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管理者・リーダーに求められるテレワーク時代の組織マネジメント

Zoomを使ったライブ配信セミナー

管理者・リーダーに求められるテレワーク時代の組織マネジメント

~組織活性化/事業の競争優位性を維持する組織づくりのための考え方と具体的手法~
オンライン 開催

概要

テレワークを「用いた」組織力の維持・強化の方策とは何か。また、その環境で個々人の育成やキャリア支援をどうおこなっていくことが望ましいのか。
本セミナーでは、テレワークを導入している組織の管理職やリーダー職が組織と個のマネジメントをどのように行っていくべきかを、ティール組織論やOKRなどの管理技術の解説も含め、インタラクティブに考えていく創発型の講演をいたします。

開催日

  • 2021年3月3日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • テレワーク中心の技術者や開発者をマネジメント・リードしている方
  • テレワークのマネジメントに課題を抱えている方
  • 自律分散型組織における知の創発や個人のキャリア形成の支援に関心のある方

修得知識

  • テレワーク環境下におけるメンバー間のシナジーを生み出す効果的な方法
  • 組織や個人のミッションを果たすうえでの考え方や方法
  • 現在のテレワーク課題に対する具体的な解決方法を提供いたします。
  • セミナー終了後の事後課題 (任意) を通じて、その後の取り組みに対する具体的なアドバイスを行います。

プログラム

 2020年に突如訪れた新型コロナウイルス (COVID-19) により急速に広がったテレワークは、政府が考える「多様な働き方の選択肢の1つとして」ではなく、「感染拡大対策や事業継承性の確保 (BCP) として」でした。コロナ禍から半年以上が過ぎ、テレワークの環境整備は定着しつつあるものの、当初のBCPという「守り」の目的が薄まる中でテレワークを継続している企業では、「攻め」のテレワークとしての目的の再定義、手段の再構築という新たな課題が顕在化しています。
 技術者・研究者の管理職やリーダー職においては、事業の方向性を踏まえた組織目標を実現する上で、個人知の組織知化のスピードや品質においての課題が取りざたされています。一方、若手社員にとっては、自宅という孤独な職場において、セルフマネジメントの課題や組織目標の軽薄、役割認識不足、組織への帰属意識の低下などが顕在化していると言われています。知の創発の源泉である個々人も、また個人知を組織知へとドライブし「組織力」としていく組織マネジメントにおいても、創発不全が起きているのではないでしょうか。
「攻め」のテレワークは、自律分散型組織の特徴を有しているため、そのメカニズムを理解し、自組織の使命を果たすうえでの効果的なツールとして再定義する必要があります。
 テレワークを「用いた」組織力の維持・強化の方策とは何か。また、その環境で個々人の育成やキャリア支援をどうおこなっていくことが望ましいのか。テレワークを導入している組織の管理職やリーダー職が組織と個のマネジメントをどのように行っていくべきかを、ティール組織論やOKRなどの管理技術の解説も含め、インタラクティブに考えていく創発型の講演を開催します。

  1. コロナ禍が企業組織にもたらしたインパクト
    1. 事業継承性の確保のためのテレワーク導入
    2. これまでの業務連携やコミュニケーション機能としてのテレワークの日常化
    3. 「攻め」のテレワーク活用を構築できていない中で生じている「テレワーク」の課題
    4. 事前アンケートにもとづくケーススタディ
  2. テレワークの副作用と背景要因
    1. 希薄化するチームワークとコラボレーション
      • 企業の競争優位の源泉である「知の創発」 へのネガティブな影響
      • 組織知/暗黙知を鈍化させるリスクの高まり
    2. 共通目的・価値観への影響
      • 個々の考え方、志向性の多様さ
      • 組織としての共通認識・価値観の浸透
    3. 監視と統制
      • 上司-部下間の信頼関係とワークモチベーション
      • 過剰、過少な勤怠管理を行う上司心理
      • 本来求められている「内部統制」の仕組み
    4. 事前アンケートにもとづくケーススタディ
  3. テレワークの副作用を打破する組織マネジメント
    1. ムダ (リダンダンシー) の許容
      • わかりやすい作業指示の欠点
      • 「知の創発」を促進するメソッド
    2. 「ありのまま」から得られる信頼関係
    3. 自己管理能力や管理強化に頼らない
      • チームによる統制 (ピアコーチング)
  4. テレワークの効果を最大化する「攻め」の組織マネジメント
    1. 組織ミッションの再定義と機能の棚卸し
      • その組織はなぜ存在しているのか
      • その組織は何をするのか
    2. 業務分担と貢献価値の再設計
      • 要員の人事的要件
      • 各要員の期待役割と移譲する権限、求める価値
      • 価値創出のタイミング
    3. テレワーク環境との整合と運用ルールの整備
      • 各要員のセルフコントロール力とパフォーマンスバイオリズムの把握
      • 知の創発を誘発するルールの整備
      • ストレスケアを目的とした場の創造
        ※ワークを織り交ぜたインタラクティブセッション
  5. ニューノーマルの組織マネジメントに向けて
    1. 組織のあり様の創造
      • 組織マネジメントとは、ゴールへのマイルストーン設計
      • 自組織をリードする立場として描く職場の理想像
    2. 組織モデルの把握と最適な組織マネジメントの選択
      • ミンツバーグの「戦略サファリ」
      • 野中郁次郎の「自己革新組織」
      • ラルーの「ティール組織」
    • 質疑応答

講師

  • 古本 武司
    クレイア・コンサルティング株式会社
    マネジャー

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。