技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
(2019年12月10日 10:00〜11:15)
ポリプロピレンの表面は不活性であり、塗装印刷接着などが困難です。酸変性PPは、ガラス繊維との界面強化に有効ですが、成形品の表面を活性化することはできません。それどころか、密着を低下させることさえあります。界面では有効で、表面では無効となる現象を軸に、酸変性PPの活用の現状を解説する。
(2019年12月10日 11:25〜12:40)
ポリプロピレン (PP) 系複合材料設計において「相溶化剤」は必須添加剤であり、一般に無水マレイン酸変性PP (MAPP) が使用されている。MAPPは“たかが“添加剤ではあるが、分子量/グラフト量バランス、ベース樹脂等の違いにより、複合材料の機械的物性に大きな影響を与える。昨今、活発に研究開発が進められているセルロースナノファイバー (CNF) /樹脂複合化においてもCNFの分散性向上や界面結合形成等の重要な役割を担っている。
本講演では、無水マレイン酸変性PPの相溶化剤としての機能について、また、当研究室で行っているCNF/樹脂複合化に関する研究内容について紹介する。
(2019年12月10日 13:25〜14:40)
無水マレイン酸による反応は高分子複合材料やポリマーブレンドでよく利用されている。本講座では無水マレイン酸が重合されたポリマー添加剤が短繊維強化プラスチックやポリマーブレンドの力学特性に及ぼす影響について、理論と実験結果を併せながら解説する。
(2019年12月10日 14:50〜16:05)
高分子をマレイン酸変性する目的はそれにより複数の異なる高分子のブレンドが可能となり、様々な構造のポリマーアロイを作ることができるからである。しかし、重合段階でマレイン酸変性すると、高分子同士をブレンドするまでに、高分子の劣化や変色が起こることが予想される。そのため高分子同士を二軸混練すると同時にその過程でマレイン酸変性するというリアクティブプロセッシングの手法が一般的である。この手法はとても実用的な化学合成・反応ともいえる。これを用いたさまざまな高分子のポリマーブレンドとその分析について解説する。
(2019年12月10日 16:15〜17:30)
無水マレイン酸を用いた複合材料、さらには接着を阻害する不具合に至るまで、最新の各種分析技術がいかにその構造、接着メカニズムに迫れるかを解説し、より高い複合材料設計の指針を提供する。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2025/8/28 | 何方でも理解できる発泡プラスチックの基礎 | オンライン | |
2025/8/28 | 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 | オンライン | |
2025/8/29 | 高分子合成・重合反応のメカニズムと設計指針 | オンライン | |
2025/8/29 | 何方でも理解できる発泡プラスチックの基礎 | オンライン | |
2025/8/29 | 高分子材料の誘電・絶縁特性の基礎、絶縁劣化・破壊メカニズムとその対策 | オンライン | |
2025/8/29 | シリコーン製品の基礎と用途・取り扱いのポイント | オンライン | |
2025/8/29 | ポリマーブレンド・アロイの基礎と評価方法 | オンライン | |
2025/8/29 | セルロースナノファイバーの複合化技術と計算科学を用いた構造解析 | オンライン | |
2025/9/2 | 製品設計に役立つゴム材料の勘所と最適設計手法 | 東京都 | 会場・オンライン |
2025/9/3 | 可塑剤・フタル酸エステルを取り巻く国内外の規制・市場動向と今後の課題 | オンライン | |
2025/9/4 | プラスチック、フィルム分野における「伸長流動」の考え方、その測定法と応用 | オンライン | |
2025/9/4 | コーティングプロセスにおける縦スジ・横段・点欠陥と対策 | オンライン | |
2025/9/5 | エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤の種類、特徴と硬化物性の評価、トラブル対策 | オンライン | |
2025/9/5 | 高分子材料へのフィラーのコンパウンド技術およびナノコンポジット化技術、その特性・分散性制御と機能性付与 | オンライン | |
2025/9/8 | プラスチック発泡体の気泡構造制御と成形条件最適化、トラブル対策 | オンライン | |
2025/9/8 | 高分子製品・フィルムの劣化と寿命解析 | オンライン | |
2025/9/8 | 高分子複合材料の力学特性評価と耐衝撃性改善 | オンライン | |
2025/9/9 | エポキシ樹脂の配合設計と硬化剤の選び方、使い方 | オンライン | |
2025/9/9 | 二酸化炭素を原料とする有用有機化合物製造技術の研究開発動向と展望 | オンライン | |
2025/9/9 | 高分子合成・重合反応のメカニズムと設計指針 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2004/9/1 | ポリエステル樹脂総合分析 |
2002/3/1 | 新しい機能性モノマーの市場展望 |
1987/11/1 | 最新小型モータ用材料の開発・応用 |
1986/11/1 | プラスチック光学部品コーティング技術 |