技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

IPランドスケープ®実践に役立つ知財情報戦略

IPランドスケープ®実践に役立つ知財情報戦略

~網羅的・効率的な「分析・戦略提言アプローチ」/新規事業開発向け「特許マーケティング」~
オンライン 開催

開催日

  • 2022年2月24日(木) 13時00分 17時00分

プログラム

 本講座では、まず、第1部として、知財経営の実践に向けた具体的手法として注目を集める、IPランドスケープの概念や定義・活用等について説明します。その後、実践に役立つ、知財情報戦略の理論と実践の基礎知識を習得することを目的とします。
 続いて、第2部として、具体的なテーマとしてドローンを題材として知財情報戦略を実践し、特定出願人の特徴分野や特徴技術を網羅的・効率的に分析する分析アプローチ (マクロ分析/ミクロ分析) 及び戦略提言アプローチ (魅せ方) について説明します。
 最後に、第3部として、特許は、大手企業を中心とする各出願人による技術開発の成果物であり、特許情報には、本来的にマーケティングのヒントが満載されており、これを上手く活用しない手はありません。そこで「知財情報戦略」本来の「特許マーケティング (1.0) 」に加えて「特許マーケティング2.0」の理論と実践事例を紹介します。
 本講座は、企業内知財部の方に限らず、研究開発部門や経営企画部門の方等、初心者の方でも理解し易く、多くの気付きを得ることが可能な内容です。

  1. 第1部
    1. はじめに – IPランドスケープの定義 –
      1. IPランドスケープとは (広義)
        • 広義では、知財経営
      2. IPランドスケープとは (狭義)
        • 狭義では、知財情報解析をフル活用して戦略提言を図ること
    2. IPランドスケープ – 知財情報戦略の基礎と実践のポイント –
      1. 知財情報戦略のポイント概要
      2. 同ポイント詳細
        1. 「特許情報/非特許情報」の両視点 (ブーメラン分析とは)
        2. 「攻め/守り」の両視点
        3. 「時系列/非時系列」の両視点
        4. 「マクロ/ミクロ」の両視点
        5. 「仮説/検証」の積上
        6. 「ポジション把握」
        7. 「ベンチマーク対比」
        8. 「将来予測」
  2. 第2部.
    1. 分析アプローチ
      - 具体的なテーマとしてドローンを題材とし、選別した情報 (特許マップや非特許情報) から出願人や技術特徴の傾向を読み取り、ある結論を導き出す等、網羅的・効率的に分析するポイント –
    2. マクロ分析 (全体俯瞰)
      • マクロ分析では、電気機器メーカー1社、ドローン専業2社、移動体通信メーカーの2社の計5社 (3業界) を対象とし、特許マップを用いて各社のストーリー (仮説) を立案
    3. ミクロ分析 (個社分析)
      • ミクロ分析では、複数の特許マップと非特許情報を活用して異業種5社の技術動向 (トレンド) や各社の技術特徴を炙り出しつつ、マクロ分析で立案した仮説に対する検証を実施
      • 他社注目度、自社注目度、技術特徴分野、直近公開の各アプローチ
      • 特許情報と非特許情報を活用する「ブーメラン分析」は必須
    4. 戦略提言アプローチ
      - 主役は、特許マップではなく、そこから気付きを得て仮説検証された、価値有る情報であり、戦略提言へ向けたオリジナル指標 (アプローチ例) は必見 –
      • 魅せるサマリ作成/アプローチ方法
  3. 第3部
    1. 特許マーケティングの概論
      • 課題解決アプローチとマーケティング
    2. 特許情報を活用したマーケティング手法の実践
      - 特許マーケティング1.0 –
      1. 実践事例1 (有望用途探索A)
        • 繊維系化学メーカーが開発した導電性素材の有望用途探索事例
      2. 実践事例2 (アライアンス/売込先探索)
        • 計測技術ベンチャーの売込先候補探索の実践事例 – 特許マーケティング2.0 –
      3. 実践事例3 (有望用途探索B)
        • サイテーション法 (特に「親子ミックス法」) を活用した某機能性素材の有望用途探索
      4. 実践事例4 (ニーズドリブンバリューチェーン検討)
        - 川上・川中メーカーにおけるエンドユーザニーズの活用法 –
        • モノづくりの最適化:ニーズ先取/自社シーズとの効果的マッチング
      5. 実践事例5 (データドリブンバリューチェーン検討)
        - データに着目し、どう分析してどうサービスに活かすかを把握可 –
        • コトづくりの最適化:データ (ニーズ) 先取/自社サービス (シーズ) との効果的マッチング

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/30 技術者・研究開発者のための特許出願の基本知識と実務 東京都 会場
2024/5/30 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2024/5/30 医薬品開発におけるグローバルマーケットを見据えた知財戦略と出願・権利化選定/評価 オンライン
2024/5/31 遺伝子治療のベクター、プロモーター、化学修飾、DDS技術を中心とした特許戦略 オンライン
2024/5/31 IPランドスケープによる戦略的な知財分析・活用のすすめ方 オンライン
2024/5/31 モノづくり企業が知っておきたい知的財産契約の基礎知識 オンライン
2024/6/3 不確実性を価値創造に変える衆知錬成の「意思決定」 オンライン
2024/6/4 AIによって開発された医薬・診断技術の特許申請・知財保護戦略 オンライン
2024/6/6 生成AI、ChatGPTによる知財業務、用途探索への活用 オンライン
2024/6/7 研究開発・技術部門が行う特許情報調査の基本とすすめ方、調査精度を高めるポイント オンライン
2024/6/7 シナリオプランニングをとりいれた市場・製品・事業・技術ロードマップの策定と実行手法 オンライン
2024/6/10 特許調査・明細書の読み方・パテントマップの作成、活用による技術と知財戦略の実践方法 オンライン
2024/6/10 遺伝子治療のベクター、プロモーター、化学修飾、DDS技術を中心とした特許戦略 オンライン
2024/6/11 研究開発におけるポートフォリオ・マネジメントの方法とその具体的な活動 オンライン
2024/6/11 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2024/6/12 事例に沿って解説する特許等調査の実践的方法、特許公報等の読み方、調査報告書の作成方法 東京都 会場
2024/6/12 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン
2024/6/13 AIによって開発された医薬・診断技術の特許申請・知財保護戦略 オンライン
2024/6/13 IPランドスケープによる戦略的な知財分析・活用のすすめ方 オンライン
2024/6/17 AI関連発明の出願戦略と生成AIの知財制度上の留意点 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2022/7/29 費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2022/2/28 With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2021/3/31 経営・事業戦略に貢献する知財価値評価と効果的な活用法
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書
2018/10/1 軸受の密封 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)