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自動車の軽量化に向けた構造接着剤の設計と評価

自動車の軽量化に向けた構造接着剤の設計と評価

~自動車用接着剤・構造接着剤の作り方、使い方、選び方~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、各構造接着剤に関して要求特性を示し、それに対応した設計の手法についてエポキシ樹脂を例に解説いたします。
また、実際のデータを交えて、接着剤の評価手法を解説いたします。

開催日

  • 2022年2月4日(金) 13時00分 17時00分

修得知識

  • 車体軽量化に向けた技術動向
  • 自動車用構造接着剤の要求特性と設計法
  • 自動車用構造接着剤の評価法
  • 自動車構造接着剤のための樹脂、硬化剤、添加剤の選択

プログラム

 自動車業界では100年に一度という大きな材料変革が起こっている。その原動力はCO2排出実質ゼロに向けての車体の軽量化という目標である。構造接着剤はこの目標に対して重要な役割を担っている。例えば車体軽量化のためにはアルミやCFRPなどの軽量材料を使用しなければならない。しかし、これらの材料は鋼板と比べて溶接が困難な事から構造接着剤の使用が不可欠となっている。構造接着剤は他の接着剤と比べて要求項目も多く、設計のハードルも高い、評価法に関しても他の接着剤では行わない特殊な試験もある。
 本講義ではそれぞれの構造接着剤に関して要求特性を示し、それに対応した設計の手法についてエポキシ樹脂を例に解説する。評価法についても実際のデータを交えて手法を紹介する事とする。

  1. 車体軽量化の動向
    1. 燃費、排ガス対応の現状
    2. 車体軽量化への対応
    3. 自動車業界におけるマルチマテリアルの現状
  2. 自動車用構造接着剤
    1. 自動車構造接着剤の最新情報
    2. 自動車用構造接着剤の適用例
      1. ヘミング接着
      2. マスチック接着
      3. ダイレクトグレージング
      4. ウエルドボンディング
    3. 自動車構造接着剤の要求特性
    4. 自動車用接着剤の種類
      1. アクリル (SGA)
      2. ウレタン
      3. 変性シリコーン
      4. ホットメルト
    5. エポキシ構造接着剤の設計
      1. エポキシ樹脂の種類
      2. 硬化剤の種類
      3. その他の必要な添加剤
    6. 自動車用構造接着剤の評価
      1. 油面接着性
      2. インパクトウェッジピール
      3. ハット試験
      4. シャワー性
      5. 塩水噴霧

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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