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循環型プラスチック利用の課題と関係企業が採るべき対応

循環型プラスチック利用の課題と関係企業が採るべき対応

~軟包装材料再生のための取組み 国内外事例~

概要

本セミナーでは、容器包装材料について取り上げ、バイオマス、生分解、リサイクル等、環境対応型材料の開発事例を詳解いたします。

開催日

  • 2022年12月19日(月) 13時30分 15時30分

プログラム

 世界のプラスチック業界は包装用途が大きな割合を占めている。Circular Economy対応の中で包装もCircular Packagingの方向であり、プラスチック利用の包装は、使用済みを回収し原料として再利用して新たにプラスチックを製造し利用する動きが加速している。いわゆる循環型プラスチックの利用促進である。PET bottle-to-PET bottleは代表例であるが、単体材料である。特に軟包装材料の再生再利用について世界は鋭意努力している。
 最後の砦である軟包装材料について、再生のための取り組み、循環型プラスチックの利用について、どのように取り組むべきかを海外事例を基に説明する。熱可塑性プラスチックについては包装用途での循環型プラスチックの利用の対応事例が手引書になる。

  1. 包装用途が多いプラスチック業界
  2. 循環型プラスチックに向けてSDGsの理解と対応策
    1. 製品設計段階で再生再利用性を考慮しているか、reverse engineeringが必須
  3. なぜ循環型プラスチックが必要か
    1. 地球温暖化防止、地球資源の節約でLess Materials, Less Energy
    2. 循環型プラスチック利用でCO2排出量削減・CO2利用のポリマー製造
  4. ケミカルリサイクルとメカニカルリサイクルの補完関係
    1. メカニカルリサイクルで利用しても製品寿命が尽きるとケミカルリサイクルにメカニカルR.の場合の樹脂物性回復法及び再生樹脂の射出成形利用法の事例
  5. 循環型プラスチック製造に向けたケミカルリサイクル
    1. どの方法がどのプラスチック仕様とマッチするのか
    2. ケミカルリサイクルの方式は企業方針に依存するだけか
  6. 循環型プラスチック利用の課題
    1. 容リ法のプラマーク製品回収
    2. プラスチック資源循環促進法に基づく回収品
    3. その他の廃プラスチックの利用をどうするのか
  7. 回収とsortingへの対応は
    1. 再度食品用途と非食品用途は回収プラスチックへの安全性配慮が異なる容リ法回収の課題
    2. 分別適合基準物と再生再利用の課題
    3. 循環型プラスチック利用に向けたsorting は本当に可能か
  8. 課題解決のために企業の採るべきことは
    1. もはや1社だけでは対応できない。各分野の専門企業との連携が必要
    2. 循環型プラスチックの最終利用企業、ブランドとの関係構築
    3. Science-basedの志向と企業ポリシー
  9. 質疑応答
  10. 名刺交換会
    • 講師及び参加者間での名刺交換会を実施しますので、人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
    • ライブ配信受講の方も、会場の名刺交換会終了後に講師と個別対話できる時間を設けております。

講師

主催

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複数名
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  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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  • 動画の公開期間は公開日より2週間となります。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • 質疑応答は原則として収録録画からカットされます。
  • 参加者名簿は配付致しません。あらかじめご了承下さい。
本セミナーは終了いたしました。

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