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統計学の基礎から学ぶ実験計画法 (2日間)

統計学の基礎から学ぶ実験計画法 (2日間)

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、統計学・実験計画法について基礎から解説いたします。
さらに、応用が効くように効率的な実験の計画方法、目的に応じた実験データの分析方法などを、例題を交えてわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2020年2月13日(木) 12時30分 16時30分
  • 2020年2月14日(金) 10時00分 16時00分

受講対象者

  • 研究開発、技術開発に従事している技術者
  • 新製品開発・設計等に従事している技術者
  • 生産技術・品質管理等に従事している技術者
  • 実験で効率よく納得できる結果を得たいと考えている方
  • 実験や試作段階と量産段階での違いを感じている方
  • 工程や品質の改善を効率的に進めたいと考えている方

修得知識

  • 統計解析関連の基礎知識とその活用の考え方
  • 実験計画法の主旨とその効果的な活用手法
  • 直交表の効果的な活用

プログラム

 新製品開発、生産技術などで用いる技術は、高度化、多様化しています。このため、実験・試作を何回やっても、納得できる結果が得られない。あるいは、実験・試作では問題なかったはずなのに、量産では思いもかけない問題で苦しむことがあります。このような事態にならないためには、統計的な考え方、実験の計画・手法などを理解しておく必要があります。
 本講座では、始めに、予備知識のない方にもわかるように、統計学を基礎から解説します。次に、実験計画法の基本的な考え方と、応用が効くように例題をまじえて効率的な実験の計画方法、目的に応じた実験データの分析方法などをわかりやすく解説します。

序論 実験をする前に

  1. 実験の意味
  2. 実験をする前に知っておきたいこと
    1. 実験の準備・計画
    2. 誤差の理解
    3. 必要とする知識・理論・手法

第1部 統計学の基礎と基本的な解析手法

  1. 統計学とは
  2. 統計学の基本
    1. 母集団と標本 (サンプル)
    2. データ
  3. 集団の特性を示す統計量
    1. 統計量とは
    2. 集団を代表する値 – 平均値など
    3. 集団のばらつきを表す値 – 平方和、分散、標準偏差
  4. ばらつき (分布) を表す関数
    1. 確率密度関数
    2. 最も重要な正規分布
    3. 統計量の分布と基本的特性
  5. 基本的な統計解析手法
    1. 統計的仮説検定
      1. 仮説検定の種類
      2. 仮説検定の手順
      3. 仮説検定における2種類の誤り
    2. 統計的推定
      1. 点推定
      2. 区間推定

第2部 実験計画法の基本と実際

  1. 実験計画法とは
    1. 実験計画法とは
    2. 誤差に対する考え方 – フィッシャーの3原則
    3. 実験計画法の構成 – 実験配置法と実験データの解析法
  2. 実験配置法の種類
  3. 実験データの解析法
    1. データの構造模型 – データ解析における仮定
    2. 質的因子の解析
    3. 量的因子の解析
    4. 分散分析
  4. 基本となる1因子実験の実際
    1. 完全無作為化法 – 質的因子 – 量的因子
    2. 乱塊法 – 実験が一日で終わらない場合など
    3. 因子実験 (2元配置) の実際
    4. 繰り返しのない2元配置
    5. 繰り返しのある2元配置 – 交互作用を調べる場合
  5. 実験単位を分割する分割法

第3部 多くの因子を効率的に実験できる直交表

  1. 直交表による実験とは
    1. 直交表による実験の目的とメリット
    2. 直交表活用の前提と留意点
  2. 直交表の性質と留意点
    1. 直交表とは
    2. 直交表の性質
    3. 直交表で注意が必要な交互作用
    4. 交互作用を配慮した因子の列への割付け
  3. 多くの因子を包括的に調べる2水準直交表による実験
    1. 因子間に交互作用がない場合
    2. 因子間に交互作用がある場合
  4. 因子の影響を詳細に調べる3水準直交表による実験
    1. 因子間に交互作用がない場合
    2. 因子間に交互作用がある場合
    • 最後に
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 33,000円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 54,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 180,000円(税別) / 198,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

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