技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

二軸押出機スクリューの基本構造と混練事例

二軸押出機スクリューの基本構造と混練事例

~溶融・混練強化に向けたスクリューエレメントや改善例 / Fractional Geometry Technology が生み出す特殊混練~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2020年9月25日(金) 12時30分16時00分

修得知識

  • 同方向2軸押出機の歴史
  • 同方向2軸押出機の基本的な仕様
  • 同方向2軸押出機の現状
  • 押出におけるさまざまな効果
  • 各種エレメントの作用
  • 剪断混練と伸長流混練
  • 伸長流混練の2軸押出機における発現原理

プログラム

 現状の同方向2軸押出機と弊社の超深溝ハイトルク2軸押出機“OMegaをあらゆる角度から比較し、現行の2軸機では得られない特殊押出法の原理を図解と可視化ビデオでわかりやすく説明します。またこの特殊混練法を使用したいくつかの実例を説明します。

  1. OMega™の特徴
    1. 同方向2軸押出機の変遷
    2. 噛み合い率と比トルク
    3. 高比トルクの要素
    4. Do/Di比 超深溝の効果
    5. クリアランスの特徴
      • 狭クリアランス⇒セルフワイピング性への影響
      • コンスタントクリアランス⇒ピーク剪断速度の抑制
    6. まとめ
  2. フラクショナルジオメトリーテクノロジー (FGT™) の相乗効果
    1. FGT™とは
    2. スクリューフライト (条数) の変遷
    3. 近年のエレメント形状の課題
    4. フラクショナルロブエレメントの歴史
    5. スクリュー形状の計算領域の拡大
    6. フラクショナルロブエレメントのデザイン性と効果
  3. フラクショナルジオメトリーテクノロジー (FGT™) の相乗効果
    1. EPZ (extrusion process zone)
    2. 特殊エレメント開発の変性
    3. エレメントの進化
    4. インテークゾーンの課題と対策
      • シャベル型エレメントの効果⇒特徴と実例
    5. メルティングゾーンの課題と対策
    6. 剪断流と伸長流
    7. 剪断混練と伸長混練の分散比較
      • グレースカーブ
    8. 伸長流動発現方法
      • EFM
      • CDRミキサー
    9. 機内圧力分布
    10. 偏心構造特殊エレメントのクリアランス
    11. 偏心 4条エレメントの径方向の圧力と流速の状態
    12. 層流系の材料をモデルとした伸長流動のイメージ
  4. フラクショナルジオメトリーテクノロジー (FGT™) の相乗効果
    1. ミキシングゾーンの課題と対策
    2. 偏心ローターの種類
    3. FME (4条偏心ローターエレメント) の機内での動き
    4. 軸方向の材料流れイメージ
    5. DSE (DYNAMIC STIR ELEMENT)
    6. OSE、OMEエレメント
    7. 従来型エレメントと特殊エレメントの混練方法の違い
    8. 低温押出に最適なエレメント構成
    9. 特殊エレメントの効果的な配列
    10. 第3世代のエレメントとその構成
    11. アプリケーションへの展開例
    12. 実例
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の学生に限ります。
教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/14 ブリードアウト不良の原因と対策 オンライン
2026/1/14 プラスチック用添加剤の適切な使い方と選定のポイント オンライン
2026/1/15 プラスチック成形、樹脂/フィラー分散、フィルム製膜におけるAI、データサイエンスの活用、DX化/IoTへの展望 オンライン
2026/1/15 高分子絶縁体の基礎と高分子の絶縁劣化メカニズムとその対策 オンライン
2026/1/15 エポキシ樹脂 2日間総合セミナー オンライン
2026/1/15 二軸混練押出機の混練技術・スクリュ設計・トラブル対策 オンライン
2026/1/15 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) を基礎から徹底解説 東京都 オンライン
2026/1/16 高分子・ポリマー材料の合成、重合反応の基礎、プロセスと工業化・実用化のための総合知識 オンライン
2026/1/16 高分子微粒子の合成、粒径制御とその中空化 オンライン
2026/1/20 UV硬化樹脂の材料設計と硬度・柔軟性の両立、低粘度化 オンライン
2026/1/20 高分子延伸による配向・結晶化制御 東京都 会場
2026/1/21 リチウムイオン電池用バインダーの開発動向と今後の要求特性 オンライン
2026/1/21 CO2を原料とした樹脂材料の研究開発動向と工業化の可能性 オンライン
2026/1/23 易解体性材料の基礎と最新トレンドおよび接着剤・粘着剤の開発事例とポイント オンライン
2026/1/23 ウレタン材料の基礎と組成・構造解析および難溶解材料の最適な分析手法 オンライン
2026/1/26 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎と活用法 オンライン
2026/1/27 高分子微粒子の合成、粒径制御とその中空化 オンライン
2026/1/27 ビトリマー (結合交換性架橋樹脂) の基礎とイオン伝導性ビトリマーへの展開 オンライン
2026/1/28 ポリウレタンの材料設計と構造・物性の制御と劣化対策 オンライン
2026/1/30 リチウムイオン電池用バインダーの開発動向と今後の要求特性 オンライン