用途での技術動向 オンライン
2024/8/27 PPK/PD 解析・E-R解析の基礎および薬剤応答の予測への活用 東京都 会場・オンライン

関連する出版物