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最新のフレキシブル・エレクトロニクスの市場動向と技術動向の進展

最新のフレキシブル・エレクトロニクスの市場動向と技術動向の進展

~プリント回路からフレキシブル・エレクトロニクスへ~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、前半ではフレキシブル・デバイスの最新開発動向について紹介し、後半では、実際の生産プロセスにいかにRTR方式を効果的に活用するかを解説いたします。
また、基材となる様々な柔軟素材 (フィルム、紙、エラストマー等) や、各種加工技術・装置などの最新情報についても紹介いたします。

開催日

  • 2021年6月15日(火) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • プリント基板設計技術者
  • ウエラブルデバイスの技術開発担当者
  • 印刷エレクトロニクスの技術開発担当者
  • 電子材料の開発担当者、企画担当者

修得知識

  • 実用的なフレキシブルデバイスの回路構成と設計
  • フレキシブルデバイスを作り上げる新しい材料
  • 加工プロセス、特にアディティブプロセスである印刷技術

プログラム

 近年、ウエラブル・エレクトロニクスの進展に伴い、柔軟な基材に様々な電子回路・部品を組み込んだフレキシブル・デバイスの需要が急速に拡大してきています。こうした次世代デバイスは、今後、世界中で巨大な市場を形成すると予想され、印刷エレクトロニクス技術にRTR生産方式を組み合わせれば、低コストの大量生産が可能になり、市場において優位な立場を確立できる可能性を秘めています。
 しかしながら、フレキシブル・デバイスを実際に生産する場合、すべての工程をRTR化するのは現実的には容易でなく、強引なRTR化は、かえって生産性の低下と、コスト高をもたらします。RTRプロセスを生産プロセスのなかで有効に活用するには、合理的な製品設計と、バランスのとれた工程設計が必要になります。
 本セミナーでは、前半ではフレキシブル・デバイスの最新開発動向について紹介し、後半では、実際の生産プロセスにいかにRTR方式を効果的に活用するかを解説します。また、基材となる様々な柔軟素材 (フィルム、紙、エラストマー等) や、各種加工技術・装置などの最新情報についても紹介します。

プログラム

  1. フレキシブル基板からフレキシブルエレクトロニクスへ
    1. フレキシブルエレクトロニクスとは
    2. 印刷エレクトロニクスとの関係
    3. エラスティック (伸縮性) エレクトロニクス
    4. モノコック (熱成形) 印刷回路
    5. その他のエレクトロニクスとの関係
      • 透明エレクトロニクス
  2. フレキシブルエレクトロニクスの用途
    1. 従来のシリコン/銅技術の置き換えではない
    2. ウエアラブル、メディカルデバイスで実用化が進む
    3. 具体例を多数紹介 (特にメディカル、ヘルスケア分野で)
    4. 市場の成長性
  3. 新しい材料がキー
    1. これまでの基板材料とは異なる特性が求められる
      • 伸縮性
      • 粘着性
      • 透明性
      • 通気性
      • 吸湿保湿性
      • 生分解性
      • 非アレルギー性
      • 圧電性
      • その他
    2. ラバー、紙、布、複合材、厚膜印刷インク、その他
  4. 基本構成と回路設計
    1. 片面回路、両面多層回路、機構回路
    2. 埋め込み部品回路
    3. 機能回路、能動回路、電源回路、発光回路、圧電回路
    4. 回路相互の接合
  5. 製造技術
    1. 回路構成、使用材料に応じて適切なプロセスを組み合わせる
      • フォトリソグラフィ/エッチング
      • 印刷プロセス
      • ラミネーション/スパッタリング/湿式メッキ
      • 熱成形
      • 接合、部品実装、その他
  6. 量産への課題
    1. RTRプロセスは万能ではない。
    2. 現実的な工程設計
  7. まとめと質疑応答

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 35,000円(税別) / 38,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 35,000円(税別) / 38,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
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  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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本セミナーは終了いたしました。

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