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デジタルヘルスケア・新医療機器製品開発に向けた戦略的な薬機法の活用法

審査側/医療側の視点から考える

デジタルヘルスケア・新医療機器製品開発に向けた戦略的な薬機法の活用法

オンライン 開催

開催日

  • 2022年9月2日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 医療機器であるプログラム (SaMD) の取り扱い
  • 薬機法を戦略的に活用する開発マネジメント
  • デジタル医療のトレンドと医療の設計
  • 行動変容や認知行動療法の取り扱い
  • デジタル治療薬関連製品開発をめぐる政策と支援
  • デジタル医療と保険適用に関する動向と戦略

プログラム

 医療の姿が大きく変わる中、デジタル治療薬が注目され、遠隔医療も身近になりつつある。薬機法改正や感染症拡大防止のための仕組みなど、新しい概念の受容を背景に、さらなる活用が期待され、開発環境の充足が行われている。
 本セミナーでは、デジタルヘルスケア製品や新医療機器によって医療に貢献するために、薬機法の根本を理解するところから、戦略的に活用するスキルを解説する。医療機器であるソフトウェア(SaMD)や周辺デバイス、医薬品と薬機法等のつながりについても、現場目線から解説し、コンセプトから現場導入についてアクションのコツを伝える。

  1. 私たちを取り巻く社会とデジタル医療
    1. 社会の変化をどう読むか
    2. デジタルに期待されていること
    3. 価値観の変化
  2. デジタル医療を取り巻く政策と開発環境
    1. 医療機器基本計画2.0
    2. デジタル医療に関連する政策
    3. 規制に関することを理解する
    4. 開発環境を利用する
  3. 医療機器であるソフトウェアとは
    1. デジタル医療の構成事例
    2. 診断での活用
    3. 治療での活用
    4. 該当性の問題
    5. 医療機器として特別なのか
  4. 法において必要な業態とビジネス構築
    1. 業態とは何か
    2. 整備するためのコツ
    3. 医薬品と医療機器の環境の違い
    4. 医療の経営にも目を向ける
  5. デジタル医療製品を製造販売するということ
    1. 製造販売をするポイント
    2. 製造販売のプロセス
    3. デジタル特有の問題
    4. 薬事戦略、開発薬事
  6. 開発のために持ちたい視点
    1. 品目に求められていること
    2. 評価の前にコンセプトは磨いているか
    3. リスクやセキュリティの感覚
    4. ガイダンス/ガイドライン
    5. 行動変容、在宅医療に関すること
    6. 情報を活用する
    7. 情報をまとめる
    8. 相談制度の活用
  7. 事業と保険適用
    1. 保険適用の仕組み
    2. 保険外医療のポテンシャル
    3. ビジネスモデルをよくみる
    4. 顧客の理解はできているか
  8. これから気をつけておきたいこと
    1. COVID-19がもたらしたもの
    2. オンライン診療の動向
    3. 最近のトピック
  9. まとめ
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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2024/8/9 チャレンジ申請制度を活用した医療機器保険適用戦略 オンライン
2024/8/9 医薬品・部外品・化粧品分野で必要な品質管理/検査に役立つ化学分析の基礎 オンライン
2024/8/9 バイオ医薬品におけるタンパク質の凝集分析と処方決定までの具体的事例 オンライン
2024/8/13 製造販売後におけるRWD (リアルワールドデータ) 利活用の実際 オンライン
2024/8/13 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント オンライン
2024/8/15 三極 (日米欧) の規制・承認体制に基づいた治験薬GMPのポイントと設備管理・適格性評価 オンライン
2024/8/19 GMP文書・当局査察・監査時の英語表現と効果的な説明のポイント オンライン
2024/8/19 医薬品製造現場におけるQuality Culture醸成とCAPAの推進 オンライン
2024/8/20 チャレンジ申請制度を活用した医療機器保険適用戦略 オンライン
2024/8/20 初心者に向けた医療機器開発の4ステップ: 法規制・設計開発・品質マネジメント・市販後安全管理 オンライン
2024/8/20 医療市場における医療機器と法規制 オンライン
2024/8/21 LC-MSによる医薬品分析での試験法検討とバリデーション オンライン
2024/8/22 MDR要求に従い臨床評価報告書や市販後調査 (PMS) と連携の取れたPMCFの実施ポイント オンライン
2024/8/22 臨床研究法において製薬企業及び医療機関が留意すべき事項 オンライン
2024/8/23 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン
2024/8/23 教育訓練の実効性評価の具体的な方法/逸脱対策 オンライン
2024/8/26 希少疾病用医薬品の薬価算定の実際と適正な利潤獲得のための薬価戦略 オンライン
2024/8/26 医薬品GMPにおける試験室管理 オンライン
2024/8/26 グローバル開発でのEU-RMP/REMS/J-RMPの比較・差異とRMP (医薬品リスク管理計画) 作成・安全対策の留意点 オンライン
2024/8/26 R&D領域のデューデリジェンスで確認すべき (した方がいい) ポイントと不透明な段階におけるリスクヘッジの考え方 オンライン

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2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
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