技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

水素・燃料電池の最新動向

水素・燃料電池の最新動向

~海外の取組みの特徴と日本との相違~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2020年2月21日(金) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • 水素・燃料電池の技術と市場動向に関心のある技術者・研究者から企画担当者まで幅広い方
  • 水素・燃料電池の海外動向に関心のある方

修得知識

  • 国内の水素インフラや燃料電池システムに関した最新動向と今後の方向性
  • 海外の取組みと日本との相違

プログラム

 2019年3月、水素・燃料電池戦略ロードマップが大幅に改定され、より具体的にこれからの日本の水素・燃料電池に関する戦略が明確にされた。一方、世界の動きとしては、35の国や地域・機関等の閣僚等が参加した2019年9月25日の水素閣僚会議では、議長声明として今後10年間の水素ステーションの数や燃料電池システムの台数について世界目標を共有しようとする声明が出された。日本はFCVと共に水素発電に力を入れようとしているが、ドイツでは再生可能エネルギーによって発生した電力の調整用に水素を活用しようとしている。また、中国では水素ステーション数の割に普及効果の高いバスやトラックの導入を推進している。このように、若干傾向は異なるものの一時停滞気味であった水素・燃料電池はここにきてまた活気付き始めている。
 本セミナーでは、水素・燃料電池に関した国の戦略、技術要素と課題及び動向、海外の最新動向等、最新の情報を幅広くかつ深く解説する。また、別の視点から見ると、国の施策から企業の動き、そして世界の中の日本の位置付けを一つの流れの中で知ることができるように説明する。

  1. 日本における水素・燃料電池の全体動向
    1. 日本における水素・燃料電池の意義
    2. 水素・燃料電池ロードマップの要点
    3. 水素・燃料電池関連予算の示すところ
  2. 定置用燃料電池システム
    1. 国内における全体像
    2. 燃料電池の種類と特徴
    3. 燃料電池の基本原理と構造
    4. PEFCとSOFC
    5. エネファームの現状
    6. 業務用・産業用燃料電池
  3. 燃料電池自動車と水素ステーション
    1. 電動化モビリティの課題
    2. FCVとEV
    3. FCV普及の現実と目標
    4. 水素ステーションの方式と特徴
    5. 水素ステーションの構成機器と役目
    6. 水素ステーションの課題
  4. 水素の製造とサプライチェーン
    1. 水電解装置
    2. 水素サプライチェーン
  5. 水素・燃料電池の海外動向
    1. EUの目標
    2. ドイツの現状と目標、特徴
    3. 米国の現状と目標、特徴
    4. 中国の現状と目標、特徴
    5. 韓国の現状と目標
  6. 水素の基本特性と関連法規

講師

  • 森 豊
    森豊技術士事務所
    代表

会場

ちよだプラットフォームスクウェア
東京都 千代田区 神田錦町3-21
ちよだプラットフォームスクウェアの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,000円 (税別) / 50,600円 (税込)
複数名
: 20,500円 (税別) / 22,550円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 20,500円(税別) / 22,550円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 41,000円(税別) / 45,100円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 41,000円(税別) / 45,100円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 61,500円(税別) / 67,650円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,000円(税別) / 50,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,000円(税別) / 101,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,000円(税別) / 151,800円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/9 ゼロから学ぶ再エネビジネス基礎講座 (全2回) オンライン
2024/5/9 再エネ電力・環境価値取引で抑えたい知識と実務 オンライン
2024/5/10 容量市場・需給調整市場の基礎と最前線論点 (全2回) 会場・オンライン
2024/5/10 ゼロから学ぶ電気事業と容量市場 東京都 会場・オンライン
2024/5/15 エネルギービジネスの未来を読み解くための情報収集・利活用ノウハウ 東京都 会場・オンライン
2024/5/17 電力・ガス業界のしくみ・ビジネス概説と秘話 東京都 会場・オンライン
2024/5/20 アルカリ水電解技術の基礎と開発動向・展望 オンライン
2024/5/21 再生可能エネルギー源としての木質系バイオマス利用の道標 東京都 会場・オンライン
2024/5/22 出光興産株式会社における苫小牧CCUS構想と今後の課題 東京都 会場・オンライン
2024/5/22 カーボンニュートラル (CN) 社会における水素の役割とその技術動向 オンライン
2024/5/22 核融合炉 (フュージョン・エネルギー) の最新動向と構成材料の課題 オンライン
2024/5/22 核融合発電の最新開発動向、課題と実現への見通し 東京都 会場・オンライン
2024/5/23 FIP、コーポレートPPA等、2023年4月施行を踏まえて抑えたい知識と実務 オンライン
2024/5/23 水素サプライチェーンの実用化への取り組みと将来に向けた技術開発シナリオ 東京都 会場・オンライン
2024/5/24 水素脆化のメカニズムと評価・解析法、耐水素脆化特性に優れた材料の開発 オンライン
2024/5/24 核融合の開発競争とビジネスインパクト 東京都 会場・オンライン
2024/5/27 燃料電池・水電解の基本および最新技術動向 オンライン
2024/5/27 核融合 (フュージョン) のイノベーション技術と産業応用 オンライン
2024/5/29 エクセルギーの基礎と実践的な計算・解析方法 オンライン
2024/5/30 EVを始めとした次世代自動車の普及展望とリチウム、コバルトなどLiB用金属資源の今後 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/2/25 2024年版 水素エネルギー市場の実態と将来展望
2024/1/26 2024年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2023/11/24 2024年版 脱炭素エネルギー市場・技術と将来展望
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/6/9 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2023/5/31 アンモニアの低温・低圧合成と新しい利用技術
2023/3/10 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2023/2/17 2023年版 水素エネルギーの市場予測と将来展望
2023/1/20 2023年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2022/12/28 カーボンニュートラルに向けた水素製造・P2Gと関連技術の最新動向
2022/12/9 2023年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術 (CD-ROM版)
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術
2022/11/11 2023年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2022/9/30 水素の製造とその輸送、貯蔵、利用技術
2022/7/15 2022年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/2/18 2022年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2022/1/21 2022年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2021/12/16 カーボンニュートラルに向けた中低温産業排熱の最新利用技術と実践例