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ブロック共重合体の基礎とエレクトロニクス分野への応用

ブロック共重合体の基礎とエレクトロニクス分野への応用

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、ブロック共重合体と有機半導体の基礎を解説するとともに、ブロック共重合体の特殊性と各種の半導体デバイス (有機電界発光素子、有機薄膜太陽電池、フォトリフラクティブ素子) への応用例について紹介いたします。

開催日

  • 2021年10月28日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 高分子を基盤にした機能性材料の研究開発に携わっている技術者、研究者
  • 特に有機半導体、高分子合成に携わっている技術者、研究者
  • これから機能性材料の研究開発に携わる方
  • ブロック共重合体や有機半導体について関心のある方

修得知識

  • 高分子の基礎、ブロック共重合体の基礎
  • ブロック共重合体の合成と構造解析
  • ブロック共重合体の凝集系での構造
  • 有機半導体の基礎
  • ブロック共重合体の有機半導体への展開
  • 種々の有機半導体デバイス

プログラム

 高分子の合成技術の進歩に伴い、さまざまなタイプのブロック共重合体の合成が可能になってきている。凝集系においてブロック共重合体は、特徴的なミクロ相分離構造を示すが、薄膜系では相分離構造の配向制御等も可能になってきている。
 一方、有機半導体の応用においては、高分子等の材料を薄膜として使用することが多く、ミクロ相分離構造を示すブロック共重合体を半導体材料として用いることでデバイスの活性層のナノメーターサイズでの構造制御が自己組織的に可能となり、デバイス性能の向上が見込める。
 本講座では、高分子化合物の特徴を概説した後、ブロック共重合体の合成、構造決定の手法を紹介する。次に有機半導体について概説し、その基礎物性としての電荷移動度とその測定法を講義する。半導体特性を有するブロック共重合体の特殊性と各種の半導体デバイス (有機電界発光素子、有機薄膜太陽電池、フォトリフラクティブ素子) への応用例について紹介する。可能な限り原理原則に立ち返って本質を理解いただくとともに、この分野の最新情報に関して講義する。

  1. 高分子について
    1. 高分子とは
    2. 高分子化合物の性質と特徴
  2. ブロック共重合体について
    1. ブロック共重合体とは
    2. ブロック共重合体の合成
    3. ブロック共重合体の構造
  3. 有機半導体について
    1. 有機半導体の基礎
    2. 電荷移動度とその測定法
    3. ブロック共重合体薄膜中の電荷移動
  4. ブロック共重合体の有機半導体デバイスへの応用展開
    1. 有機電界発光素子
    2. 有機薄膜太陽電池
    3. フォトリフラクティブ素子
  5. その他のトピックスと今後の展望
    • 質疑応答

講師

  • 荻野 賢司
    東京農工大学 大学院 工学研究院 応用化学部門
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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