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テラヘルツ波の基礎とデバイス技術および産業応用

テラヘルツ波の基礎とデバイス技術および産業応用

~安全安心・通信・医療医薬への展開~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、テラヘルツ波の基礎知識から始まり、電子デバイス/光デバイスの両面から光源・検出器の基本について、また、センシング・イメージングシステムを組む上での必要知識を解説いたします。さらにテラヘルツ波のシステムの早期導入が期待される安全安心分野、医療医薬分野に応用する研究開発事例を中心に紹介し、新規産業に展開するためのキーポイントを解説いたします。

開催日

  • 2021年8月27日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 次世代の技術シーズ調査担当者
  • 新規研究開発テーマ探索・企画担当者
  • 新規光・半導体デバイス研究開発者
  • 新規センシング・イメージング技術研究開発者
  • テラヘルツ・遠赤外光技術の研究者

修得知識

  • テラヘルツ波の基礎と産業応用
  • テラヘルツシステムの構築技術
  • テラヘルツ光源・検出器技術
  • テラヘルツ医用工学
  • テラヘルツイメージング

プログラム

 テラヘルツ波は電波と光の間の周波数帯にあり産業上の未開拓領域であるが、近年次世代の6G通信技術や新規透過イメージング技術として脚光を浴びるようになってきた。
 通信技術としては超高周波数であることを活かした大容量無線通信、透過イメージング技術としては物質固有のスペクトル情報の取得を伴う非破壊検査や医用イメージングがユニークな特徴として着目されている。しかし、ここ10年来実用的な光源・検出器の開発が十分進んでおらず、その結果産業として大きく伸びていない状況である。一方、ラジオ波からX線まで人類に有効に活用されている電磁波の中でギャップとなっているテラヘルツ波は、システムが高効率化すれば近い将来必ず大きな産業に発展するものと考えられている。
 本セミナーでは、テラヘルツ波の基礎から始まり、デバイス技術の基本、さらにセンシング・イメージングシステムを組む上での必要知識を解説する。さらに、今後テラヘルツ技術の導入が期待される安全安心分野、通信分野、医療医薬分野に応用する研究開発事例を中心に紹介し、新規産業に展開するためのキーポイントを述べる。

  1. テラヘルツ波の基礎
    1. テラヘルツ波の特徴
    2. テラヘルツ波分光
    3. テラヘルツ波センシング
  2. テラヘルツ光源
    1. 光源技術の概要
    2. 光励起型光源
    3. 発振器デバイス
  3. テラヘルツ検出器
    1. 検出器技術の概要
    2. 単一検出デバイス
    3. イメージングデバイス
  4. テラヘルツシステムとその産業応用
    1. 産業応用分野の概要
    2. 安全安心応用
    3. 通信応用
    4. 医療医薬応用
  5. まとめと今後の展望

講師

  • 尾内 敏彦
    筑波大学 国際産学連携本部
    教授 (起業家教育)

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 51,700円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 62,700円 (税込) (3名まで受講可)
本セミナーは終了いたしました。

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