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金属積層造形 (金属3Dプリンター) の現状と今後について

金属積層造形 (金属3Dプリンター) の現状と今後について

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、航空宇宙産業を中心に海外で利用が始まっている金属3Dプリンターについて取り上げ、最新の開発動向と各産業分野における今後の利用用途について解説いたします。

開催日

  • 2022年1月17日(月) 13時30分 16時30分

修得知識

  • 金属粉の製造方法と使い分け
    • アトマイズ法
    • 粉砕法
    • 電解法
    • 還元法
  • 金属粉の評価と使い分け
  • 積層造形の各手法
    • 光造形法
    • バインダー噴射法
    • UV照射硬化法
    • FDM法
    • 薄板積層法
    • 粉末床溶融結合法
    • 指向性エネルギー堆積法
    • 切削併用法
  • 利用分野とメリット・デメリット
    • 医療分野
    • 航空・宇宙機器部品
    • 射出成形用金型 (自由構造冷却水管)
    • 自動車修理部品
    • ラティス構造軽量化部品
    • 試作用 (極小ロット部品も含む)

プログラム

 金属積層造形技術は、レーザー光線または電子ビームの高密度エネルギーにより必要な部分のみの金属粉末を溶解し、凝固させて金属部品を製作する技術です。複雑な形状や強度の高い金属などの難しい成形を可能にし、緻密な3D形状を造形することができます。海外では航空宇宙産業を中心に既に生産が始まっていますが、日本国内での普及は正直な話、これからで期待されています。
 今回、原材料の金属粉の製法の説明から、金属3Dプリンターに関して説明し、メリットデメリットにも触れます。

  1. 金属粉の製造方法
    1. アトマイズ法
    2. 粉砕法
    3. 電解法
    4. 還元法
    5. 金属粉の検査方法
    6. 金属積層造形に適する金属粉とは?
  2. 金属積層造形の歴史
    1. 黎明期 (1981年、名古屋で産声をあげた技術)
    2. 発展期 (2013年、オバマ大統領の一般教書演説)
    3. 呼び名の変遷 (現在はAM;Additive Manufacturing)
    4. 日本でのTRAFAMの役割
  3. 金属粉を原料とする他の製法
    1. 粉末冶金 (Powder Metallurgy)
    2. MIM (金属粉射出成形;Metal Injection Molding)
    3. 従来技術と金属積層造形の違い
  4. 積層造形の各手法
    1. 光造形法 (樹脂)
    2. バインダー噴射法
      • 樹脂
      • セラミック
      • 金属)
    3. UV照射硬化法
      • 樹脂
      • セラミック
    4. FDM法 (熱溶融積層法:線材、ワイヤを溶融しながら 造形:樹脂、金属)
    5. 薄板積層法 (樹脂、金属)
    6. 粉末床溶融結合法 (パウダーベッド法
      • 樹脂
      • 金属
    7. 指向性エネルギー堆積法 (デポジション法:金属)
    8. +αとしての切削併用法
    9. 金属3Dプリンタのメーカーの紹介
    10. 積層プログラムの作成方法
  5. 金属積層造形の利用分野
    1. メリットとデメリット
    2. 医療分野
    3. 航空・宇宙機器部品
    4. 射出成形用金型 (自由構造冷却水管)
    5. 自動車修理部品
    6. ラティス構造軽量化部品
    7. 試作用 (極小ロット部品も含む)

講師

主催

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • Eメール案内を希望する方
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 54,000円(税別) / 59,400円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

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