技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

繊維産業を支える製造技術の進化、生産・品質改善と付加価値提供の展開

繊維産業を支える製造技術の進化、生産・品質改善と付加価値提供の展開

~紡糸技術・品質管理・工場自動化・新合繊・リサイクル・差別化~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年7月30日(金) 13時00分16時30分

修得知識

  • ポリエステル、NY-6などの長繊維生産設備の歴史
  • 紡糸延伸2ステップ方から直延1ステップ化高速化の流れ
  • 世界の最新紡糸設備
  • 工場での生産管理法
  • 繊維に関する業務に参考となる技術者の考え方と心構え

プログラム

 川上から川下まで、繊維産業に携わる方が、それぞれの仕事により効果的・理論的に取り組めることを目的にします。主に講師が携わってきたポリエステル長繊維技術や、新規付加価値製品の開発、品質工程管理やトラブル対応を引用しながら解説することで、これまでの品質管理や工程改善の手法を見直し、新しい管理方法を構築する手助けができると思っています。
 日本の繊維産業の現状や、技術者にとって大切なものは何か、職人であっていいのか、本当のQCとは何かを講師の視点で考察し解説することで、これからの仕事の参考にしていただければと考えています。

  1. 繊維産業における紡糸の位置づけ
  2. 天然繊維と合成繊維の区分
  3. 紡糸方法の概要、溶融紡糸とは
  4. 合成繊維で使う言葉の定義 (デニールやデシテックスから)
  5. 一般的な溶融紡糸設備の紹介
  6. 紡糸設備の要素、部品の説明と実務における改善や工夫策
  7. 紡糸設備の変化 (20世紀の溶融紡糸設備の進化)
  8. 紡糸工場の巨大化
  9. 21世紀の新型紡糸機について
  10. 埋もれた合理化技術、なぜ汎用化できなかったか
  11. 生産管理指標、生産工場は何を管理していくか
  12. 工程改善の進め方
  13. 長繊維での主な品質管理項目
  14. 品質異常の内容、特に重要項目と対応
  15. 付加価値化製品の開発、新合繊の事例とこれからの差別化
  16. 省エネ化対策と落とし穴
  17. エコとは、リサイクル繊維 (マテリアルとケミカル) のポイント
  18. 付帯技術 (ノズル、油剤など) とメーカーとの改善協力
  19. 自動化と無人化、紡糸工場はどこまで進んでいるか
  20. まとめ、昭和/平成の技術者から令和の技術者へ提言と贈る言葉
    • 質疑応答

講師

  • 中田 賢一
    中田西日本繊維技術士事務所
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/27 プリント基板用エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤の種類と特徴および新技術 オンライン
2025/6/27 DSAリソグラフィへ向けたブロック共重合体の合成と自己組織化プロセス オンライン
2025/6/27 高分子微粒子における各種合成法の基礎と形状制御・評価技術 オンライン
2025/6/30 UV硬化樹脂の硬化不良要因と硬化状態の測定・評価技術 オンライン
2025/6/30 高分子微粒子における各種合成法の基礎と形状制御・評価技術 オンライン
2025/6/30 タイ分子の基礎と応用 オンライン
2025/7/1 固体高分子材料の動的粘弾性測定 オンライン
2025/7/1 高分子の相溶性と結晶化の基礎的理解と高次構造形成の考え方 オンライン
2025/7/2 高分子結晶化の基礎と制御および分析技術 オンライン
2025/7/4 プラスチックの難燃化メカニズムと難燃剤選定・配合のコツ オンライン
2025/7/4 ポリウレタンフォームの材料設計と機械特性の解析、予測 オンライン
2025/7/8 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的に活用するための必須知識 オンライン
2025/7/8 架橋剤を使うための総合知識 オンライン
2025/7/8 高分子合成におけるラジカル重合の基礎講座 オンライン
2025/7/9 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的に活用するための必須知識 オンライン
2025/7/9 高分子合成におけるラジカル重合の基礎講座 オンライン
2025/7/9 プラスチックリサイクルの最新技術動向と実務に役立つ実例・技術・連携ポイント オンライン
2025/7/10 トライボロジーの基礎とプラスチック材料の摩擦摩耗特性向上 オンライン
2025/7/11 ポリイミド入門講座 オンライン
2025/7/11 タイ分子の基礎と応用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 溶融紡糸技術の基礎と高性能・高機能化および生産管理の実践
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例