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Microsoft Azureで「バーチャルワークフロー管理」

Zoomを使ったライブ配信セミナー

Microsoft Azureで「バーチャルワークフロー管理」

~リーン製品開発の「可視化ワークフロー管理」をMicrosoft Azureで実現、「誰が何をしているのか分からない」恐怖に打ち勝つ~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、リーン製品開発の手法を、基礎から演習を交えて紹介し、効果を体験していただきます。

開催日

  • 2021年2月24日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • プロダクトマネージャー、プログラムマネージャー、プロジェクトマネージャー
  • 製品開発はじめ製造プロセス開発、技術開発、商品開発に携わる方
  • 人材開発に携わる方

修得知識

  • リーン製品開発の手法
  • 「可視化ワークフロー管理」の理解とその効果の体験
  • 「バーチャルワークフロー管理」の理解とその効果の体験

プログラム

 リーンとは、英語のleanのことで、「やせた」、「細い」、「筋肉質の」、「脂肪のない」という意味です。リーン生産方式 (lean manufacturing / lean product system) は、1980年代に、アメリカのマサチューセッツ工科大学で、ジャストインタイムなどのトヨタ生産方式の研究が始まりました。見える化の手法を基に、製造の現場におけるムダを徹底的に排除し、継続的に改善していくというものです。欧米の製造業中心に、リーン生産方式は広がり、大きな成功を収めました。
 製品開発は、生産現場とは大きく異なる点があります。生産現場では、仕事が繰り返しされます。不良品や仕掛品のムダが比較的わかりやすくなっています。しかし、製品開発では、ほとんど繰り返しがありませんので、ムダが分かりにくいのです。リーン製品開発では、製品開発でのムダを見える化し、それを削減します。そして開発のスピードや生産性を劇的に改善します。開発スケジュールの見通しが良くなり、開発期間が短縮され、マーケットニーズの変化に対して迅速に対応することができるようになります。その結果、会社のバランスシートが改善されるのです。リーン製品開発では、開発のワークフローを見える化し、ボトルネックを見つけ出します。これを、スタンドアップミーティングとビジュアルプロジェクトボードを組み合わせた「可視化ワークフロー管理」で実現します。また、Microsoft Azure DevOpsを用いて、仮想空間で上記を実現します。これを、「バーチャルワークフロー管理」と呼びます。
 感染症防止対策のため在宅勤務を余儀なくされている方、「誰が何をしているのか分からない」と不安な方、また、リモートサイトと頻繁にミーティングが必要な方のために、プロジェクト運営を円滑に進めるツールとして、「バーチャルボード」をご紹介いたします。上記のようなリーン製品開発の手法を、演習を交えてご紹介し、効果を体験していただきます。

  1. イントロダクション
    1. コンサルタント 西村裕司 経歴
    2. Biography of Ron Mascitelli, PMP
  2. リーン製品開発の概略
    1. リーン (lean) とは何か?
    2. リーン製品開発とは何か?
    3. 製品開発のムダ、トップテン
    4. 無駄を認めないこと
    5. 基本原則:早いことはいいことだ!
    6. 基本原則:コミュニケーションの見える化
    7. 基本原則:ファンクション間の協力と、個々の責任
    8. 基本原則:ナレッジベースの開発
    9. リーン製品開発手法 vs. 典型的な製品開発手法
    10. 開発組織とリーン製品開発
  3. 可視化ワークフロー管理
    1. イベント駆動LPDプロセスの全体像
      • 統合プロダクトチーム – クロスファンクション
      • 実例 – 開発期間を半年短縮!
    2. ワークフロー管理の統合システム
    3. チームのスタンドアップ ミーティングを計画する
    4. ビジュアルプロジェクトボード
    5. 短期タスクの完了やその受渡を付箋で把握
    6. 2週間アクションプランに展開
    7. 2週間アクションプラン (プロジェクトがひとつの場合)
    8. パーキングロット
    9. 演習
    10. 構成要素 #1 – 計画済の作業
    11. 構成要素 #2 – 計画外の作業
    12. 2週間アクションプラン、小日程に展開
    13. 構成要素 オプション – プロジェクトタイムライン
    14. 構成要素 オプション – リスク・バーンダウン・チャート
    15. 複数のプロジェクト対応ボード
    16. 3つの受け答えを1分間で
    17. 効果的な質問の仕方 – 未来に向かって
    18. スタンドアップミーティングにおける障害を乗り越える
    19. スタンドアップミーティングの間と、その後で
    20. スタンドアップミーティングの頻度
    21. スタンドアップミーティングとプロジェクトルーム
  4. バーチャルワークフロー管理
    1. バーチャルボードがどうして必要なのか?
    2. Microsoft Azure DevOpsでバーチャルボード
      • Azure DevOpsの組織ページにログインする
    3. Azureのバーチャルボードの例 – 小規模チーム
      • Azureで「要求仕様書・納入仕様書」ワークフロー管理
      • Work itemの例 (Issue)
      • ミーティングの時には、拡大して説明
      • ワークアイテムの完了時 – Stateで「Done」を選択する
      • Doneの列に、自動で移動する
      • 期限など変更時:Discussion欄に記入、変更
      • パーキングロットの例:「計画外の作業」がブルーの付箋で
      • 中日程 (Planned Work) と計画外の作業 (Unplanned Work)
      • デモ
    4. Azureのバーチャルボードの例 – 大規模チーム
      • シナリオ
      • ポートフォリオマネージメント
      • Azureで開発プロセスが異なるチームのワークフロー管理
      • 製品開発のボード
      • ハード開発チームのボード
      • デモ
  5. ご提案と質疑応答
    1. リーン製品開発改善イニシアティブの進め方
      • ステップ1の支援例:リーン製品開発のご紹介
      • ステップ3の支援例:選択したリーン製品開発の手法に関するコンサルティング
      • 長期的なLPDの適用ロードマップ
    2. 質疑応答
  6. 参考文献

講師

  • 西村 裕司
    ピディアック株式会社
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。