技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

モータの高効率な制御技術とノイズ対策

モータの高効率な制御技術とノイズ対策

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、高効率化に向けたトルク制御技術、ノイズを低減するための回路構成について解説いたします。

開催日

  • 2022年9月16日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • モータの種類、構造、特性、特徴、駆動方式
  • モータ駆動回路、コンバータやインバータ回路、ノイズを低減する回路構成
  • 高効率駆動の考え方、ノイズ電流の低減法、制御システムの開発手法

プログラム

 自動車、産業用機器、家電製品、医療機器、サービスロボットなど、多くの製品に利便性や性能向上のために、モータが搭載され、その数は急増しています。システムの故障率を低減し、低コスト化と高信頼性への要求が高まり、モータを駆動する安価で信頼性の高い制御回路や駆動回路、高効率・高性能な制御技術、ノイズ対策技術が求められています。
 本講座では、最近のモータの種類や特徴、制御を実現するのに必要なモータの電気的特性、駆動方式や駆動回路、ノイズを低減するインバータ回路構成、スカラー制御・ベクトル制御などの永久磁石同期モータの制御手法、ノーマルモードノイズやコモンモードノイズの拡散を低減する手法、制御システム開発法などについても解説します。

  1. モータを駆動するための基礎技術
    1. モータの種類と特徴
    2. 巻線方式と結線方式
    3. 磁石の形状と配置
    4. 駆動電圧の高電圧化のメリット
    5. モータの電気的特性とブロックダイアグラム
  2. 駆動回路、電圧変換回路
    1. 半導体の特性、駆動方式と駆動回路
    2. 電圧制御と電流制御
    3. モータを駆動するためのセンサと電圧変換回路
    4. コンバータとインバータ
    5. ノイズを低減するインバータ回路
  3. 高効率・高性能化のための制御技術とノイズ対策
    1. 起電力と電流による電力とトルクの関係
    2. 弱め界磁のメリットとデメリット
    3. 変調方式とIPMSMの最大トルク制御
    4. モータ駆動回路におけるノイズ対策
    5. 制御システム開発法、機電一体化とインホイールモータ
    • 質疑応答

講師

  • 高橋 久 (髙橋 久)
    電動モビリティシステム専門職大学 電気自動車システム工学部
    学部長, 教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/8 ソニー・ホンダモビリティ、Tesla、BYDのEV開発戦略 東京都 オンライン
2024/5/14 EV×グリッド活用と今後のビジネスチャンス 東京都 会場・オンライン
2024/5/21 xEVのPCU (パワーコントロールユニット) と自動車用パワーエレクトロニクスの技術動向 東京都 会場
2024/5/21 永久磁石同期モータの制御系設計の基礎 オンライン
2024/5/27 EVの最新技術動向と将来展望 オンライン
2024/5/30 EV用モータの技術トレンド 東京都 会場・オンライン
2024/5/30 EVを始めとした次世代自動車の普及展望とリチウム、コバルトなどLiB用金属資源の今後 オンライン
2024/5/31 電動化 (EV駆動等) モータと回路基板の高電圧化・高周波化・熱対策に向けた、樹脂材料開発と絶縁品質評価技術 オンライン
2024/6/4 欧州のxEV及び電池業界動向 東京都 オンライン
2024/6/6 モータの特性とセンサレス制御への応用ノウハウ オンライン
2024/6/11 簡単な回路から始めるアナログ設計と実装の基礎 東京都 会場・オンライン
2024/6/12 EV用リチウムイオン電池および全固体電池のリサイクル オンライン
2024/6/14 アナログ回路設計技術の基礎と応用 オンライン
2024/6/19 電気自動車におけるバッテリーマネジメントの基礎知識 オンライン
2024/6/28 自動車における熱マネジメント技術と求められる技術・部品・材料 オンライン
2024/7/18 アナログ回路設計の基礎とトラブル対策 オンライン
2024/8/6 メカトロニクスの5つのコア要素技術と技術動向 会場・オンライン
2024/8/26 SRモータの基礎とEV実用化への最新動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/11/30 EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
2023/11/15 EV用モータの資源対策
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2023/5/19 世界の充電インフラ 最新業界レポート
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/3/9 EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍 + PDF版)
2022/3/9 EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍版)
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2022/1/20 脱炭素へ、EVの役割と電池・原材料の安定供給 2030/35年モデルと諸問題の検証
2021/6/22 EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル2021
2021/3/19 2021年版 モビリティ市場・技術の実態と将来展望
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/3/19 低炭素社会とバッテリーアグリゲーション
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2019/4/1 車載用LIBの急速充電性能・耐久性と市場