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フリーズドライ (凍結乾燥) の基礎と生産・製造プロセス最適化のポイント

フリーズドライ (凍結乾燥) の基礎と生産・製造プロセス最適化のポイント

~凍結濃縮に伴う様々な現象 / 活性物質が受けるストレス / 凍結および乾燥の最適化技術~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2022年10月17日〜28日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2022年10月24日まで承ります。

概要

本セミナーでは、フリーズドライについて基礎から解説し、凍結・乾燥工程で起こる現象、品質を決定する因子、品質変化について詳解いたします。

開催日

  • 2022年10月7日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • フリーズドライに関連する製品の技術者、品質担当者、担当者、管理者
    • 抗がん剤、抗生物質、ワクチンなどの注射剤
    • 高品質なインスタント食品 など
  • フリーズドライに関連する技術者、開発者、研究者

プログラム

 フリーズドライ (凍結乾燥) とは一旦凍結した試料を昇華によって脱水することを特徴とする乾燥手法です。品質の保持に最も優れた乾燥方法として知られており、抗がん剤、抗生物質、ワクチンなどの注射剤、高品質なインスタント食品などの製造手法としてその利用はますます拡大することが見込まれています。その反面、オペレーションやコストの点で課題も多く、プロセスの最適化が常に求められます。そのためには乾燥原理や品質変化と関わる複雑な現象を正しく理解することが求められます。
 本講座では乾燥に関わる化学工学的な理解について概説し、凍結および乾燥工程で起こる現象、品質を決定する因子などについて理解を深めていただきます。また、適切な凍結乾燥操作を実施するために必須の基礎知識を習得してもらいます。

  1. 凍結乾燥プロセスの概説
    1. 凍結乾燥とは
    2. 凍結乾燥の工程
    3. 凍結乾燥装置の概要
    4. 凍結乾燥装置内の物質収支
  2. 凍結乾燥過程で起こる現象
    1. 凍結過程で起こる現象
    2. 乾燥過程で起こる現象
    3. 凍結乾燥過程の温度チャート
    4. 凍結乾燥過程におけるコラプス
  3. 凍結現象の詳細
    1. 過冷却現象と過冷却解除
    2. 二成分溶液の固液相平衡
    3. 氷晶のパターン形成
    4. 凍結濃縮相の緩和・オストワルドライプニング (アニーリング)
    5. 氷晶サイズの推算・分布
  4. 熱・物質移動と乾燥の基礎理論
    1. 伝熱方程式・拡散方程式
    2. 定常状態
    3. 境膜内伝熱係数と物質移動係数
    4. 放射伝熱
    5. 蒸発速度と湿球温度
    6. 乾燥特性曲線
    7. 定率乾燥期間と減率乾燥期間
  5. 凍結乾燥のモデル化 (数学的扱い方)
    1. 凍結乾燥の基礎理論
    2. 凍結乾燥の数学的取り扱い
    3. 棚板式バイアル凍結乾燥モデル
    4. モデルの計算法
    5. シミュレーションの実施例
  6. 凍結乾燥プロセスの概説
    1. 凍結乾燥とは
    2. 凍結乾燥の工程
    3. 凍結乾燥装置の概要
    4. 凍結乾燥装置内の物質収支
  7. 凍結乾燥過程で起こる現象
    1. 凍結過程で起こる現象
    2. 乾燥過程で起こる現象
    3. 凍結乾燥過程の温度チャート
    4. 凍結乾燥過程におけるコラプス
  8. 凍結現象の詳細
    1. 過冷却現象と過冷却解除
    2. 二成分溶液の固液相平衡
    3. 氷晶のパターン形成
    4. 凍結濃縮相の緩和・オストワルドライプニング (アニーリング)
    5. 氷晶サイズの推算・分布
  9. 熱・物質移動と乾燥の基礎理論
    1. 伝熱方程式・拡散方程式
    2. 定常状態
    3. 境膜内伝熱係数と物質移動係数
    4. 放射伝熱
    5. 蒸発速度と湿球温度
    6. 乾燥特性曲線
    7. 定率乾燥期間と減率乾燥期間
  10. 凍結乾燥のモデル化 (数学的扱い方)
    1. 凍結乾燥の基礎理論
    2. 凍結乾燥の数学的取り扱い
    3. 棚板式バイアル凍結乾燥モデル
    4. モデルの計算法
    5. シミュレーションの実施例
  11. 凍結乾燥の実施と品質の安定化
    1. 製品品質の変化と関わる現象
    2. 品質安定化の考え方
    3. 凍結時のさまざまな品質劣化要因
    4. 乾燥時のさまざまな品質劣化要因
    5. 保護物質の役割と選定
    6. 復水性・再水和特性の保持
    7. 凍結乾燥製品の結晶多形 (マンニトール)
    8. 吸湿のメカニズムと湿度管理
  12. 最近の研究動向
    1. 凍結乾燥研究の課題
    2. 連続プロセスの構築
    3. 製品品質の変化と関わる現象
    4. 品質安定化の考え方
    5. 凍結時のさまざまな品質劣化要因
    6. 乾燥時のさまざまな品質劣化要因
    7. 保護物質の役割と選定
    8. 復水性・再水和特性の保持
    9. 凍結乾燥製品の結晶多形 (マンニトール)
    10. 吸湿のメカニズムと湿度管理
  13. 最近の研究動向
    1. 凍結乾燥研究の課題
    2. 連続プロセスの構築

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2022年10月17日〜28日を予定しております。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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