技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

表面・界面の考え方と分析の基礎と実践応用

表面・界面の考え方と分析の基礎と実践応用

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、表面・界面について基礎から解説し、表面・界面の分析評価を中心に事例を交えて解説いたします。

開催日

  • 2020年2月3日(月) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 表面分析の基礎
  • 表面分析の考え方と活用法
  • 各種表面分析手法の使い方
  • 表面、界面の可視化法
  • 研究開発、問題解決へのフィードバック

プログラム

 表面、界面はあらゆる技術や製品の基盤となるものであり、現在扱われる材料やプロセス、技術、商品で表面や界面が関与していないものは無いと言っても過言ではない。これは言い方を変えると、現代は表面、界面に支配されているということになる。これほど重要なものであることから、分析手法一つにしても多種多様なものが開発され、利用されている。しかし、一方で表面や、特に界面はまだ未解明な部分も多く、その本当の姿を明らかにして利用することは容易ではない。
 本講では、表面、界面の基礎から、分析評価を中心にして、その姿を明らかにして利用するためのアプローチについて、技術的テクニック、コツやノウハウから、考え方、アプローチに方法まで応用アプリケーションの事例を交えて解説する。

  1. 表面に支配される現代社会
  2. 表面とは
    1. 表面 (薄膜) とは?
    2. 表面・界面が代表的事象
    3. 表面の要素
    4. 表面における現象
  3. 界面とは
    1. 界面における現象
    2. 多層膜による界面形成
    3. 薄膜化による界面の変化
  4. 表面・界面を支配するもの
    1. 界面形成
    2. 界面を形成する力
    3. 表面・界面形成を支配するもの
    4. 界面形成因子と評価法
  5. 表面分析成功のキーポイント
    1. 表面分析の心構え
    2. サンプルの取り扱い
    3. サンプリング
    4. 裏表の表示
    5. 汚染の例 : 両面テープによる汚染
  6. 代表的表面分析手法
    1. 表面分析の分類
    2. 表面分析に用いる主な手法と選び方
    3. 表面・微小部の代表的分析手法
    4. 手法の選択
  7. X線光電子分光法 (XPS,ESCA)
    1. XPSの原理
    2. XPSの検出深さ
    3. XPSの特徴?
    4. ワイドスキャン (サーベイスキャン)
    5. ナロースキャン (代表的な元素)
    6. 元素同定
    7. 化学状態の同定
    8. 角度変化測定による深さ方向分析
    9. ハイブリッド分析
    10. チャージアップ
    11. 化学状態による違い
    12. チャージアップへの工夫
    13. イオンエッチングとダメージ
    14. エッチング条件とスパッタレート
    15. イオンエッチングによるクロスコンタミ
    16. 界面で正体不明のピークシフト
    17. ちょっと便利なサイトやソフト
  8. オージェ電子分光法 (AES)
    1. 微小領域の元素分析手法
    2. AESの原理
    3. AES測定例
    4. 界面拡散の分析
    5. AESによる状態分析例
    6. チャージアップ抑制
    7. 絶縁体上の異物
    8. 化学状態マッピング
    9. XPSとAESの手法の比較
  9. X線マイクロアナライザ (EPMA)
    1. EPMAの原理
    2. 元素分布分析 (被着体金属基板の断面)
    3. 積層膜の分析例
    4. 観察領域 (入射電子の拡散シミュレーション)
  10. 化学構造を知る
  11. フーリエ変換赤外分光法 (FT-IR)
    1. 赤外分光法 (IR) の原理
    2. FT-IRの長所・短所
    3. 測定法
    4. 主な吸収帯
    5. 赤外分光の構造敏感性
    6. 指紋領域の利用
    7. カルボニル基の判別
    8. 系統分析
    9. 帰属の考え方
    10. 全反射法 (ATR法)
    11. In-situ FT-IR
  12. 飛行時間型二次イオン質量分析法 (TOF-SIMS)
    1. SIMSの概念
    2. TOF-SIMSの概要
    3. TOF-MSの原理
    4. TOF-SIMSによる化学構造解析
  13. グロー放電分析 (GD)
    1. GD-MS
    2. 特徴
  14. 形態を知る
    1. 形態観察
  15. SEM、TEM
    1. SEM像
    2. 表面形状と組成
    3. SEM-EDS組成分析
  16. 走査型プローブ顕微鏡 (SPM)
    1. SPMとは
    2. 主な走査型プローブ顕微鏡
    3. 形態観察におけるAFMの位置づけ
    4. 位相イメージング
  17. 界面分析
    1. 樹脂/金属の界面
      1. 金属基材の前処理
      2. 金属/樹脂の界面形成パターン
      3. 界面における不良要因
      4. 樹脂/金属界面の分析とは
    2. 界面評価の重要性と課題
      1. 界面の例
      2. 界面の形成と分類
      3. 一般的深さ方向分析
      4. 従来法と問題点
      5. 精密斜め切削法
      6. 斜面角度と深さ方向分解能
      7. 新しいアプローチ
  18. 解析の実例
    1. UV照射による化学構造の評価
    2. 表面構造変化の解析 (XPS)
    3. 気相化学修飾法
    4. 化学修飾法を用いたTOFイメージング
    5. ポリイミドの表面処理層の深さ方向分析
    6. PI/Cu/Si界面の解析
  19. 仮説思考による研究開発と問題解決
    1. 仮説モデルの構築
    2. 目的→ゴール、そして、仮説
    3. 仮説の証明と分析
    4. 課題解決・研究開発とは
    5. 分析の位置づけ 『悪しき誤解』
    6. 単なる道具
    7. 俯瞰視点と仰望視点
    8. 多面視点
  20. まとめと質疑

