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トライボロジーの基礎と摩擦表面評価方法

トライボロジーの基礎と摩擦表面評価方法

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、トライボロジーの基礎事項から摩擦表面で起こるトライボロジー現象をひも解き、摩擦表面の状態を適切に評価するための基礎知識および分析・評価技術、各種状態監視技術と診断・評価事例などについて視覚的にできる限り解りやすく解説いたします。

開催日

  • 2022年5月10日(火) 10時30分16時30分

修得知識

  • トライボロジーの基礎
  • 適切な摩擦・摩耗試験の選択と実践
  • 摩擦表面の損傷形態と適切な分析・評価
  • AE計測技術を導入する基礎

プログラム

 機械システムには接触して相対運動し合う摩擦表面が必ず存在し、その摩擦表面で起こるトライボロジー現象 (摩擦・摩耗・潤滑) が不具合の原因となることが多々あります。摩擦表面で何が起こっているかを理解することはとても重要であり、適切な診断・評価と対策を行うことで機械システムの致命的な損傷を避けることができます。
 本講座では、トライボロジーの基礎事項から摩擦表面で起こるトライボロジー現象をひも解き、摩擦表面の状態を適切に評価するための基礎知識および分析・評価技術、各種状態監視技術と診断・評価事例などについて視覚的にできる限り解りやすく解説します。また、様々な実験事実から焼け付きメカニズムとその対策について詳しく解説するとともに、摩耗・破壊・焼け付き予防に有効なアコースティックエミッション (AE) 計測技術の基礎と応用についても触れます。本講座を通じて、様々な摩擦表面で起こる問題解決とトライボロジー改善、製品開発などに役立つ情報を提供できればと考えております。

  1. トライボロジー (摩擦・摩耗・潤滑) の基礎
    1. トライボロジー概論
    2. 固体表面と接触
    3. 摩擦・摩耗メカニズム
    4. 摩擦・摩耗の評価パラメータ
    5. 潤滑状態
  2. 摩擦・摩耗試験と評価技術
    1. 摩擦・摩耗試験の種類・用途
    2. 表面分析・評価技術
    3. 可視化技術と評価事例
  3. 機械の損傷と状態監視技術
    1. 機械の損傷形態
    2. 状態監視技術と評価事例
    3. アコースティックエミッション計測技術を用いた診断・評価
  4. まとめ
  5. 質疑応答・総合討論

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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