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記載要件に基づいた特許の読み方・書き方

技術者・研究者向け

記載要件に基づいた特許の読み方・書き方

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、特許庁の審査官、審判官の立場になって特許請求の範囲を読む方法と書き方を、特許戦略業務15年のベテラン講師が詳解いたします。

開催日

  • 2022年1月12日(水) 13時30分 16時30分

プログラム

 技術者の皆さんは、最新の技術情報の取得に論文や雑誌の記事を使われていませんか。そこには落とし穴があります。企業が発信する論文や雑誌の記事は、技術の核心は伏せる傾向があります。リアルな技術情報のソースは特許公報の特許明細書です。ある有名企業では「論文読むより特許を読め」という教育があります。また、「特許はわかりにくい文章でわざと書かれている」とお思いの方もいるかもしれません。特許明細書は、特許庁の審査官が理解できないと権利化できません。そして、書き方には特許法の記載要件、そして特許法を解釈した特許庁特許審査基準という“ルール通り”書かれています。読み方さえ間違えなければ、特許明細書はカンタンです。読むことができれば、書くこともできるようになります。
 本セミナーでは、特許明細書300件作成の経験者である講師が特許に詳しくない技術者・研究者の方向けに基本中の基本の知識を伝授いたします。

  1. 特許明細書とは
  2. 特許明細書の書き方
    1. 出願にあたって用意すること
    2. 出願準備のアイテム
    3. 出願準備の考え方
    4. 特許請求の範囲の書き方のルール
  3. 特許請求の範囲の書き方
    1. 請求項の意味 (なぜいくつもわかれているのか)
    2. 製品名を請求項に書いてよいのか
    3. 表現方法
  4. 実施例・比較例の作成法
    1. 実施例とベストモードの関係
    2. 比較例と請求項の関係
    3. 記載すべき情報
  5. 減縮に備えて
    1. 拒絶とは
    2. 減縮とは
    3. 補正はどのようにするのか (制限があります)
  6. 明細書作成上の注意
    1. 誰に向けて書くのか
    2. どこまで書くのか
  7. 特許庁の審査官は何を根拠に審査しているのか (審査基準の基礎の基礎)
    1. 審査基準から見た明細書の記載事項のツボ
    2. 事例でみてみよう。
    3. 事例でみた補正のポイント
    4. パラメータ特許とは
    5. 明細書の記載に矛盾がある場合

講師

  • 鷲尾 裕之
    プラスチックコンパウンドコンサルタント

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,000円(税別) / 19,800円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 54,000円(税別) / 59,400円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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