技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

二軸押出機のスクリューデザイン 超入門

二軸押出機のスクリューデザイン 超入門

~コンパウンディング用二軸押出機のスクリューデザインを講師の実体験から検討する~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、二軸押出機のスクリュー構成やそのデザインについて、各種スクリューパーツの機能や材料別の構成例等、基礎から解説いたします。

開催日

  • 2022年2月24日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • スクリューデザインに携わる方
  • これから2軸押出機のスクリューデザインをされる方

修得知識

  • 各スクリューパーツの機能
  • スクリュー構成のデザイン技術

プログラム

 プラスチックコンパウンディングにおける二軸押出機のスクリューデザインは、不良率を決める大事な要素でありながら (シミュレーションソフトが普及した現代であってもなお) 、その複雑な機能やブラックボックスになっているメカニズムから熟練した知識やノウハウが要求され、度々現場の技術者を悩ませます。
 本講座では、コンパウンドメーカーに約30年在籍しコンパウンド研究に携わった経験を持つ講師が、「はじめての方向けに」各種スクリューパーツの機能や材料別の構成例等を解説します。単純化した手法とモデルケースの解説を通じて、短時間で材料に適したスクリュー構成のデザイン技術を習得頂くことを目的としています。

  1. 分散と分配の理論
  2. スクリューパーツとその機能 ~理論的表現と感覚的表現~
  3. スクリュー構成
    1. 材料別スクリュー構成典型例
    2. スクリュー構成典型例の相違とは
  4. モデルケースの解説
    1. 液晶ポリマー/充填材
    2. ポリサルフォン/充填材 (導電)
    3. ポリフェニレンエーテル/充填材 (導電)
    4. ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物
    5. 樹脂に液添
    6. ポリエステル/ポリオレフィンアロイ
    7. EVA加水分解
    8. ポリオレフィン/ナイロンアロイ
    9. 樹脂の脱水
    10. PPE/ナイロンアロイ
    11. ポリオレフィン導電 (フィラー高充填)
    12. ゴム/PP/架橋剤 (1)
    13. ゴム/PP/架橋剤 (2)
    14. ポリオレフィンの軟質化
    15. ポリオレフィン/ゴム/充填材
    16. ナイロン/カーボン繊維
  5. トラブル原因と対応
  6. 質疑応答

講師

  • 鷲尾 裕之
    プラスチックコンパウンドコンサルタント

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 高分子インフォマティクスの応用事例 オンライン
2024/4/22 プラスチック強度設計の基礎知識 オンライン
2024/4/22 高分子材料 (樹脂・ゴム材料) における変色劣化の機構とその防止技術 オンライン
2024/4/23 ナノ触診原子間力顕微鏡 (AFM) による高分子材料の解析技術 オンライン
2024/4/24 樹脂材料のEV駆動モータ/パワーデバイスへの実装に向けた高電圧絶縁特性の基礎と評価法 オンライン
2024/4/24 プラスチック用添加剤の基礎と選び方・使い方のポイント、その注意点 オンライン
2024/4/24 熱分析による高分子材料 (プラスチック・ゴム・複合材料) の測定・解析の基礎とノウハウ オンライン
2024/4/24 ヒートシールの基礎と材料設計および品質管理・不具合対策 オンライン
2024/4/24 高分子の絶縁破壊メカニズムとその劣化抑制技術 オンライン
2024/4/24 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/4/24 天然植物繊維を強化材とする複合材料の基礎と応用 東京都 会場
2024/4/25 押出成形のDX化と活用技術 オンライン
2024/4/25 5G高度化とDXを支える半導体実装用低誘電特性樹脂・基板材料の開発と技術動向 オンライン
2024/4/25 プラスチックフィルムの表面処理・改質技術と接着性の改善評価方法 オンライン
2024/4/25 レオロジー測定・データ解釈の勘どころ オンライン
2024/4/25 結晶性高分子における力学物性と高次構造の関係 オンライン
2024/4/25 破壊工学の基礎と高分子材料での実践 オンライン
2024/4/25 高分子結晶化のメカニズムと評価法 オンライン
2024/4/26 セルロースナノファイバーの技術動向と複合化・成形、使用への考え方・活かし方 オンライン
2024/4/26 ポリマーアロイの基本、構造・物性および新規ポリマーアロイの材料設計の必須 & 実践知識 オンライン