技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリウレタン活用とトラブル対策のための充実入門

ポリウレタン活用とトラブル対策のための充実入門

~基礎から原料選定・合成・応用・評価まで~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ポリウレタンの種々のポリマーの中での位置づけ、原料の種類、特徴、選択方法をはじめとしたポリウレタンの基礎から応用までを詳しく解説し、またポリウレタンの高機能化技術、劣化、評価方法についても解説いたします。

開催日

  • 2020年6月26日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • ポリウレタンに関連する技術者、品質担当者
    • 塗料
    • 繊維・衣類
    • 接着剤
    • 車両・航空機・船舶・輸送機器
    • 自動車内装品、クッション
    • エンジンのシール・防音
    • ロール・パッキン
    • 医療器具 (ウレタン硬化剤)
    • 人工臓器のシール
    • 保温材・保冷剤
    • 建築材料・内装
    • シール材
    • 各種フィルタ
    • エラストマー
    • ウレタンフォーム など
  • これからポリウレタンを扱う方
  • ポリウレタンで課題を抱えている方

修得知識

  • ポリウレタンの基礎
  • ポリウレタンの応用
  • ポリウレタンの評価法
  • ポリウレタンの機能性

プログラム

 ポリウレタンの基礎から応用までを詳しく解説します。ポリウレタンの種々のポリマーの中での位置づけ、原料の種類、特徴、選択方法を分かりやすく説明し、またポリウレタンの高機能化技術、劣化、評価方法についても解説します。
 これからポリウレタンを使う方、更に深く知りたい方、ポリウレタンを扱う上でお悩みを抱えている方など、幅広いニーズに対応します。

  1. ポリウレタンの基本
    1. ポリウレタンの定義
      1. ポリウレタンとはどういうポリマーか
      2. 他のポリマーとの違い
    2. ポリウレタンの原料
    3. ポリウレタンの製造方法
    4. ポリウレタンの分類と分子構造
  2. ポリウレタンの原料
    1. イソシアネート類
      1. 芳香族イソシアネート
        • MDI
        • TDI
      2. 脂肪族・脂環族イソシアネート
        • HDI
        • IPDI
        • H12MDI
      3. その他のイソシアネート類
      4. ブロックイソシアネート類
    2. イソシアネートの反応
      1. 活性水素化合物との反応
      2. イソシアネート同士の反応
    3. ポリオール類
      1. エーテル系ポリオール
      2. エステル系ポリオール
      3. ポリカーボネート系ポリオール
      4. 短鎖ポリオール
      5. その他のポリオールやアミン類
    4. 硬化剤
    5. その他の原料・添加剤
      1. 触媒
      2. 各種添加剤
  3. ポリウレタンの応用
    1. エラストマー
      • 熱硬化
      • 熱可塑
    2. 繊維・人工皮革
    3. 塗料・接着剤
    4. フォーム
      • 軟質
      • 硬質
    5. その他
  4. ポリウレタンの分子構造と製造法
    1. ハードセグメントとソフトセグメント
    2. 相分離構造
    3. 分子構造の解析
    4. 分子構造の制御と合成手順
      1. ワンショット法
      2. プレポリマー法
  5. ポリウレタンの劣化と安定化
    1. 劣化要因
      1. 光・熱による劣化
      2. 加水分解
    2. 原料の選択による安定化
    3. 添加剤による安定化
  6. ポリウレタンの評価法
    1. FT – IR
    2. 組成解析
    3. その他
  7. 各種ポリウレタンの物性・機能制御技術
    1. 力学的物性、接着性、その他
    2. 参加のお客様のご要望に応じたテーマ
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 村山 智
    積水化学工業 株式会社 開発研究所 機能材料開発センター

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第1特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,700円 (税別) / 46,970円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,700円(税別) / 46,970円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/31 架橋技術入門 オンライン
2024/8/2 押出加工の基本技術とトラブル対策、品質向上策 オンライン
2024/8/2 ポリマーアロイ・ブレンドで物性を制御するには? オンライン
2024/8/2 マテリアルズ・プロセスインフォマティクスの基礎とポリマー材料設計への応用 オンライン
2024/8/5 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的に活用するための必須知識 オンライン
2024/8/6 UV硬化樹脂の基礎とトラブル対策 オンライン
2024/8/6 高分子合成におけるラジカル重合の基礎講座 オンライン
2024/8/7 プラスチックフィルムの基礎から最新動向まで オンライン
2024/8/8 ポリウレタンの物性制御と分析、応用 オンライン
2024/8/8 フィラー/樹脂・ゴム分散における分散状態の測定評価、その応用 オンライン
2024/8/8 熱分析の基礎、測定と正しいデータ解釈 オンライン
2024/8/9 フォトポリマーの材料設計と先端電子材料への応用 オンライン
2024/8/16 ポリマーアロイにおける分散構造、界面構造の形成とモルフォロジーの観察・解析手法 オンライン
2024/8/19 高分子合成・重合反応のメカニズムと設計指針 オンライン
2024/8/20 フィルム製膜における延伸・配向技術とその解析 オンライン
2024/8/22 ポリウレタンの化学、原料の特徴と使い方、構造と特性、フォーム・塗料・複合材料用途での技術動向 オンライン
2024/8/28 高分子合成・重合反応のメカニズムと設計指針 オンライン
2024/8/28 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2024/8/30 ゴム・プラスチック材料のトラブル解決 (2日間) 東京都 会場
2024/8/30 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場