技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

特許明細書の効率的な読み方と強い明細書の作成方法

特許明細書の効率的な読み方と強い明細書の作成方法

~研究開発部門を対象として~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、審査に強い特許明細書、契約・交渉・係争に強い特許明細書、限られた時間で特許明細書 (発明提案書) を書くためのポイントを詳解いたします。

開催日

  • 2021年12月17日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 特許明細書 (発明提案書) を書く機会のある研究者、エンジニア
  • 特許明細書 (発明提案書) のチェックや評価を行う知財担当者
  • 知財戦略、知財教育の担当者
  • 上記の他、本テーマに興味のある全ての方

修得知識

  • 特許の基礎
  • 事業に役立つ特許とは、特許にはどんな使い道があるか
  • 審査に強い特許明細書の作成
  • 契約、交渉、係争に強い特許明細書の作成
  • 限られた時間で特許明細書 (発明提案書) を書くためのポイント
  • 特許明細書 (発明提案書) をチェック及び評価する際の重要ポイント

プログラム

 本講座の目標は、研究者やエンジニアが、限られた時間で明細書を読めるようになること、的を射た特許明細書を書けるようになることです。また、知財担当者が、ポイントを外さず的確に明細書をチェック・評価できるようになることです。これらの目標の先にあるミッションは、本当に事業の役に立つ特許権を確保し、成長の種を守ることです。
 講師は、元特許庁審査官、元エンジニアで、大企業からスタートアップまでの支援経験を有する弁理士です。審査の実情、事業の現場の実情、知財をめぐる法制度や経済情勢等の最新のトピックを踏まえながら、審査に強く、侵害に強く、事業に役立つ特許を、効率的かつ確実に獲得するためのコツに迫ります。

  1. 第1部 基本編
    1. 特許とは
      1. 特許の役割
      2. 事業における特許の使い方
      3. 特許が成立するまで
    2. 明細書とは
      1. 明細書の役割
      2. 明細書の構成~明細書を見てみよう
      3. 明細書に求められる要件
    3. 特許明細書の読み方とポイント
      1. 何をどのように読むか
        1. 特許請求の範囲の場合
        2. 明細書の場合
        3. 図面や要約書の場合
      2. 効率的に読むポイントとは
    4. 何をどのように書くか
      1. 何を書くか
        1. 発明の本質的な特徴を把握する
          1. 発明の本質的な特徴
          2. 発明にならないもの
          3. 「新規性及び進歩性」について
        2. 発明の外縁を広げる
      2. どのように書くか
        1. クレームを書く
          1. クレームの記載パターン
          2. 構成要素の数と抽象度とが技術的範囲を決める
          3. 技術的範囲と新規性及び進歩性との関係
          4. 「明確性」について
        2. 明細書を書く
          1. 明細書の記載パターン
            1. 従来技術を説明する
            2. 課題、効果を設定する
            3. 実施例を説明する
              • 分野別の記載パターン
              • 図面を用いる
          2. わかりやすい文章を書く
          3. 何をどこまで詳しく書くか
          4. 「実施可能性」について
        3. 図面をかく
          1. 図面の記載パターン
  1. 第2部 応用編
    1. 審査に通りやすい明細書とは
      1. 様々な引用文献をあらかじめ想定する
      2. あいまいさを排除する
      3. 「サポート要件」について
    2. 権利行使に強い明細書とは
      1. 事業の上流から下流までをカバーする
      2. 技術の進歩をあらかじめ想定する
      3. クレームの書きかたで技術的範囲を自在にコントロールする
    3. 事業戦略を見据えた明細書とは
      1. 事業の将来の方向性をあらかじめ想定する
  2. 第3部 小演習
    1. 明細書を読んでみよう
    2. 明細書の骨子を書いてみよう
      1. アイディアを整理し、ストーリーを組み立てる
    3. クレームを書いてみよう
    • 質疑応答

講師

  • 相澤 聡
    いちご特許事務所
    パートナー

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/12 特許明細書の効率的な読み方と強い特許明細書のつくり方 オンライン
2024/12/12 共同研究・開発契約の実務とトラブル対応 オンライン
2024/12/13 AI/生成AIを活用した研究開発の意思決定と評価軸の考え方 オンライン
2024/12/13 特許情報調査の基本と競合他社調査および技術テーマ調査、技術動向分析の進め方 オンライン
2024/12/13 機械学習/AIによる特許調査の高度化で実践するスマート特許戦略 オンライン
2024/12/13 特許出願・ノウハウ保護の選択基準と留意点 オンライン
2024/12/16 生成AIの支援による特許調査・明細書作成・中間処理の効率化 オンライン
2024/12/16 国内外のAI法規制と企業のAIリスク対策 オンライン
2024/12/17 はじめての化学系特許出願 オンライン
2024/12/17 審査官の審査の仕方、考え方をふまえた特許明細書の書き方とポイント オンライン
2024/12/18 知財戦略とIPランドスケープ入門 オンライン
2024/12/19 特許明細書、出願書類作成への生成AI/ChatGPTの活用 オンライン
2024/12/19 ベンチマーキングの基本と実践法、研究開発テーマへの展開 東京都 会場・オンライン
2024/12/19 研究者・技術者のやる気を変える発明の具体的手法 オンライン
2024/12/20 共同研究・開発契約の実務とトラブル対応 オンライン
2024/12/20 特許出願・ノウハウ保護の選択基準と留意点 オンライン
2024/12/25 知財戦略とIPランドスケープ入門 オンライン
2025/1/7 生成AIの支援による特許調査・明細書作成・中間処理の効率化 オンライン
2025/1/7 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2025/1/10 審査官の審査の仕方、考え方をふまえた特許明細書の書き方とポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2009/7/15 不織布 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/7/10 電力10社 技術開発実態分析調査報告書 (改訂版) (PDF版)
2009/7/10 電力10社 技術開発実態分析調査報告書 (改訂版)
2009/7/1 NTTドコモとKDDIとソフトバンクモバイル分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/7/1 NTTドコモとKDDIとソフトバンクモバイル分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/6/25 携帯端末 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/6/25 携帯端末 技術開発実態分析調査報告書
2009/6/20 衛生設備 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/6/20 衛生設備 技術開発実態分析調査報告書
2009/6/15 NTT (日本電信電話) 分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/6/15 NTT (日本電信電話) 分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/5/30 太陽光発電 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/5/30 外国自動車メーカー12社分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/5/30 外国自動車メーカー12社分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/5/30 太陽光発電 技術開発実態分析調査報告書
2009/5/25 三菱化学と住友化学と三井化学 分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/5/25 三菱化学と住友化学と三井化学 分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/5/20 日本電気と富士通2社分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/5/20 日本電気と富士通2社分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/4/20 富士フイルムホールディングスグループ分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)