技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

エポキシ樹脂用各種硬化剤のすべてが分かる一日速習セミナー

エポキシ樹脂用各種硬化剤のすべてが分かる一日速習セミナー

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、エポキシ樹脂とその硬化剤の基礎から解説し、エポキシ樹脂配合を設計するにあたって有用な分析手段、反応解析法、組成 – 物性 – 特性との相関関係などを具体例を挙げて詳説いたします。

開催日

  • 2020年2月4日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • エポキシ樹脂の応用製品に携わる方
  • エポキシ樹脂の研究開発に携わる方

修得知識

  • エポキシ樹脂・硬化剤に関する知識
  • エポキシ樹脂配合設計の方法
  • エポキシ樹脂硬化物の評価法

プログラム

 エポキシ樹脂は発明されてから約80年が経過するが、いまだに用途が拡大している。これまで主流であった土木建築、接着剤、電気絶縁材などの用途に加えて、自動車用、航空機用などの用途が広がっている。それに伴って、エポキシ樹脂の技術開発も着実に進められている。
 エポキシ樹脂硬化物の物性は用いる硬化剤によって大きく左右されるため、それぞれの用途に相応しい樹脂設計は、非常に困難になっている。本セミナーでは、エポキシ樹脂並びにその硬化剤の基礎的な知識だけではなく、エポキシ樹脂配合を設計するにあたって有用な分析手段、反応解析法、組成 – 物性 – 特性との相関関係などを、具体例を挙げて詳説する。

  1. 緒言
    1. エポキシ樹脂の定義
    2. エポキシ樹脂の歴史
    3. 世界の需要
    4. エポキシ樹脂の分類
    5. 他の樹脂系との比較
    6. エポキシ樹脂配合の特殊性、困難性
  2. エポキシ樹脂用硬化剤
    1. アミン系
    2. 酸無水物系
    3. フェノール系
    4. イミダゾール系
  3. エポキシ樹脂用硬化促進剤
    1. アミン系
    2. イミダゾール系
    3. 紫外線 (UV) 硬化用
    4. 電子線 (EB) 硬化用
  4. エポキシ樹脂,硬化剤の評価法
    1. 赤外分光法 (IR)
    2. 核磁気共鳴法 (NMR)
    3. 高速液体クロマトグラフィ (HLC)
    4. ゲル浸透クロマトグラフィ (GPC)
  5. 硬化性の評価法
    1. ゲル化時間
    2. IR
    3. 示差走査熱量計 (DSC)
  6. モデル化合物による反応解析
    1. モデル化合物とは?
    2. モデル化合物の選定
    3. HLCによる反応解析
    4. NMR による生成物の同定
  7. 硬化物の分析
    1. 無溶媒ワニスからの樹脂板の作製
    2. 溶媒含有ワニスからの樹脂板の作製
    3. 粘弾性解析 (VEA)
    4. 熱機械分析 (TMA)
    5. 熱分解ガスクロマトグラフィ質量分析 (GC-MS)
    6. 溶媒抽出物分析
      • HLC
      • NMR
    7. 解重合生成物分析
      • HLC
      • NMR
      • GC-MS
  8. エポキシ樹脂配合の設計
    1. 組成-物性-特性の相関関係
    2. 相関関係に影響を与える因子
    3. 具体例1 熱分解温度 – 熱溶融
    4. 具体例2 還元性 – 接着性
    5. 具体例3 ガラス転移温度 – 寸法安定性
  9. エポキシ樹脂の用途
    1. 塗料
    2. 電気絶縁用モールド樹脂
    3. 半導体集積回路 (IC)
    4. プリント配線板 (PWB)
    5. 土木建築用途
    6. 炭素繊維強化複合材料 (CFRP)
  10. エポキシ樹脂・硬化剤の安全性
    1. 人体有害性
    2. 環境汚染性
  11. 結言
    1. 結論
    2. 今後の課題

講師

会場

ちよだプラットフォームスクウェア

B1F

東京都 千代田区 神田錦町3-21
ちよだプラットフォームスクウェアの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 20,000円(税別) / 22,000円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/13 エポキシ樹脂 2日間総合セミナー オンライン
2025/2/13 ゴム材料の分析手法および劣化現象とその分析 オンライン
2025/2/14 半導体封止材用エポキシ樹脂の種類と特性および解析方法 オンライン
2025/2/25 発泡成形の基礎とトラブル対策 オンライン
2025/2/25 光学用透明樹脂の基礎と応用 東京都 会場・オンライン
2025/2/25 金属・無機材料表面と接着剤樹脂との接着界面の理論解析 オンライン
2025/2/26 高分子材料 (樹脂・ゴム材料) におけるブリードアウト&ブルーム現象の発生メカニズムの解明と防止・対策技術 オンライン
2025/2/27 メタクリル系ポリマー活用のための入門講座 オンライン
2025/2/27 自動車産業における高分子材料のこれからを考える オンライン
2025/2/28 熱硬化性樹脂の基礎と応用 オンライン
2025/2/28 ゴム材料の分析手法および劣化現象とその分析 オンライン
2025/3/5 ゴム・プラスチック材料の破損・破壊原因と対策事例及び寿命予測 東京都 会場・オンライン
2025/3/5 発泡成形の基礎とトラブル対策 オンライン
2025/3/6 エポキシ樹脂の耐熱性向上と機能性両立への分子デザイン設計および用途展開における最新動向 オンライン
2025/3/6 EUVレジストの高感度化、感度測定とメタルレジストの反応機構 オンライン
2025/3/6 樹脂・ゴム材料中におけるブリードアウト&ブルーム現象の発生メカニズムの解明と防止・対策技術 オンライン
2025/3/10 UV硬化型樹脂の基礎と硬化過程の測定法及び評価・解析手法 オンライン
2025/3/10 エポキシ樹脂の化学構造と硬化剤および副資材の使い方 オンライン
2025/3/13 半導体封止材用エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤と分析・特性評価法および技術動向 オンライン
2025/3/13 高分子材料 (樹脂・ゴム材料) におけるブリードアウト&ブルーム現象の発生メカニズムの解明と防止・対策技術 オンライン