会場

大阪産業創造館

5F 研修室D

大阪府 大阪市 中央区本町1丁目4-5
大阪産業創造館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/4 めっきの基礎および処理方法とトラブル対策 オンライン
2025/4/9 FT-IRの基礎と異物分析への実践応用テクニック、コツ・ノウハウ オンライン
2025/4/10 めっきの基礎と応用およびトラブル対策 オンライン
2025/4/11 熱処理の基礎および熱が製品の特性と品質に与える影響 東京都 会場・オンライン
2025/4/14 半導体分野を革新するめっき技術 オンライン
2025/4/14 副資材を利用した高分子材料の設計技術 オンライン
2025/4/15 シランカップリング剤を効果的に活用するための総合知識 オンライン
2025/4/21 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制 オンライン
2025/4/23 微粒子・ナノ粒子の作製・表面修飾・分散と応用 オンライン
2025/4/24 金属の表面処理技術 オンライン
2025/4/24 塗布膜乾燥のメカニズムとその制御、トラブル対策 オンライン
2025/5/8 塗布膜乾燥のメカニズムとその制御、トラブル対策 オンライン
2025/5/9 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制 オンライン
2025/5/13 微粒子・ナノ粒子の作製・表面修飾・分散と応用 オンライン
2025/5/15 自動車のEV化とプラスチックの電磁波シールドめっき オンライン
2025/5/19 フッ素系コーティング剤の構造、機能、各種用途展開、PFAS問題への対応 オンライン
2025/5/20 プラズマによる表面改質技術の基礎と応用 オンライン
2025/5/23 自動車のEV化とプラスチックの電磁波シールドめっき オンライン
2025/5/26 フッ素系コーティング剤の構造、機能、各種用途展開、PFAS問題への対応 オンライン
2025/5/30 X線光電子分光法 (XPS、ESCA) の基礎と実務活用テクニック・ノウハウ オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/6/19 半導体・磁性体・電池の固/固界面制御と接合・積層技術
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2015/7/30 ダイ塗布の流動理論と塗布欠陥メカニズムへの応用および対策
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書